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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 101

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■ 今回の使える技 「挿入した図を簡単に修正する技」

 ・ワードは、基本的にグラフィックソフトではありませんが、ワード単
  体でも、グラフィカルなものを作ることができます。これは、また、
  おいおい話していきたいと思いますが、今回は、挿入した図を修正す
  る技を紹介します。

  ★ 挿入した図を簡単に修正する技

   図を選択して、「図のツールバー」で修正

 ・みなさんは、図のツールバーを使ったことがありますか?わたしも、
  最初は馬鹿にして使わなかったのですが、これが、結構便利。まず、
  どこでもいいですから、ツールバーがあるところで右クリックします。
  すると、ツールバーのリストが出ますから「図」を選びます。そうす
  ると、図の挿入のアイコンもありますから、先に出してもいいでしょ
  う。ここで、さまざまな設定ができます。

 ・まず、左から2番目のアイコンを押すと、白黒やグレースケール、透
  かしなどの設定もできますし、他のアイコンでは、コントラストや明
  るさなどを設定できます。先日、スキャナーで読み込んだ図が、濃す
  ぎたので修正しようと思ったのですが、ここで、ちょっと明るさを変
  えただけできれいになりました。

 ・もちろん、本格的なグラフィックソフトのようには行きませんが、ち
  ょっとした修正ならば十分です。また、このツールバーは、折り返し
  点の編集などのアイコンもありますので、ここで、「四角」などを選
  べば、図も自由に動くようになります。

 ・とにかく、練習でやってみてください。かなり使えます。図の書式設
  定のアイコンもありますので、図を使いたいなと思ったら、先にツー
  ルバーを出してから作業をはじめた方が効率がいいと思います。
 
■ 上達のヒント 「復習することの大切さ」

 ・前回、インデックスとして、創刊号から 100号まで学習した項目を送
  りました。以前からの読者の方は、おやっ?と思ったのではないでし
  ょうか。これまでは、ダイジェストとして発行してきたからです。

 ・何故、ダイジェストがインデックスに変わったのかといいますと、読
  者の方からダイジェストが、少し不足であると言う指摘を受けたから
  です。もう少し詳しく再現してほしいということですね。そこで、い
  ろいろ考えた結果 101号より、毎回、ダイジェストコーナーを設ける
  ことにしました。これまで紹介してきた技を簡単に再現いたします。
  もちろん、詳しく学びたい方は、バックナンバーを見てもらうことに
  なりますが、ダイジェストを見るだけでも、かなり勉強になるように
  作ります。読者数も、創刊当時よりは、5000人は増えていますし、解
  除された方もいますから、実際は、もっと多くの方が、途中から読ん
  でいることになります。また、創刊号からの読者も、すべての技を覚
  えているわけではないと思いますので、復習の意味をかねて、新コー
  ナーを見ていただければ幸いです。

 ・そして、復習することも上達には欠かせないものだと思います。人間、
  忘れる動物ですから、忘れることは恥ずべきことではありません。忘
  れたら、また覚えればいいことです。無理に覚えたものは忘れますが、
  自然に覚えたものは忘れにくいものです。ときどき、過去のメルマガ
  に目を通すか、バックナンバーをネットサーフィンしてください。ち
  らと目を通すだけで、全然違います。そのきっかけとしてダイジェス
  トコーナーを活用してください。
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◆ ダイジェスト <1号・「使える技」から>
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 ★ 段落書式を初期化する技 Ctrl+Q

 ・ワードを使う上で、最も大切なのは「段落」意識。段落とは、国語で
  習った段落ではなく、単に「Enter を押して改行したところまでの一
  つの塊」を言います。ですから、一文字入れて改行しても、それは、
  一つの段落になります。

 ・ワードでは、基本的に、Enter を押すと、自動的に前の段落の書式が
  継続されます。これは便利な機能なのですが、箇条書きやインデント
  などを設定している場合、解除するのに苦労することが多いものです。

 ・しかし、この技を知っていれば、瞬間的に、段落書式は初期化され、
  元に戻ります。解除したいと思ったら、Ctrl+Q を押してください。
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■ 作者より一言

