☆ 基本年表 ☆

年代 出 来 事 関連事項・人物など
57 倭の奴の国王が漢に使いを送る 漢の光武帝より金印を授かる。志賀島で発見。
239 卑弥呼が魏に使いを送る 魏志倭人伝に書かれている。
538 百済から仏教が伝わる 聖明王が仏像・経典を献上する。
593 聖徳太子が推古天皇の摂政となる 憲法十七条,冠位十二階,飛鳥文化。
607 小野妹子を隋に送る 隋の皇帝煬帝に国書をしたためる。
645 大化の改新 中大兄皇子(→天智天皇),中臣鎌足(→藤原鎌足)
672 壬申の乱おこる 天智天皇の弟(大海人皇子)が子(大友皇子)を破る。
701 大宝律令の制定 藤原不比等・刑部親王編纂。
710 都を平城京に移す 元明天皇が現在の奈良に遷都。
723 三世一身の法を定める 聖武天皇。土地の一部私有を認める。
743 墾田永年私財法を定める 聖武天皇。土地の永遠の私有を認め公地公民が崩れる。
794 都を平安京に移す 桓武天皇が現在の京都に遷都。
866 藤原良房が摂政となる 最初の摂政。
887 藤原基経が関白となる 最初の関白→摂関政治。
894 遣唐使が停止される 菅原道真の意見。
935 平将門の乱おこる 関東地方の乱。
939 藤原純友の乱おこる 瀬戸内の乱。
1016 藤原道長が摂政となる 藤原氏の全盛期。
1051 前九年の役おこる 東北地方の乱。
1069 後三条天皇が荘園整理をはじめる 藤原氏没落へ。
1083 後三年の役おこる 東北地方の乱,源氏の台頭。
1086 白河上皇が院政をはじめる 実権が院に移る。
1156 保元の乱おこる 崇徳上皇と後白河天皇の争い。天皇側の勝利。
1159 平治の乱おこる 源義朝と平清盛の戦い。清盛の勝利。
1167 平清盛が太政大臣になる 武士として初めての太政大臣。
1185 平氏が滅亡する 壇ノ浦の戦いを最後に滅亡。
1185 源頼朝が守護・地頭をおく 征夷大将軍になる前であることに注意。
1192 源頼朝が征夷大将軍になる 武士の時代始まる。
1219 北条氏の執権政治が確立する 実権は将軍でなく執権に。
1221 後鳥羽上皇が承久の乱を起こす 以後,京都に六波羅探題を作り朝廷を監視する。
1232 北条泰時が御成敗式目を制定する  武家の初めての法律。
1274 文永の役 第1回の元寇。
1281 弘安の役 第2回の元寇。
1297 幕府が徳政令を出す 御家人を救う。社会が混乱し鎌倉幕府滅亡へ。
1333 鎌倉幕府が滅亡する 足利尊氏,新田義貞の活躍。
1334 後醍醐天皇が建武の新政を行う 後醍醐天皇。公家中心の政治。
1338 足利尊氏が征夷大将軍になる 南北朝の対立へ。
1392 南北朝が合一する 足利義満の時。
1404 明と勘合貿易をはじめる 足利義満の時,日明貿易とも言う。
1428 正長の土一揆おこる 徳政を要求。
1467 応仁の乱がおこる 細川勝元(東軍)山名持豊(西軍)が京都で戦う。
1485 山城の国一揆がおこる 畠山氏を追い出し自治を行う。
1488 加賀の一向一揆がおこる 守護の富樫政親を自殺させる。
1543 鉄砲が伝来する ポルトガル人が種子島に漂着し伝える。
1549 キリスト教が伝来する フランシスコザビエルが伝える。
1560 桶狭間の戦いおこる 織田信長が今川義元を破る。
1573 室町幕府が滅亡する 信長が足利義昭を京都から追放する。
1575 長篠の戦いおこる 信長,鉄砲を本格的に使い武田勝頼を破る。
1582 本能寺の変おこる 信長,明智光秀に背かれ殺される。
1582 秀吉が太閤検地を行う 米の収穫量を石高で表す。
1588 秀吉が刀狩令を出す 農民の一揆を防ぎ,耕作に専念させる。
1590 豊臣秀吉が全国を統一する 小田原の北条氏を滅ぼす。
1600 関ヶ原の戦いおこる 徳川家康(東軍)石田三成(西軍)東軍の勝利。
1603 徳川家康が征夷大将軍となる 江戸幕府を開く。
1615 大坂夏の陣で豊臣家が滅びる 豊臣秀頼,淀君自殺。
1615 武家諸法度が制定される 大名の統制。
1637 島原の乱がおこる 天草四郎。
1639 鎖国が完成する ポルトガル人の来航禁止。
1649 慶安の御触書が出される 農民の衣食住を細かく規定。
1680 徳川綱吉が五代将軍になる 文治政治の推進,生類憐れみの令,貨幣の改悪。
1709 新井白石の政治がはじまる 正徳の治,貨幣の改鋳,長崎貿易の制限。
1716 徳川吉宗が享保の改革をはじめる 目安箱,公事方御定書,足高の制,上米の制。
1772 田沼意次が老中になる 株仲間の公認,長崎貿易の奨励,わいろ政治。
1787 松平定信が寛政の改革をはじめる 寛政異学の禁,棄捐令。
1825 外国船打払令が出る 外国船を見つけ次第打ち払うように命ずる。
1837 大塩平八郎の乱がおきる 元大坂奉行所の役人。
1841 水野忠邦が天保の改革をはじめる 株仲間の解散,人返し令,上知令。
