住宅のコンセプトを考える 千葉県市川市-麻生英之建築設計事務所


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南鎌ヶ谷の家

2008年の2月、施主のNさん家族が初めて事務所に来ていただいて、家の計画をお聞きしました。
事務所のHPを見て訪ねてくれたのです。その後3月に設計契約をしていただいて、南鎌ヶ谷の家の計画がスタートしました。

Nさん家族は2人の男の子を含む4人家族で、毎回元気に事務所に来て、にぎやかな打ち合わせを行い計画が進んでいきました。
A案から始まったプランはF案まで進み、基本設計が終了し、その後実施設計、見積調整、工事契約、着工と進んで行きました。

敷地は新しい造成地で、南と西に道路がある角地です。郊外ののんびりした感じと外部の広がりに合うような内部の広がりをテーマに施主さんと一緒に家のことを考えていきました。
1階リビングダイニングを中心として、廊下、和室、キッチン、外部デッキを一つの空間になるように引戸で柔らかくつなぎ、吹抜空間により断面方向をつなぐことにより、広がりと気配が感じられる家を目指しました。




竣工:  2009年2月
構造:  木造2階建
敷地面積: 145.70u
延床面積:  98.97u
2009年トステム設計コンテスト奨励賞受賞



D案とF案の1/100の模型写真。右側のF案の形に決定しました。

模型を敷地に持っていって撮ったアナログ合成写真。



外観-1

西側は開口部の大きさ、玄関部分のポーチ形状を検討しファサードを構成している。
外周部はシラカシの生垣。

外壁:ジョリパット吹付
屋根:コロニアルNEO


リビングダイニング

天井の高さと開口部の高さによりリビングとダイニングの領域を分けている。
南側開口部はトステムのオープンウィン。
サッシ、網戸全て左右に引き込まれ外部デッキと一体になる。

床:パインフローリング
壁:ルナファーザー貼
天井:AEP塗装


リビングダイニングから和室をみる

吹抜の高窓から光が部屋の奥まで入る。窓上部にはロールブラインドを内蔵。
和室は3枚引戸にて仕切れる。



東側ダイニング方向をみる

東側には造付収納を設置。LAN、電話、コンセント端子等は内部にあり必要に応じカウンターに出てくる。右側上部は格子にて壁掛けエアコンを隠ぺいしている。


リビングと一体のデッキ

デッキはダイニングとほぼ同じ奥行約3Mで段差なしで一体となる。


キッチン

ダイニングと対面するキッチン。
3枚引戸にて背面を隠すことが出来る。


階段

玄関側からみる。
蹴込をなくし透かしている。ササラ及び手摺子は鋼製。リビングとの仕切りは3枚引戸。
手摺、階段段板:タモ集成材


2階廊下

吹抜に面する部分にフリースペース。子供の勉強やパソコンスペースになる。
甲板上部にロフトに昇るハシゴがある。
勾配天井上部にトップライト


2階子供室

将来二部屋に分割可能なレイアウト。
上部はロフト付


床:パインフローリング
壁:ルナファーザー貼
天井:シナ合板オスモ塗装



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