住宅のコンセプトを考える 千葉県市川市-麻生英之建築設計事務所


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市川市中国分の家(リフォーム)

既存建物は1965年に平屋として建てられ、その後何回かの増築で現在に至っていました。
耐震診断を行いましたが、評点がかなり低く、さらに基礎を調べるとベース部分もないことがわかりました。
新築するか、改修するかお施主さんとともに悩み検討し、最終的に耐震改修を行う事になりました。

住みながらの改修の為、1期工事、2期工事と分け仮設の通路や職人さんのルート確保等も計画し工事を行っています。
1階の床は8割ほど撤去しベタ基礎による補強を行っています。
改修にあたって補強だけでなく、階段の位置や間取りの変更、キッチン、WCの改修も行いました。




改修前門廻り

ブロック塀とアルミ製門扉の門廻り。
アルミ製門扉は開きづらく鍵は壊れていた。
当初はこの門廻りの相談から計画がスタートした。

改修後門廻り

門扉、玄関扉ともに木製に改修した。
庇を大きくし、LEDライトを組みこんでいる。
窓の雨戸は撤去し木製格子に変更した。



和室8帖

既存は和室6帖二間とキッチンとなっていた。
キッチンの間仕切を撤去し、和室6帖を8帖に広げ、キッチンを一体空間に変えている。
堀座卓を空間の中心に考え、大壁の和室とした。



和室8帖から隣の6帖をみる。

タタミは縁ナシとし、線を極力消している。
天井は米松合板、壁は和紙貼。

キッチンから和室を見る。

6帖の独立したキッチンから対面キッチンに改修している。


キッチン

システムキッチンはコの字レイアウトとした。
一体空間にしたおかげで南北に風が抜ける。

玄関ホール

階段の位置を変えたおかげで玄関、ホールとも充分な広さをとる事が出来た。
床はパインフローリング、天井は和室と同じ米松合板とした。

玄関

玄関扉、下駄箱ともにオリジナル。
玄関は木製とし、横の格子部分からの通風を確保した。
下駄箱は床から浮かし、広がりをだしている。



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