住宅のコンセプトを考える 千葉県市川市-麻生英之建築設計事務所


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高塚の家

高塚の家コンセプト

歩き始めたばかりの男の子を含む家族3人の住宅です。予算の関係上床面積は25坪に想定し、その規模と限りある予算の中で計画がスタートしました。

豪華でなく上質、狭くなくてコンパクト、華やかでなく落ち着き、少しづつ考えを整理し生活を見直し、ほんとに必要なもの、必要でないものを考えていただきいっしょに悩み形にしていきました。
完成した住宅はここで始まる家族の生活を全て包み込んでくれるような優しくおおらかな「家」になりました。

Keyword屋根外壁通気工法、自然素材、オリジナルキッチン、吹き抜けのある多角形の居間、広いバルコニー、


竣工:   2008年3月
構造:   木造2階建
敷地面積: 100.34u
延床面積:  85.45u



外観-1

1階よりも2階のほうが大きい外観。右側格子の中がサービスバルコニーになっている。その下がご主人のバイク置場。

外壁:ジョリパット吹付
屋根:コロニアルNEO

外観-2

2階バルコニーの奥行きは1200以上ある。ダイニングの窓から近隣の梨畑が見えるように壁を斜めに配置している。

1階子供室

将来兄弟が2人になったとき2部屋に出来るようになっている。床は丈夫な30ミリのパインのムク材。

天井:ビニールクロス貼
壁:ビニールクロス貼
床:パインムクフローリング+オスモ塗装

1階和室

お金の掛かる本格的な和室の必要がないとの施主の希望によるローコストの和室。高価でない材料を使用しながら寸法は和室の寸法を用い、タタミに座って落ち着く空間を目指した。2帖のウォークインクロゼットが隣接している。

天井:ラワン合板OF
壁:ビニールクロス貼
床:縁なしタタミ

2階階段室からリビングダイニングをみる

階段室とリビングダイニングは引戸とツインカーボの壁で柔らかく仕切っている。階段室の上部はロフトで、それを支える梁は化粧梁としている。

2階北側廊下

暗くなりがちな北側導線にトップライトを設置している。このトップライトはロフト、洗面、納戸、階段室全てに光と風を送る機能をもつ。

2階リビングダイニング

多角形の空間に高い天井を組み合わせている。一部梁や柱の構造材を表している。


天井:米松化粧合板オスモ塗装
壁:ルナファーザー+施主DIY塗装
床:パインムクフローリング+オスモ塗装

2階ダイニング方向からリビングを見る

天井は屋根と同勾配の斜め天井で上がったところにロフトを設置している。梯子は固定式で、最下段は子供が上に行かないように取り外し式にしている。

2階キッチンからダイニングを見る

キッチンはオリジナル。施主の希望で引戸を多く使用している。

2Fキッチン

キッチンカウンターはシンクと一体成型。下部は大工さんの製作、扉は建具工事

ガラストップのガスレンジと浄水器用専用水栓、2ハンドルのグローエの水栓をセレクトしている。
奥に見えるのがサービスバルコニー



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