新木ファイターズ写真館 

2008年11月 布佐ジャイアンツvs新木ファイターズ コーチ戦 親善試合


 `08年11月8日の土曜日、我孫子市の市民球場で、毎年恒例の布佐ジャイアンツvs新木ファイターズのコーチ戦が行なわれましたのでその様子を紹介いたします。


現在ファイターズはもうれつにコーチ不足で、日々の練習にも参加できるコーチが少なく試合や練習のやり繰りに苦労している状況なので、この日の試合もファイターズのコーチだけでは9人集められるかどうかあやしいところでしたし、また仮に集められたとしても、みなおじさんなので7〜8回もからだが持ちませんので9人以上は必要です。要はコーチだけでは人が足りないのと、 この両チームのコーチ同士の親善試合は過去2回行なわれていて(昨年の様子はこちら)、過去2回はいずれもファイターズは布佐ジャイアンに敗北を喫しているため、今回は是が非でも勝とうと考えたかどうかは定かではありませんが、超強力な助っ人に来てもらいました。 今夏の甲子園に向けた西千葉大会で準優勝の沼南高校レギュラー選手3人、藤原けんと先輩(正捕手、ファイターズOB)、田頭選手ほか1名)、同じく夏の西千葉大会でベスト8進出の西武台千葉高エースの遠藤りゅうたろう先輩(投手、ファイターズOB)、岩倉高校のがっちり君(湖北中OB)の5名です。5人とも高校3年生で、ついこないだまで現役バリバリの高校球児です。


この5人の高校生がピッチャーやキャッチャーなど重労働のポジションをやってくれたので我々おじさんは楽ができました。また5人ともこの日は本気ではなく遊び感覚ながらも、みな上手でした。高校生達の内野のボール回しはスピーディーで華麗で速く、素振りももの凄く速いスイングをしていて、速ッ!ってな感じだったし、西武台千葉高のエース、りゅうたろう先輩や、藤原けんと先輩のピッチングなんかも、球すっげぇー速ぇーーっ!!ってな感じで驚きで、遊びでやっていたとはいえ、県のトップレベルの高校生の野球を間近で見れておもしろかったです。それは子供たちにとっても同じで、きっとおもしろかったのではないかと思います。5人の高校生たちは、子供たちからサイン攻めに合っていました。


試合のほうはファイターズ先攻で始まる。布佐ジャイアンツの先発ピッチャーを見た高校生達は、「意外に速いね、これは油断できん」みたいなことを皆口にしていました。おっさんと草野球=低レベルで遅い、と思っていたのかどうかわかりませんが少しだけ気を引き締めたようです。そうです、過去2戦はこのピッチャーを打てずに敗戦でした。でもそこはさすが高校球児、あっさり初回に3点を先取しました。 試合は終始なごやかな雰囲気で行なわれ、石川コーチは内野で、ちょっとそれは捕れないだろうというようなゴロをあえて横っ飛びで飛んで、ファイターズからは「おーい、ボールが通り過ぎてから飛んでるゾー(笑)」と言われたり、バッターボックスに入るなり、バットでレフトスタンドを指してベーブ・ルースばりの予告ホームランをして笑いを取ってたし、高校生も、沼南高校の田頭選手が内野フライをなんとエラーし、ファイターズからは、「おーい、どうしたー?グローブが泣くぞー(笑)」(=ウン万円もしそうな高そうなグローブを使っている為)とか、「こらー、そういう野球をやってきたのかー?(笑)」などの野次が飛んだりして、こんな風に時には笑いもあって楽しくできるのが草野球のいいところです。 田頭選手はこのエラー後、ベンチに戻るなり、「いやー照明の所にボールがいくと見えなくなって、消える魔球だし、軟球ってグローブの中で回転してはじいて捕りにくいし、軟式野球をなめたらいかんわ」とこぼしていました。


今回は4-1でファイターズが勝って通算成績は1勝2敗となりましたが、勝ち負け関係なくみんなで野球を楽しめたし、子供たちにとっても、あこがれのけんと先輩やりゅうたろう先輩や、沼南高校選手などの高校球児の野球を間近で見れたし、帽子にサインももらって今後の励みになったと思うし、今回もとても楽しい親善試合でした。


布佐ジャン松本監督挨拶 布佐ジャイアンツvs新木ファイターズの監督、コーチ同士の親善試合開始にあたり、まずは布佐ジャイアンツの松本監督から、 「過去2回はうちが2連勝しており(=ここをさりげなく強調)、そのためか今回新木ファイターズさんは是が非でも勝とうという並みならぬ気迫を感じますが、まあ楽しくやりましょう」ってな感じで挨拶。 この並みならぬ決意とは、ファイターズが今回、夏の甲子園の千葉県予選準優勝の沼南高校レギュラーをメンバーに加えていることをさしてのこと。 また、写真左端の人は布佐Gのピッチャーで球が速い。
藤原監督ルール説明 我らが藤原監督からルールの説明。 「ルールは適当、選手の出入り自由、怪我の無いように楽しくやりましょう」ってな感じで挨拶。
ファイターズ秘密兵器 左端の坂本コーチから右隣の5人が今回のファイターズ秘密兵器。なんと今夏の甲子園予選 西千葉大会準優勝の沼南高校レギュラー選手3人、東京の強豪、岩倉高校1人、今夏の西千葉大会ベスト8進出の、西武台千葉のエース1人、というついこないだまで現役バリバリの県のトップレベルの高校生を起用。まさに飛び道具的な強力秘密兵器だ。