1853 ペリーが浦賀に来航する 神奈川県浦賀沖に黒船4隻現れる。
1854 日米和親条約の締結 下田,函館(箱館)の開港。
1858 日米修好通商条約が結ばれる 治外法権を認め関税の自主権がない不平等条約。
1859 安政の大獄 吉田松陰,橋本左内などを処罰。
1860 桜田門外の変がおきる 大老井伊直弼暗殺される。
1867 徳川慶喜が大政奉還を行う 江戸幕府の滅亡。
1868 戊辰戦争がはじまる 旧幕府軍と新政府軍の戦い。
1868 五か条の御誓文が出る 新しい政府の方針。
1869 版籍奉還が行われる 土地と人民を朝廷に返上。
1871 廃藩置県が行われる 藩を廃止して府と県を置く。
1871 岩倉具視らを欧米に派遣する 不平等条約の改正が主目的。
1871 日清修好条規をむすぶ 清と国交を開く。
1872 富岡製糸場を開く 群馬県の富岡。殖産興業の一環。
1872 学制を発布する 国民の全てが学校教育を受けられるようにした。
1873 地租改正条例を発布する 地価の3%を現金で納める。
1873 徴兵令を発布する 20歳以上の全ての男子を徴兵。
1876 日朝修好条規をむすぶ 朝鮮を開国させる。
1877 西南戦争がおこる 西郷隆盛,最後の士族の乱。
1881 国会開設の詔が出される 10年後に国会を開くことを約束。
1881 板垣退助が自由党を結成する フランス自由主義の影響。
1882 大隈重信が立憲改進党を結成する イギリスの議会政治を手本。
1885 内閣制度ができる 初代内閣総理大臣伊藤博文。
1889 大日本帝国憲法が発布される 天皇主権,君主権の強いプロシア憲法が手本。
1894 治外法権が撤廃される 最初にイギリスと。外務大臣陸奥宗光。
1894 日清戦争がおこる きっかけは,朝鮮の甲午農民戦争。
1895 下関条約が結ばれる 台湾,リャオトン半島,賠償金などを得る。
1901 八幡製鉄所が操業を開始する 日清戦争の賠償金を元に設立。
1902 日英同盟結ぶ ロシアの南下政策を恐れたイギリスが日本と手を結ぶ。
1904 日露戦争がおこる 中国の東北部(満州)をめぐる戦い。
1905 ポーツマス条約が結ばれる 韓国に対する優先権。樺太の南半分を得る。
1911 関税の自主権が回復する 最初にアメリカと。外務大臣小村寿太郎。
1914 第一次世界大戦がはじまる サラエボ事件をきっかけに。
1915 中国に二十一か条の要求を出す 中国における権益の拡大を押しつける。
1917 ロシア革命がおこる 指導者レーニン。
1918 米騒動がおこる 富山県から全国各地に広がる。
1918 原敬の政党内閣が成立する はじめての本格的政党内閣(立憲政友会)
1919 朝鮮で三・一運動がおこる 日本からの独立を叫ぶ。
1919 中国で五・四運動がおこる 二十一か条の要求の取り消しなどを叫ぶ。
1919 ベルサイユ条約が締結される ドイツとの間に結ばれた条約。
1920 国際連盟成立 アメリカ大統領ウィルソンの提唱。
1925 治安維持法の成立 社会主義者を取り締まる法律。
1925 普通選挙法の成立 25歳以上の全ての男子に選挙権が与えられる。
1929 世界恐慌がおこる ニューヨークの株価の大暴落がきっかけ。
1931 満州事変がおこる 柳条湖事件がきっかけ。
1932 五・一五事件 犬養毅殺害。政党政治の終わり。
1933 国際連盟を脱退する 満州からの撤退を不服として脱退。国際的に孤立する。
1936 二・二六事件 軍部独裁へ。
1937 日中戦争がはじまる 盧溝橋事件をきっかけに全面戦争へ。
1939 第二次世界大戦がはじまる ドイツのポーランド侵入より始まる。
1941 太平洋戦争がはじまる 日本軍のハワイ真珠湾攻撃より始まる。
1945 ポツダム宣言を受諾する 太平洋戦争の終結。
1945 国際連合成立 本部はニューヨーク。
1946 日本国憲法が公布される 国民主権・基本的人権の尊重・平和主義。
1949 中華人民共和国が成立する 毛沢東。中華民国政府は台湾へ逃れる
1950 朝鮮戦争がおこる この戦争を機に警察予備隊(後の自衛隊)を創設。
1951 サンフランシスコ平和条約を結ぶ 吉田茂。日本の独立回復。
1951 日米安全保障条約を結ぶ この条約によりアメリカ軍がそのまま日本に駐留。
1956 日ソ共同宣言 ソ連と国交回復。北方領土問題未解決。
1956 国際連合に加盟 ソ連との国交回復で国際舞台への復帰。
1965 日韓基本条約に調印 大韓民国との国交正常化。北朝鮮は国交結ばれず。
1972 沖縄が返還される 施政権の返還。アメリカ軍基地は残る。
1972 日中共同声明 中華人民共和国との国交回復。
1978 日中平和友好条約が結ばれる 以後,経済・文化の交流が活発になる。
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