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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 111

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■ 今回の使える技 「部分的に一致した単語を検索する技」

 ・特定の文字列を検索したいときは[編集]→[検索]を使って、検索
  しますが、検索したい文字列がはっきりしないときは困りますよね。
  たとえば、何県だか忘れたけど、とりあえず都道府県名を検索したい
  というようなときです。今回は、そんなときに役立つ技を紹介します。

  ★ 部分的に一致した単語を検索する技

  ここでは、○○県を探すものとして説明します。

   ・文書の先頭にカーソルを置く

   ・[編集]→[検索]で、ダイアログボックスを出す

   ・[オプション]ボタンを押す

   ・「ワイルドカード」を使用するにチェックを入れる

   ・検索する文字列に ??県 と入れる

   ・次を検索を押す(以後、繰り返し)

 ・これで、県名に関係なく、○○県という形で検索されます。この ?マ
  ークは、ワイルドカードと呼ばれているもので、これについては、上
  達のヒントで説明します。とりあえず「任意の二文字」プラス「県」
  の形になっているものがすべて検索の対象になります。ですから、神
  奈川県などは、奈川県で検索されますが、探すのが目的ですから、問
  題ないでしょう。
 
■ 上達のヒント 「ワイルドカードを覚えよう」

 ・今回使える技で紹介した「ワイルドカード」とは何でしょうか?
  野生のカード?まあ、そうには違いないのですが、具体的には、トラ
  ンプのジョーカーを表した言葉です。また、最近は、メジャーリーグ
  ブームなので、聞いたことがある人も多いと思いますが、プレーオフ
  にワイルドカードで出場などという場合もあります。これは、地区優
  勝できなかったチームから勝率などでプレーオフに出場できる枠のこ
  と。テニスなどでは、主催者の裁量で出場できる枠をワイルドカード
  と呼ぶことがあります。

 ・それでは、パソコンでは、どうでしょうか?やはり、同じような意味
  を持っています。ワイルドカードを設定したところは、何が来てもい
  い、つまりジョーカーだと思えばいいのです。今回は、??というカー
  ドを使い、県をつけることで、実際は、○○県を検索しました。この
  ? が、カードなのです。

 ・ワイルドカードの種類はたくさんありますが、とりあえず、日本人と
  して、とりあえず覚えておきたいのは、2種類。

   「?」任意の一文字 「*」任意の文字列

  このクエスチョンマーク(?)とアスタリスク(*)を覚えておきましょう。
  わかりやすいように例をあげますと「田?」ならば、田と一文字です
  から、田島、田中、田崎などが検索されますが「田*」ならば、田と
  任意の文字列ですから、田野倉なども検索されます。しかし「*」は、
  とんでもない範囲を検索してしまう場合もありますので、できるだけ
  「?」を使った方がいいと思います。一文字なら、?、二文字なら??と
  いう感じで、前後だけでなく、真中にはさむこともできます。とりあ
  えず使ってみて感触をつかんでください。
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◆ ダイジェスト <68号「使える技」から>
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★ ファイルをコピーで開く技

  [ファイル]→[開く]で、ダイアログボックスを出す

  開きたいファイルの上で右クリック→[コピーとして開く]をクリック

■ 作者より一言

 ・最近、質問がものすごく多いのですが、ときどき回答したのにもかか
  わらず、戻ってきてしまうものがあります。最近も2件ありました。
  質問には、すべてお答えしていますので、もし、回答がない場合は、
  何らかの理由で、届かなくなっているものと思われますので、心当た
  りのある方は、もう一度、送ってください。その際、返信できるメー
  ルアドレスでお願いします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 112

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■ 今回の使える技 「フォルダを開かずファイルを削除する技」

 ・みなさんは、いらないファイルを削除するとき、どのような方法をと
  っていますか?保存されているフォルダを開いて削除されている方が
  多いと思いますが、今回は、フォルダを開かず、手軽に削除する技を
  紹介します。
 
  ★ フォルダを開かずファイルを削除する技

   ・ワードを起動

   ・[ファイル]→[開く]で[ファイルを開く]ダイアログを出す

   ・削除したいファイルを選択して、削除ボタンを押す

 ・「なんだ、フォルダを開くほうが簡単じゃないか」と思われる方もい
  らっしゃると思いますが、確かに、ファイルを削除するだけの目的な
  らば、フォルダを開くほうが簡単かもしれません。しかし、これから、
  ワードを起動して使う、あるいは、使っている途中などでは威力を発
  揮します。また、ワードを終了する前に、ついでに気になっていたフ
  ァイルを削除しようと思ったときなどは、ずっと手間が省けます。や
  り方を覚えておいて損はないでしょう。

