住宅のコンセプトを考える 千葉県市川市-麻生英之建築設計事務所


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船橋のマンション改修


新築で購入され、16年経過したマンションのリノベーションです。
施主さんの漠然とした希望は

1 キッチン、浴室、洗面、WCすべて交換。
2 南側の和室を洋室の子供室として改修したい。
3 可能な限り収納を充実させたい。
4 開戸が邪魔なので引戸に交換したい。
5 内装は新しくしたい。

限りのある予算の中でどこまで出来るか検討しました。

洋服をかなりお持ちなので洗面への入り方を変え600×1500程度のクロゼットを新設しました。
リビングには写真や置物等家族の思い出の品があふれていたので、その置場も検討しました。
全ての間仕切を手を入れることは予算的に無理があったので、北側洋室の開戸は枠はそのまま残し、アウトセットの引戸に変更しています。

一番気を使ったのはリビングダイニングの内装です。
収納を充実する為、造付家具を多用しましたが、家具の木質部分と白い壁のバランスを検討し落ち着きのある空間を目指しました。



リビングダイニング

造付収納はタモで統一している。
TVの載る甲板はタモ無垢でTVの角度に合わせ広げている。
床:ホワイトオークフローリング
壁:ルナファザー塗装仕上

バルコニー側からキッチン方向を見る。

正面がキッチンでカウンター一体の造付収納、左側が飾り棚としている。

引越し後のリビング

たくさんの写真の為に造付たソファ後ろの飾り棚は非常にきれいにレイアウトされ、楽しい空間となっている。
木の質感と白のインテリアは既存の家具が入って上質な落ち着いた空間になったように思う。


キッチン

正面しか開いていなかった対面キッチンをサイド部分も開放した。
そのおかけでワークトップは5センチ広くなった。
キッチンは食洗器、ガラストップコンロ、のフル装備。
以前は家具を置いていた背面もシステムでレイアウトした。

廊下

下駄箱はサイズを大きくし制作した。
廊下、リビングは既存フローリングの上に新規のフローリングを張っている。
正面に見える扉は引込み戸で右側の壁に収納される。ガラスのように見えるのはツインカーボという材料で柔らかに光を通す。

洗面、脱衣室。

浴室をワンサイズ大きくし、クロゼットも増設したので洗面はひとまわりコンパクトになった。
その分扉は引戸に変更し洗面も奥行きを10センチ小さいものをセレクトした。

WC

部屋の大きさはそのままで便器、内装をリニューアルした。
以前はタンク上部の手洗いだったが、独立した手洗いを設けた。
この手洗いは給排水がなくても便器側から接続出来る優れもの。

洋室の引戸

壁、枠はそのままで、開戸から引戸に変更した。
アウトセットの白色の扉をセレクトし開いていても目立たないようにしている。



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