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どうしてサンタクロースがカエルなの ? 冬にカエルは似合わないわ. 冬眠中でしょ..って言われました. クマだって冬眠するのにね. | |
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サンタブランコという素材は, ブランコに乗ったサンタクロースとして デザインされて いるものです. けれども 初めて白木のサンタクロース を手にとってみたら,テディベアに見えました. テディベアは太ったサンタクロースの木型にぴったりです. 両側のモミ の木の部分には,好きな物が描けますから,いろいろとデザインを変える 余地があります. そこで次に何を描こうかなと, また白木の素材を手に眺めているうちに <これはカエルだ> と気付いたのです. <そこが, おかしい> と友達に言われます. <手に持ったカエルが サンタクロースがカエルに見えるなんて, どうか している> と. でも写真を見て下さい. 初めからカエルをデザインしたように, カエル に ぴったりですよね. 深い雪の穴の中で, ローソク を手にした カエル と, キノコ の椅子と テーブルで一人で お茶しているカエルの姿が すぐに浮びました. この 画に対する まわりの反応は様々です. カエル 好きの人は すぐ <描きたい> と言ってくれましたが, 大部分の 人の感想は "どうしてサンタクロースがカエルなの?" でした. 確かに, カエルと言えば水辺, 夏, というイメージですね. でも, ミスマッチも面白いと思うのですが... カエル を描いた後, ネコがいいとか, ウサギ にしてとか様々な外野の 声がありました. ネコは すぐ 描けましたが, この素材の形を生かして ウサギを ウサギらしく デザインするのは無理のようです. クラックル(ひび割れ)剤は各メーカーからいろいろな種類が出ていて, 使い方も効果の出方も 様々です. そして 説明書を丹念に読んでみても, 結局は使ってみなければ 分らないのです. たとえば クラックル剤の量, 使う筆, 乾燥時間, ペイントの 量, 筆使い...etc. それについての 目安になるものは 説明書に書いてあっても微妙なところが 分らない訳 です. それで 実験的にクラックルを入れてみたのが ビッグリースです. あと 何作か描けば思い通りの効果が出せそうとは思うのですが, この実験作 を気に入ってくれた人も沢山いるので, お見せすることに致します. 使ったクラックル剤はハイドグルーです. ベースが乾いたらトレースをして, モミの木の雪の部分にだけ, ハイド グルーを塗ります. それから白一色で, モミの木, 枯木, 少女, 動物や 小鳥を描いてゆきます. 次に同じく白で雪をスポンジングしながら空間 を埋めていきます. 必要な部分だけ, ほんの少し シェードを 入れます. クラックル剤は塗らなかったつもりなのに, 小鳥にもひび割れが入って しまいました. それにモミの木のクラックルは足りない所もありました. なかなか思うように いかないものです. |