■ 上達のヒント 「ファイルを開くダイアログボックスの利用」

 ・今回は、[ファイルを開く]ダイアログボックスを利用した削除の方
  法を紹介しましたが、この[ファイルを開く]ダイアログボックスは、
  削除だけでなく、名前の変更や新しいフォルダを作ることもできます。
  けっこう小技として使えるのです。

 ・人間、何かを見て急に思い出すことがあります。ファイルを開こうと
  して、急に、このファイルの名前を変えようとか、削除しようとか思
  ったときに、その場で実行できます。これは、けっこう大きいのです。

 ・私自身もそうですが、後でやろうと思ったものはなかなか実行できま
  せん。しかし、思いついたときに手軽に実行できることがわかってい
  れば、こまめに処理することができます。ファイルの整理もほってお
  けば、収拾がつかなくなるものです。できることは、できるときにや
  っておくのが肝心です。

 ・また、ダイジェストのコーナーにも記しておきましたが、名前を変更
  するときは、アイコンをクリックして、文字の部分をクリックすれば
  選択状態になって上書きできるようになりますが、うまくいかないこ
  ともあります。とろいダブルクリックと称されるように、ちょっとの
  タイミングのずれで、ダブルクリックとみなされることがありますの
  で、この場面での変更は、F2を使うことをオススメします。簡単、
  確実な技ですから、思い出してください。

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◆ ダイジェスト <89号「使える技」から>
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★ ファイルの名前を変更する技

   ファイルのアイコンをクリック→F2を押す

 ・ワードだけでなく、デスクトップのアイコンの名前を変更するときな
  どほとんどすべての Windowsの操作で有効です。また、アイコンだけ
  でなく一覧になっているものでも使えますので、試してください。

■ 作者より一言

 ・最近、質問の数が、週に60通前後になって悲鳴状態です。しかし、で
  きるだけ迅速に答えるようにしています。今回、上達のヒントで述べ
  たように、先延ばしにしてしまうと、山のようになってしまい処理が
  不能になるからです。キツイですが、未処理の山を見てうんざりする
  よりは、ずっとマシです。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 113

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■ 今回の使える技 「任意の位置で入力する技」

 ・ワードでは、通常、好きなところから入力することはできません。こ
  れが使いにくいという方も多いと思います。しかし、ワード2000以上
  の方ならば、任意の位置から入力する技があります。

  ★ 任意の位置で入力する技

    入力したい位置でダブルクリック

 ・これは「クリック アンド タイプ」という機能を使っています。白紙
  上にカーソルを動かすと、何か変なマークが出ませんか?実は、これ
  がクリック アンド タイプのマークです。よく見ると、このマークは、
  両端揃え、中央揃え、右揃えのマークと同じです。

 ・つまり、このマークが出たタイミングでダブルクリックすると、その
  位置から入力できるばかりでなく、揃え方も設定できるということで
  す。得意の大きなお世話という感じもしますが、うまく使えば役に立
  ちます。

 ・このマークが出ない方は、[ツール]→[オプション]から「編集と
  日本語入力」のタブを選び「クリック アンド タイプ編集を行う」に
  チェックを入れてください。そうすれば使うことができるようになり
  ます。
 
■ 上達のヒント 「ふとしたことから便利さを知る」

 ・今回は、どこからでも入力できる「クリック アンド タイプ」を紹介
  しましたが、多少の大きなお世話はあるものの、この技は、結構いい
  と思っています。なぜなら、普段は自由に動かず、必要なときだけ、
  自由に動かせるからです。

 ・そもそも、どこからでも入力できることが本当にいいのでしょうか?
  その必要があるのでしょうか?もし、途中に挿入しようと思ったら、
  いつでも挿入できるがワープロです。わざわざ、任意の場所に入力す
  る必要はないのです。それに、入力しているとき、自由に動いてしま
  うと、下の方向キー(↓)を押すと、真下に動いてしまいます。ちょっ
  と訂正し、すぐに文末に戻りたいときなどは、うっとうしいです。そ
  の点、自由に動かないカーソルならば、文末より右へは動きませんか
  ら、その煩わしさはなくなります。

 ・しかし、レイアウトを確認しながら、イメージを作りながら入力した
  い場合などは、自由に入力できるほうが便利に感じます。ただ、その
  場合は、表枠を組んだり、テキストボックスのリンクを使ったりして
  流し込むほうが効率的です。通常の文書を作るときは、むしろ自由に
  動かない方が、余計な手間がかからないのです。

 ・ですから、この「クリック アンド タイプ」が出たときは、単に、一
  太郎などを意識して付けただけと考えていました。ところが、ある日、
  役に立つ瞬間を経験したのです。それは、図を入れたときです。先に
  図を入れてしまうと、その下に文章を続けるとき、非常にやりにくい
  のです。下手に改行をすると図が動いてしまうので、本来なら、図は
  後で入れるものですが、先に入れてイメージを確認したいときがあり
  ます。そのとき、この「クリック アンド タイプ」を使ってみました。
  これは便利と感じました。以来、ときどき使うようになったのです。

