住宅とエネルギー
2011年3月11日、東日本大震災が起きました。
そして震災以降、住宅を建てる人の意識は大きく変わりました。
地盤やライフライン、エネルギー等今までそれほど意識してなかった事を意識する人が増えました。
これから家を建てる人は何のエネルギーを選べばいいのでしょうか？
震災前、関東ではオール電化を選ぶ人がたくさんいました。いろんな理由がありますが、光熱費の安さが最大理由です。住宅メーカーも東京電力もオール電化の問題点を説明しないまま便利でお得というイメージを先行させ、何の疑問も施主に与えませんでした。
そして震災以降、オール電化のＣＭはなくなり、東京電力のスイッチのショールーム、ウェブサイトとも閉鎖となりました。
電気を消費することよりも節電が話題になり、オール電化の問題点もニュース等で報道もされました。
これからのエネルギーがどのようになるかは全く分からない状況です。
そんな現時点で、「エネルギーのベストミックス」という考え方があります。
オール電化のように一つのエネルギーに絞るのではなく、電気のいいところ、ガスのいいところ、その他自然エネルギーのいいところ等、いいところを組み合わせることが「ベストミックス」です。
震災以降、エネルギーの議論が活発になりました。１年後、５年後、１０年後とベストなエネルギー、住宅設備、住む人の考え方は変化していくと思われます。
ガスがいいと思ったらガスに変更する、再度電化住宅がいいと思ったらそちらを検討する等、エネルギーや設備の変化に柔軟に対応出来る住宅を考えていく必要があるように思います。
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住宅の設備とエネルギーＮＥＷ！
住宅のエネルギーに関して不定期に発信するコラムです。
変化していくエネルギーの考え方を可能な限りわかりやすくちょっと私見も含みながら解説します。
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