 ・先日、読者の方の質問に答えていたら、3時間かかってしまいました。
  質問メールの7、8割は、数分で処理できるのですが、残りの2、3
  割は、少し時間がかかります。ワードだけでなくエクセルや歴史など
  の質問もあり、だいたい週に30通ぐらいの質問に答えています。これ
  は、かなりの負担になります。

 ・しかし、質問を受けることは、自分の勉強にもなりますし、質問大歓
  迎がウリのメルマガでもありますから、これまでどおり遠慮なく質問
  していただいて結構です。ただ、フッター部分に書いておいたお願い
  をなかなか守っていただけませんので、ホームページ上に「質問受付
  所」を設けることにしました。(フッター部分を見てください)
  質問なされる方は、こちらからどうぞ。ルールも明記してありますの
  で、できるだけそれに沿って質問してください。件名が自動的に挿入
  されるようになっていますので、そちらを使っていただくとありがた
  いです。自動仕訳を使っていますので、件名がばらばらだと管理しづ
  らいですし、このメルマガを直接返信で送ると「Re 覚えよう!『ワ
  ード』の『本当に使える技』」という感じで届きますので、ウィルス
  と区別がつきません。しばらくの間、このようなメールは、すべてウ
  ィルスと判断し、開封しないで削除しますので、せっかく質問してい
  ただいても回答をさしあげられません。

 ・そんな訳ですので、質問なさりたい方は、必ず、受付所からどうぞ。
  よろしくお願いいたします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 102

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■ 今回の使える技 「図を文字列の周囲に回りこませる技」

 ・文書に図を挿入したとき、レイアウトを考えて、うまく回りこませた
  いと思うことがありませんか?実は、ワードでは、実にさまざまな回
  りこませ方があります。基本技ですが、読者からの質問も多いので、
  今回は、まとめて紹介いたします。

  ★ 図を文字列の周囲に回りこませる技

   図の上を右クリック→[図の書式設定]→[レイアウト]→[詳細設定]

   または、図形ツールバー→「テキストの折り返し」

 ・すでに、他の技で紹介していますが、それを含めて説明しましょう。
  まず、単に図を挿入した場合「行内」が指定されます。これは、図も、
  文字と同じようにカーソル位置に配置され、左揃え、中央揃え、右揃
  えができます。操作は、文字列と同じようにツールバーで行います。
  図は、行内に固定され、自由に動かすことはできません。

 ・しかし、「行内」以外に設定した場合、図は、ドラッグアンドドロッ
  プで好きな位置に動かすことができます。これは、すでに紹介しまし
  た。では、どのように回り込むのでしょうか?

   四角:図の形に関係なく、四角で囲まれた範囲を回り込みます。円
      形の図形でも四角形で回り込みます。

   外周:図の輪郭に沿って回り込みます。図の形によっては、
      四角で回り込むよりきれいな場合があります。

   背面:文字列の背面に入ります。つまり、文字を上に乗せた
      いときなどに使います。

   前面:背面とは逆に文字の上に乗ります。ですから、図の下
      の文字は隠れてしまいます。

   上下:文字列は、図のある行は避け、上下に移動します。

   内部:外周に似ていますが、内部にある空白部分にも文字列
      は回り込みます。

 ・どちらにしても、実際、試してみてください。また、前回も紹介した
  ように、図のツールバーを使えばワンタッチでできます。更に、ツー
  ルバーの一番下に、「折り返し点の編集」という項目があります。こ
  れを使うと、手動で自由に折り返しできるようになります。こちらも、
  実際にどんなものなのかを試してみてください。
 
■ 上達のヒント 「結局、マメにいじること」

 ・上達のヒントとして、つれづれなるままに語ってきましたが、結局は、
  「マメにいじる」ことが一番の上達法のようです。いじらないで、あ
  れこれ考えている暇があったら、どんどんいじりましょう。マニュア
  ルを読んだり、解説本を読んだりして、スラスラ分かる人は、かなり
  の使い手です。そのレベルまでいっていない人は、やはり、いじるこ
  とでしょう。

