| 《１周年記念特別企画》 何かヘンだぞ、光秀＝天海 | |
| 掲示板に投稿された、こたつ城主さんのつぶやきです。光秀と天海のイメージが合わず、無理やりストーリーを展開するも、引っかかるものが取れない。管理人のyosshyが、やはり、無理やりこじつけようとしてもスッキリしない。やはり、光秀＝天海に無理があるのか・・・？ | |
| 天海は、悪役・・・ | |
| 私の中では、天海は悪役というイメージがあるので、光秀と同一にはならないんですが、それは、元々天海の事をよく知らないからだし、だいたいそれを言い始めると、反則になってしまいますから、あくまでも同一である事が絶対条件の遊び、という事で参加します。 それで、自分の中のあくまでもダーティなイメージを生かすと、家康の補佐と言うより、怪しげな祈祷や豊富な知識を使って、徳川内部の裏の実権を握っていく怪奇物語(^O^)！ これに春日局や家康の側室などが絡まり、天海に心酔していく人が増えていく！ この陰謀に気付いた秀忠は、大奥や日光東照宮建設などを食い止めようと賢明に働くのだけど、最後は「亡き大御所のご意向に逆らっている」と決め付けられ、引退を余儀なくされるのです(^^)。むふふ……。 しかし肝心の、それで何をしたかったのか、という所が自分でも思いつかないので、細かい詰めが、我ながら出来ないんですけどね(-_-;)。 |
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| 本当に光秀だったら…… | |
| それで、光秀だったら……という事になると、何となく引っ掛かってしまうのが、秀忠の娘、和子を入内させ、中宮の座に半ば無理やり就かせてしまう幕府の横暴さを、黙って見てるだろうか、という疑問。 ただこの辺は、天海（＝光秀）自身は、実は反対だったか知らされていないか何かで、より密接に幕府に関わることで、ますますダーティな色合いを深めてしまうのだけど、実は、より大きな幕府の陰謀を阻止させるべく暗躍してた！という話になるのです(^^)。 （うまくまとめたつもり） 実際、暗躍した人って、真実を表沙汰にすることなく歴史の闇に埋もれ、アイツは悪い奴、と後世言われつづける事があるけど、ホントは表面協力してるフリをしながら、実は……という事もあると思うんですよね〜。 |
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| う〜ん、何かヘンだ・・・ | |
家康を悪者にするか、秀忠を悪者にするか、といった所だと思います。 もしも、もしも……ですよ。家康が佳代ちゃんの言うとおり、信長を朝廷殲滅の立役者と見なして、本能寺を起こすのに一枚噛んでいたとしたら、この時になって、同じ事をし始める家康に光秀が初めて気付く、というのでは、何だか光秀がマヌケな感じが……(^_^;)。 光秀が最初から気付いていて、家康に味方するフリをしながら、実は……という話なら、悪役天海の存在意義もあるのかもしれませんね。しかしこれでも、光秀は、本能寺の変までは家康に騙されてたって事ですよね。ヤだなぁ、何だか(^_^;)。 何となく天海って、朝廷殲滅にむしろ暗躍してた人、という感じがしちゃうんですが、非常に深く関わってながら、実は反対派ってワケですね。ふむふむ。 ただ私としては、光秀って、単なる朝廷万歳の人じゃなくて、何か徳川家が民衆にとって不利益になるような事をしでかして、初めて……みたいな所を持って来たいんですよね。例えば、自分の郷里や、元部下を救うため……とかね。 後、徳川政権になってしまうと、潰されてしまう文化人が居る……とかね。 |
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| 単なる＜天海物語＞です。 | |
| 天海……実は明智光秀は、死を前にした娘、細川ガラシアが残した秘密の遺言により、何と、将軍正室お江与の方が隠れキリシタンである事を把握していた！（という説があるらしいです(^_^;)） 関ヶ原以後、家康は朝廷に顔のきく天海（＝光秀）を利用して、天皇の養子になろうとしていた。天海は表向き、これに協力するフリをしながら、内実はこれを阻止すべく暗躍していた。 一方、秀忠正室、お江与の方は、出入りする天海の存在を、いつしか心の支えにするようになる。表向きは僧侶でありながら、天海だけがキリシタンの教えをよく知り、自分の悩みに答えてくれる存在であったからだ。お江与を憐れに思った天海は、彼女と一夜をともにする。そして生まれてきたのが家光(^_^;)。 お江与との関係を恥じた天海は、以後、彼女には近づかなくなった。やがてお江与は次男、忠直を生み、徐々に家光の存在をうとましく思うようになる。 やがて家光を廃嫡にしようとするお江与。しかし春日局の働きによって家康に伝わり、家康は家光を支持。これを機会に、春日局の地位は一気に上昇。 彼女のたっての推薦で、それまで家康の単なる相談役にすぎなかった天海は、幕府への意見自由を許される。 お江与は焦りの色を濃くし、家光を殺そうとまで画策するようになるが、逆に天海は家光の安全を守るため、大奥の建設にまで深入りしてくるようになる。 お江与は全国のキリシタン達に暴動を起こさせ、やがてそれを、我が子家光に責任を負わせ、将軍の地位を奪おうとまで陰謀の度を強める！ しかし、すぐに大坂の陣。キリシタン勢力は豊臣家とともに一掃される。 頼みにしていた姉、淀殿まで自害。お江与の陰謀は完全に失敗したのだ。 しかし天海の試練は続く。家康が天皇の養子となってから、このお家騒動が全国に波及すれば、この国は大変なことになってしまう！ 危機感を強めた天海は、茶屋四郎次郎を篭絡して、天ぷらに毒を混ぜ（誰でも思い浮かぶような発想でスマン(^_^;)）家康殺害に及ぶのであった。 やがて、まんまと日光山貫主の座に就任した天海は、秀忠に天皇になるより、天皇を上回る神として徳川家を高める方が得策である、と説くようになる。 これにより、東照宮建設は例を見ない莫大な財政を諸大名に負担させるようになるのだった。 う〜ん天海って、やっぱり悪役。何とか善玉にしようとして考えた話なので、今イチ光秀と同一である部分は、そっちのけになっちゃいました(^_^;)。 |
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| 最後まで、スッキリしなかった城主様でした。考えてみれば、この企画、光秀＝天海を前提としてのシミュレーションでしたので、イメージが合わないとストーリーを展開させることは困難ですよね。例えば、幕府が禁中並びに公家諸法度を出したのは、朝廷の力を弱めるためと考えるのか、朝廷を存続させるためと考えるのかによって立場が180度変わってしまいます。闇で暗躍している人間を推理するのですから大変です。 でも、城主さんのご意見を伺って、これまで考えていたことと違う新しい発見があり、うれしく思いました。何か突破口が開けるような気がします。読者のみなさんも、裏をよく読みとって参考にしてください。 |
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