 右から、沼南高校の田頭選手、沼南高校レギュラー選手(すいませんお名前不明です)、沼南高校正捕手でファイターズOBでもある、藤原けんと先輩、岩倉高校で湖北中OBでもあるがっちりくん、西武台千葉エースでファイターズOBでもある遠藤りゅうたろう先輩。
円陣
試合前、みんなで円陣を組みます。
藤原けんと先輩の打席 バッターボックスに立つ藤原けんと先輩。ファイターズ藤原監督の息子さんでもあり、ファイターズの先輩でもあります。沼南高校のキャッチャーとして、今夏の甲子園予選、西千葉大会で準優勝の高みまで登りつめました。
観戦するファイターズの子供たち
フェンス越しに試合を観戦するファイターズの子供たち。
遠藤りゅうたろう先輩 こちらは夏の西千葉大会でベスト8進出の西武台千葉のエースでもあり、ファイターズの先輩でもある遠藤りゅうたろう先輩の打席。
石川コーチと監督 ベンチから試合を見る石川コーチと藤原監督。
実川コーチ こちらは愛称「じっちゃん」こと実川コーチの打席。
マウンドに立つりゅうたろう先輩 マウンドに立つ西武台千葉エースの遠藤りゅうたろう先輩。夏の西千葉大会では、甲子園出場の千葉経大附に惜しくも5-6のサヨナラ負けでベスト8でした。今回私もりゅうたろう先輩のピッチングを見れるのを楽しみにしてました。低めにコントロール良く速い球がずばずば決まってさすがです。


かっては新木ファイターズのエースで、藤原けんと先輩とバッテリーを組んでいました。 そして湖北中でもけんと先輩とバッテリーでした。
サインをするけんと先輩
ファイターズの子供たちにサインをねだられる藤原けんと先輩。 「サインなんてどう書けばいいのかわかんないよ〜」と言いながら応じていたが、ファイターズの子供たちにとって君たちは間違いなくスターだ。
サインをするりゅうたろう先輩 こちらは子供たちにサインをする遠藤りゅうたろう先輩。みんな帽子のひさしの裏にサインをもらっていました。
サインをする沼南高校選手 サインをする沼南高校選手です。みんな5人の高校生のサインを帽子のひさしの裏にもらって得意げにしていました。 もらったサインはきっと子供たちの励みになることでしょう。
石川コーチピッチング マウンドに立ちピッチングをする石川コーチ。結構速い球を投げててさすがでした。
けんと先輩ピッチング 藤原けんと先輩もピッチャーをしました。さすが沼南高校の強肩捕手、ものすごく速い球を投げてて驚きました。
金子コーチ こちらはファイターズのおかわり君こと金子コーチ。4年の金子しょうた、ゆうたのお父さんです。最近コーチとして新加入で参加してくれるようになりました。私HP管理人以来、約2年ぶりの新加入です。金子コーチは土日出勤の会社勤めながらもたまに参加してくれます。
キャッチャーけんと先輩 ピッチャーの次は本職キャッチャーをする藤原けんと先輩。5人の高校生たちはついこないだまでは勝つための究極の野球をしていましたが、この日はガチではなく遊びとして野球を楽しんでいました。野球はほんとうに楽しいスポーツです。
ベンチは子供たちでいっぱい ベンチは子供たちでいっぱい。初めは子供たちのベンチ入室は制限してるのですが結局最後はいつもこのように子供たちであふれ返ります。
石川コーチの打席 バッターボックスに立つ石川コーチ。 バッターボックスに立つなり、左手にバットを持ち、バットでレフトスタンドを指すというアメリカンヒーローのベーブ・ルースばりの予告ホームランをして笑いを取っていました。そんな和やかな雰囲気も草野球ならではの楽しさです。
吉川ひろき先輩 一本足打法の吉川ひろき先輩。ファイターズOBで現在湖北中の2年生で野球部です。ファイターズ現キャプテンの吉川かずきのお兄さんです。いい当たりのヒットを飛ばしていました。
にぎやかな子供たち 子供たちも楽しそうに観戦しています。
布佐ジャイアンツ松本監督 バッターボックスに布佐ジャイアンツの松本監督が登場。
藤原監督登場 「松本監督がバッターなら俺が投げる」と、ピッチャー藤原けんと先輩に代わって藤原監督がマウンドに。両チームの千両役者が揃って登場。藤原監督は少年時代からずっとピッチャーで4番でした。
バッター小池コーチ 久々に参加の小池コーチ。このようにナイター照明を浴びてネクストバッターサークルにいると、まるで気分はスター選手。
バッター藤原監督 バッター藤原監督。ライト前ヒットを放ちます。でも走る元気は無いのでランナーは高校生に代わってもらいます。
お母さん方その1 お母さん方も観戦に来てくれました。
お母様方その2 お母さん方はバックネット裏の特等席で観戦です。
がっちり君 こちらはファイターズ出身ではありませんが湖北中OBの愛称がっちり君。湖北中では藤原けんと先輩や遠藤りゅうたろう先輩と同期で野球部で活躍して、東京の強豪、岩倉高校へ進学しました。 今回参加の高校生は5人ともピッチャーをしましたが、ピッチャーは本来のポジションでなくても草野球のピッチャーならこなせるのがトップレベルの高校生のようです。
試合終了整列 試合終了で整列。 今回のファイターズ参加メンバーは、藤原監督、坂本コーチ、鈴木親方コーチ、大槻コーチ、吉川コーチ(=風邪の為試合出ずベンチで観戦)、鈴木とおる先輩(親方コーチの息子さん)、石川コーチ、実川コーチ、小池コーチ、金子コーチ、吉川ひろき先輩、上記で紹介済みの高校生5人、私でした。
スコア 試合は4-1でファイターズの勝ちでした。これで通産成績は1勝2敗です。でも勝ち負けは二の次でみんなで野球を楽しむのが目的です。 多分また来年も行なわれると思います。

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