 ・実際、私自身も、パソコンは使えても、いじり慣れていない携帯やビ
  デオなどは、操作に迷うことが多いのです。やはり車の運転と同じで、
  免許を持っていても、実際に乗らなければ上達しないのです。そして、
  あまり考えずとも適切な運転ができるように、パソコンも身体で覚え
  ることが肝心です。

 ・ですから、必要がなくとも、ワードを立ち上げて、覚えた技をあれこ
  れ使ってみてください。会社で使うから仕方なく使っていらっしゃる
  方も多いようですが、この「仕方なく使う」という気持ちは、百害あ
  って一利なしです。どうせ使うなら達人になってやるぐらいの気持ち
  で楽しみながら使ってください。人間、楽しめるようになれば、どん
  どん上達するものです。みなさんの上達を願ってやみません。
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◆ ダイジェスト <2号・「使える技」から>
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 ★ 文字書式を初期化する技 Ctrl+スペースキー

 ・例えば、文字サイズを変更したり、太字にしたりすると、次に打つの
  文字にその書式が継続されてしまいます。そんなときに役立つ技が、
  Ctrl+スペースキーです。ワードを使う場合、入力してから編集する
  のが基本ですが、先に文字書式を設定してしまうことも多いと思いま
  す。そんなときは、迷わずこのキーを使ってください。標準の書式に
  戻ります。

■ 作者より一言

 ・忘年会シーズンですね。もう、いくつもこなした?方も多いと思いま
  す。yosshyは、今年は、まだ。多少の予定はありますが、それほど多
  くはありません。どちらにしても身体にだけは気をつけて楽しんでく
  ださい。

 ・尚、このメルマガは、今年は、今回で終了させていただきます。毎年、
  発行スタンドの休みに合わせて休ませていただいていましたが、今年
  は、12月24日から1月6日まで、すべてのメルマガを休むことに決め
  ました。これまで、約900日で930回のメルマガを発行してまいりまし
  たので、少しリフレッシュしたいと思います。ご容赦ください。

  今年も、ご愛読ありがとうございました。
  次回お会いできるのは、1月8日です。しばしのお別れですが、今後
  ともよろしくお願いします。それでは、よいお年を!


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 103

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■ 新年のごあいさつ

 みなさん、明けましておめでとうございます。今日から再開いたします。
 どうぞ、今年もよろしくお願いいたします。

■ 今回の使える技 「吹き出しの口を自由に変化させる技」

 ・漫画のセリフなどを入れる「吹き出し」も、うまく使うと効果的です
  ね。ワードには実にさまざまな吹き出しが用意されています。今回は、
  その吹き出しに関する技を紹介します。

  ★ 吹き出しの口を自由に変化させる技

   作成された「吹き出し」をクリックして選択

   黄色のひし形の部分をドラッグ

 ・たったこれだけで、吹き出しの口を変化させることができます。方向
  を変えるのもよし、長さを変えるのもよしで、自由に変えることがで
  きます。

 ・吹き出しの作り方は、[図形描画]のツールバーから[オートシェイプ]
  を選び[吹き出し]をクリックして、お好みの形を選ぶだけです。もち
  ろんなかには文字を入れられますし、拡大縮小なども通常どおりでき
  ます。

 ・特に、線吹き出し(2行目以降)の場合は、線の部分をクリックして、
  [図形描画]の矢印ツールバーから矢印を選ぶと、線の部分を矢印に変
  化させることもできます。もちろん、線の太さや種類も、すべて[図
  形描画]のツールバーで操作できます。その他、フォントの色、表面
  の色なども同様です。いろいろ試してみましょう。思わぬ効果がある
  かもしれませんよ。
 
■ 上達のヒント 「中級者への道」

 ・新年を迎えて、今年こそワードを使いこなすぞ!とか、中級者になる
  ぞ!と決意を固めている人も多いのではないでしょうか?そこで、今
  回は、中級者とは何か?について考えてみたいと思います。

 ・そもそも「パソコンの中級者って何?」といわれても明確に答えられ
  る人はいないでしょう。そんなに難しいことはできないけど、まあま
  あパソコンの機能をだいたい使いこなしている人というあたりでしょ
  うか?どちらにしても、基準はありません。