 ・改行を一気に入れたいときや、一行空けて右詰したいときなどに使っ
  ています。ほかにも使い方はあると思います。地味な機能ですが、使
  ってみると、案外役に立つかもしれません。みなさんも、ときどき使
  ってみてください。そして、役に立つと思った場面で使ってみてくだ
  さい。単に、少しだけ選択肢が増えただけですが、ちょっとしたこと
  で使い勝手というものは変わるものです。

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◆ ダイジェスト <5号「使える技」から>
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 ★ 任意の四角形の範囲を選択する技

   Alt+マウスのドラッグ

 ・普通に範囲指定すると、始点から終点まで、入力したとおりに指定さ
  れますが、四角形の形で範囲指定したいときには、Alt を押しながら
  ドラッグすると、矩形での指定ができます。これは便利。一度試して
  みてください。

■ 作者より一言

 ・先日、メールがまったく届かない事態になってしまいました。原因は
  不明ですが、プロバイダのメールサーバーの障害のようです。ですか
  ら、せっかくメールを送っていただいても、こちらに届いていない可
  能性があります。また、メールが戻ってきてしまった方もいると思い
  ます(読者から一人報告がありました)。もし、メールを出したのに
  返事が来ない方は、申し訳ありませんが、もう一度送ってください。
  対象となる日は、先週の金曜日の夜から土曜日にかけてです。よろし
  くお願いいたします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 114

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■ 今回の使える技 「ちょっとした線を入れる技」

 ・前に、便箋やレポート用紙のように線を入れるにはどうしたらいいか
  というのをやりましたが、メチャクチャ面倒でした。しかし、ある条
  件のもとでは、手軽に便箋の線のような使い方ができます。

  ★ ちょっとした線を入れる技

   ・オートシェイプで、直線を書く

   ・その線をコピー

   ・必要な本数だけ貼り付け

   ・カーソルを使って動かす

 ・これだけで、線を引くことができます。罫線とは違い、カーソルで動
  かす限りグリッド線にピタリと乗りますので、後で文字を書いてもず
  れません。行間隔を変えるとそれに対応しませんが、通常の間隔で作
  るときは問題なくできます。

 ・また、この線の先頭部分(最初の行だけ)を改行すると、すべての線が
  文字にともなって動きますが途中で改行する分には動きません。ちょ
  うど便箋を使うような感じで使えます。

 ・ただ、2000のSP-2以前のバージョンでは、できないかもしれません。
  実は、この技はできないと思っていたのですが、読者の質問で実験し
  ているうちにできるようになったのです。ですから、もし、できない
  場合は、アップデートしてみてください。私の場合は、雑誌のCD-ROM
  からしましたが、Microsoft のホームページからもできます。

 ・もう一つ、すべてを選択して削除すると、この線も消えてしまいます。
  しかし、Ctrl+A を押して、Shift を押しながら、カーソルを一つ戻
  すと、すべて選択ではなくなり、そのタイミングで Delete ボタンを
  押すと、線だけ残ります。どちらにしても、このような使い方をした
  い方は、試してみてください。また、報告もください。

■ 上達のヒント 「罫線とオートシェイプ」

 ・ワードには、罫線とオートシェイプがあります。この二つを使い分け
  るにはどうしたらいいのでしょうか?

 ・はっきり言ってしまえば、明確な区別はありません。両方とも、独自
  に機能が発達してきたものと思われ、場合に応じて使い分けるように
  できているものではないと考えています。

 ・2000以降のバージョンでは、罫線も自由に動かせますし、違いを感じ
  させる面が少なくなってきました。しかし、罫線は、基本的に「表」
  なのです。日本人の場合、罫線を「線」ととらえている人が多いので
  はないでしょうか?

 ・確かに、線としてとらえると非常に使いづらいですね。特に、鉛筆ツ
  ールなどでやろうとすると、なかなか自由になりません。そんなとき
  は、オートシェイプの直線を試してみましょう。罫線に比べ自由度が
  高いですから使いやすいかもしれません。

 ・どちらにしても、まだまだ罫線の使い方などをマスターしている人が
  少ないようです。読者からの質問でも、適切なものは少ないです。ワ
  ープロ専用機や一太郎の影響で、ワードの使い方がなじめないようで
  す。

 ・わたしは、たくさんのワープロ専用機(10台以上)や、ワープロソフト
  を使ってきましたが、その中で、いちばん簡単に複雑な表を作れるの
  がワードだと思います。意外に思われる方がいらっしゃるかもしれま
  せんが、97年ごろ、私が一太郎をやめてワードにしたのは罫線が使い
  やすかったからです。そして、オートシェイプが、非常に優れていた
  からです。

