時期
 種付けは当然春に行われます。このシーズンは、大きな種馬場は見学禁止にしているところが多く、GTレースで活躍した名馬は見学できる可能性がとても低いので、マニアックな馬を見れば気がすむ人以外は避けたほうが無難。見学の時期としては、冬と繁殖シーズンの12月〜7月はあまりお勧めしません。

時間
 全体的に見学時間は午前8時頃〜午後4時頃の間で約2時間くらいを見学可能時間としているところが多いようです。

競走馬のふるさと案内所を活用する
 自分の見たい馬がどこの牧場にいるのか分からない。また牧場によって見学の可否や見学可能な時間などはまちまち。そんなときのために競走馬のふるさと案内所があります。
 事前に見たい馬をピックアップしておいて案内所で問い合わせるかサイトで検索して、見学コースを決めるのがいいでしょう。また、見学可能馬を掲載した地図(1部100円)も売っています。
 日高地区は広大です。事前の情報収集で見れる馬の頭数が大きく変わりますよ。

競走馬のふるさと案内所

レンタカー
 移動はもちろん車がベスト。普通、レンタカーには時間の制限+距離の制限があります。(例えば、200kmまでは一定料金、超過1kmごとに20円など)
 その点、トヨタレンタカーは、コンパクトカーを借りる場合基本料金設定はちょっと高いですが、距離の制限がなく、何キロ乗っても追加料金を取られないのでお薦めです。また、トヨタレンタカーは静内にも営業所があります。
 札幌あたりから静内・浦河あたりの牧場をうろうろしてまた札幌に帰れば、400kmを軽く超えます。この追加料金が意外と馬鹿にならないもの。また、レンタカーは、割引になるモノが多いので、手持ちで何か割引のきくものがないか調べてみてください(クレジットカード、JAF会員証、航空会社のマイレージカード、インターネット予約など)。
 車種は好みもあるけど、コンパクトカー(ヴィッツ、ロゴ、キューブなど)が一番いいと思います。なんと言っても燃費がの良さがハンパじゃない! 満タンにして返すんだから、少しでも燃費が良いにこしたことはない。400km走っても入れたガソリンは20リットルちょっと。チョーシこいてでかい車を借りると思わぬ出費が。

宿泊
 札幌から静内まで、車でどんなにがんばっても2時間はかかります。見学予定日の前日に日高入りして、案内所で見たい馬の牧場や見学時間をチェック、現地で宿泊、というのがbetterです。静内や浦河には5000円くらいでとまれるビジネスホテルから民宿、シティホテルまであります。
 ふるさと案内所でも、宿泊施設の案内をしていますので、事前に問い合わせみてください。

静内: ウエリントンホテル静内
ホテルサトウ
ホテルローレル など
浦河: ウエリントンホテル浦河
浦河イン など
門別: 日高ケンタッキーファーム など

 おおまかに牧場見学へ行く際の注意点、ポイントなどを挙げました。あとは何より、事故など起こすことのないよう気をつけて、楽しい旅行をしてください。