 ・そこで、きわめて個人的な意見ですが、私、yosshyが考える中級者の
  条件について示してみます。

 ・まずは、「基本機能」をよく知っているということ。ワードには、さ
  まざまな機能がありますが、その基本機能の大部分を知っていること
  が条件になると思います。そして、自由に「カスタマイズ」できるこ
  と。これも、条件のひとつと考えます。また、ワードに限らず、パソ
  コンを操作する場合、いくつかの方法がありますよね。たとえば、コ
  ピーするにしても、メニューバーから選ぶ、ツールバーから選ぶ、右
  クリックをするCtrl+Cを押すなど。これらを知っていること。

 ・しかし、一番大切なのは、「適切に使えること」だと考えます。どん
  なに技を知っていても適切に使えなければ中級者とは言えません。場
  面に応じて、適切な技を使える。これができて初めて中級者といえる
  のではないでしょうか?言い方を変えれば、いくら技を知っていても、
  適切に使えないうちは、まだ、初級の域を出ていないといえるでしょ
  う。マウスを握っている状態で、ショートカットキーを使ったり、キ
  ーボードに手があるのに、マウスでOKボタンを押したりしているう
  ちは、中級者とは言えないと思います。

 ・結論を言えば、中級者とは、基本技をたくさん知っていて、自由にカ
  スタマイズでき、適切な場面で適切な方法で操作できる人と考えます。
  それも、考えてやるのではなく、自然に体が動く状態になって初めて
  初級の域を脱したと言えると思います。

 ・もちろん、これは、個人的な意見ですから、異論もあると思いますが、
  読者の方には、是非、自然に手が動くようになってもらいたいと思い
  ます。がんばってください。

■ 作者より一言

 ・年末年始にも、たくさんの質問メールをいただきました。大晦日や元
  旦にも何通か質問メールをいただき、ビックリしています。熱心に読
  んでいただき、本当にありがたく思います。私自身、ホームページの
  作者のコーナーのエッセイで「熱心には熱心をもって応えるのが当然
  である」と書きましたが、それは、盆も正月も関係ありません。今年
  も、時間の許す限り迅速に回答を送りたいと思っています。

 ・また、読者の方から、年賀状メールやあいさつメールなどもたくさん
  いただきました。こちらもありがとうございます。これからもがんば
  りますので、よろしくお願いいたします。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 104

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■ 今回の使える技 「図形の影の位置を自在に移動する技」

 ・テキストボックスやオートシェイプで描いた図形に影をつけることが
  あると思います。今回は、この影位置を自在に動かす技を紹介します。

  ★ 図形の影の位置を自在に移動する技

   [図形描画]のツールバーから、任意の図形を描く

   図形を選択して、ツールバーの「影」ボタンを押す

   好みの影を選ぶ

  これで、とりあえず、影付きの図形が出来上がります。しかし、今回
  のテーマは、影をつけることではありません。

   その図形を選択して「影」ボタンを押し「影の設定」ボタンを押す。

   「影の設定」ツールバーが出るので、そこで調節する。

 ・この「影の設定」のツールバーを知っていると、作った後に、影を微
  調整できます。上下左右クリックするだけで、微調整されますので、
  便利です。一度試してみてください。
 
■ 上達のヒント 「バックナンバーを読む」

 ・ときどきバックナンバーを読んでいて、なるほどなと思うことがあり
  ます。自分で書いたものであるのにもかかわらず、そう思うことがあ
  るのですから、読者の方にとって、バックナンバーを読むことは、大
  いに役立つことであると信じます。

 ・実際、受け取る質問メールの半分近くは、過去に紹介したものです。
  しかし、量も多いのでなかなか見つからないのは仕方がありません。
  私としても、余裕があれば、見つけやすいようにしたいと考えていま
  すが、なかなか実現しません。