 ・食わず嫌いが多く、世間でも、そう吹聴されているため、チャレンジ
  する人が少ないようですが、罫線とオートシェイプをうまく使える人
  が、ある意味、ワード使いの名人と言えるのではないでしょうか?決
  して難しくありません。試行錯誤して、マスターしてください。

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◆ ダイジェスト <11号・12号「使える技」から>
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◎ いろいろな罫線の技

  ★ ドラッグ→その罫線だけが移動する

  ★ Ctrl+ドラッグ→表の幅は変らず,その罫線が移動するとともに
    右側の残りの列の幅が,同じ割合で縮小する

  ★ Shift+ドラッグ→その罫線が移動するとともに表の幅が大きく
    なる。他の列幅は変らない。

  ★ 表幅を変えずに一番左の列を広げ,残りの列を均等にする技

    CtrlとShiftを同時に押しながらドラッグ

■ 作者より一言

 ・オリンピック、真っ盛りですね。前回の長野とは違い、時差の関係で、
  観戦するのも大変です。寝不足の方も多いと思いますが、上手に観戦し
  て、体調を壊さないようにしてください。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 115

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■ 今回の使える技 「カタカナ語を英語に変換する技」

 ・普段、あまり英字を入力しない方にとって、Microsoft とか Word な
  どと入力するのは面倒ですね。ローマ字の感覚と英語のスペルとの感
  覚は違いますから違和感があります。そこで、今回は、そういう方に
  役立つ技を紹介します。

  ★ カタカナ語を英語に変換する技

   ・MS-IMEのツールバーを出す。

   ・ツールバーの[プロパティ]から「辞書/学習」のタブを開く。

   ・「システム辞書」の一覧から「カタカナ語英語辞書」にチェック
    を入れて、OKを押す。

 ・これで、マイクロソフトと入力し、変換すると、Microsoft も変換候
  補に入ります。エクセルなら EXCEL や Excel などが候補に入ります
  ので、正確な綴りを知らなくとも英字を入力できます。

 ・邪道といわれれば、それまでですが、普段、あまり英字を使わないけ
  ど、ときどき使う必要のある方は、非常に便利です。実は、私も、メ
  ルマガを書く場合、重宝しています。こういう機能が、いいのか悪い
  のかについてはわかりませんが、試してみる価値はあると思います。

■ 上達のヒント 「何事も実戦的に」

 ・今回、邪道とも思える技を紹介しました。抵抗がある方もいらっしゃ
  ると思います。特に、純粋に英語に励んでいる方にとっては、とんで
  もないと思うかもしれません。

 ・しかし、それはそれでいいと思います。ソフトの使い方は、千差万別
  ですから、自分に合ったものを選択し、合わないものは選択しなけれ
  ばいいのです。そして、便利だと感じる機能は積極的に使い、不便に
  感じる機能はオフにしてしまうのが実戦的だと考えています。

 ・ワードに限らず、パソコンは、あくまでも道具ですから、それを使え
  ること自体は、それほど意味のあることではありません。どのように
  使うかが問題です。そして、それは、その人なりに違っているわけで
  すから、自分にとって使いやすいように設定することが肝心です。

 ・とはいえ、思い込みだけで、便利な機能を排除してしまったり、不便
  な方法を選択してしまうのは賢明ではありません。少しでも使えるな
  と感じたら、とにかく試してみましょう。そして、本当に自分にとっ
  て便利かどうかを感じてみましょう。最初は便利だと思っても、使っ
  ているうちに、かえって面倒だと感じる場合もあります。そのときは、
  また、設定を戻してみましょう。そんなことを繰り返しているうちに、
  本当に自分に合った設定を探し当てることができるのです。

 ・このメルマガをそういう目的で読まれている方も多いと思います。ま
  た、このメルマガのテーマも「上達」がメインであり、操作の解説は、
  おまけみたいなものです。試行錯誤を繰り返し、自分にとって使いや
  すいワードを作り上げてください。
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◆ ダイジェスト <2号・51号「使える技」から>
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★ 印刷順序を逆にする技

  [ツール]→[オプション]→「印刷」のタブを開き

  [印刷順序を逆にする]をチェック

 ・こうしておくと、最後のページから印刷されますので、印刷が終わっ
  たとき、順序良く並べられてきます。何ページもある印刷をするとき
  は、後で、並べ替えなくてもすみますので便利です。

■ 作者より一言

 ・受験シーズン、真っ盛りですね。読者のみなさんの中にも身近に受験
  生をお持ちの方がいると思います。わたしは、受験生向けのホームペ
  ージを運営していますので「明日、本番です、ドキドキです」などと
  いうメールもたくさんいただいています。みなさん、いい結果が出る
  といいですね。また、このメルマガの読者にも、受験生の方がいると
  思いますが、全力でがんばってほしいと思います。


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