 ・しかし、メルマガを読むように、バックナンバーを読み流すことは、
  できるはずです。5回で1ページになっていますから、常時接続でな
  い方も、1回開いてしまえば、回線を切ってでも読むことができます。
  是非、眺めてください。好きなときに好きなだけ読んでください。そ
  うすれば、必ず上達します。がんばってください。

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◆ ダイジェスト <2号・51号「使える技」から>
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 ★ 確定した文字を未確定に戻す技

   Ctrl+Backspace

 ・文字を確定した瞬間、間違いに気づいたら、この技を、すぐに未確定
  状態に戻ります。そこで、もう一度変換キーを押してみてください。
  しかし、他の動作が入ってしまうと利きません。そういう場合は、

 ★ 確定してしまった文字を変換する技

   文字列を選択→変換キーを押す

 ・文字列を選択しなくとも、文字列の上にカーソルを置いて変換キーを
  押せば、たいていの場合は大丈夫です。ただし、この技は、2000以上
  でないとできません。

■ 作者より一言

 ・現在、ワード・エクセルの質問が山のように来ています。少しずつ処
  理していますが、2、3日かかることをお許しください。読者の方が
  熱心だとやりがいがあります。私自身、向上心が非常に強いので、う
  れしくなってきます。「現状維持は退歩である」これは、私の好きな
  言葉のひとつです。


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     覚えよう!『ワード』の『本当に使える技』 105

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■ 今回の使える技 「印刷されない文字を作る技」

 ・たとえば、教材などを作るとき、先生用は答えの入ったもの、生徒用
  は、答えのないものを使用するという場合があると思います。今回は、
  そんなときに役立つ技を紹介します。

  ★ 印刷されない文字を作る技

    印刷したくない文字を選択

    [書式]→[フォント]から「フォント」のタブを開き「文字飾り」
    にある「隠し文字」をチェック

 ・これで、画面に表示されていても、印刷されるときは、空白になりま
  す。教材やテストなどを作るときには便利です。また、隠し文字も含
  めて印刷したいときは、[ファイル]→[印刷]の[オプション]ボタンを
  押して、「同時に印刷する項目」の「隠し文字」にチェックを入れれ
  ば印刷されます。先生用として解答が入ったものを印刷したいときは、
  この方法を使いましょう。

 ・他にも、いろいろ使い方はあると思います。必要に応じて工夫してみ
  てください。結構、役に立つ技だと思います。
 
■ 上達のヒント 「大胆に操作する」

 ・前にも少し述べましたが、上達するためには、大胆に操作することが
  大切です。何でもそうですが、失敗するのではないかと考え、縮こま
  っているうちは、あまり上達は望めません。

 ・しかし、そうは言っても、人間、なかなか大胆になれないものですよ
  ね。特に、初心者の場合、壊したら大変だという頭があり、どうして
  も引いてしまうことが多いようです。

 ・そこで、今回のダイジェストでは「元に戻る」を再掲しておきました。
  失敗しても、いつでも元に戻れるという気持ちがあれば、少しは大胆
  になれます。柔道などでも、最初に受身を練習するように、人間、失
  敗したときどうしたらいいのかがわかっていると大胆になれるもので
  す。フォローの技をたくさん覚えれば、それだけ、大胆に操作するこ
  とができるようになります。

 ・次回は、ユーザー設定に失敗したときの技を紹介するつもりです。ユ
  ーザー設定は、非常に便利な技ですが、失敗したとき、直し方がわか
  らないため躊躇している人も多いと思います。この躊躇も、上達の妨
  げになりますので、フォローする技は、すぐに使わなくとも、マーク
  して覚えるようにしてください。

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◆ ダイジェスト <6号「上達のヒント」から>
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 ★ 元に戻す技:Ctrl+z

 ・他にも、[編集]→[元に戻す]、標準ツールバーの[元に戻す]ボタンで
  も同じ操作ができますが、このショートカットキーを覚えておくとい
  いでしょう。ワードだけでなく、ほとんどすべてのソフトで使えます。

■ 作者より一言

 ・年が明け、3連休も終わり、そろそろ通常モードへの切り替えの時期
  に来ていますね。まだ、身体が重い人もいるかもしれませんが、がん
  ばってください。


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