1.近畿予選〜YES・NOクイズ編
さて、今回の会場は何と、遠足に行ったばかりの嵐山東公園だった。(うちの高校は毎回、遠足の行先を生徒が自分達で決めることになっていた。また、僕は専ら「遠足のしおり」に、「現地までの交通機関」を時刻表つきで載せる役目をしていた)偶然やなあなどと思いつつ、さて第1問。「日本全国には、大文字焼ならぬ小文字焼を行っているところがある。」いきなり分からん問題。しかし、これをNOと言い切るためには、それこそ日本全国の行事を調べなければならないはず。そんなことは実際不可能に違いないと考えてYESへ行き正解。次は全国統一問題。「大雪山の頂上から阿蘇山の頂上にロープを張ると、東京タワーの下を通る。」これは落ち着いて計算すればけっこう簡単な問題だった。日本は南北に約3千キロあるのだから、中心角が360°×(3千÷4万)≒30°弱の円弧の図を描いてみると、どう考えても東京あたりで数百メートルしか下を通っていないわけがない、と自信を持ってYESに行き正解。次は「総理大臣はサービス業と同じ第3次産業である。」これは一瞬「サービス業と同じぃ?」と思ったが、「第3次産業は第1次・第2次以外のすべて」という原則を思い出し正解。次の「高校進学率は男子の方が高い。」では、原くんの「ウチの地元(城陽市)は高校行かん男多いで。」という意見。僕も「確かに男子の方が、高校行かんでも力仕事とかで働き口ありそうや」と思いNOに行った。次は「卵の成分で最も多いのは水分である。」これも、人間ですら水分が一番多いのだからあんなにウエットな卵に水以上に多い成分があるわけない、変に難しく考える必要はないとみてYESへ。これで5問突破、自己最高で結構満足した。ところがその満足がいけなかったのか、次の「全国1世帯当たりで買った野菜の金額が最も多いのはキュウリである。」に、「YESに行かそうというキーワードがなかった」にもかかわらずNOに行ってしまい、間違い。あーあ、終わったと思いきや、何と奈良県は7チーム勝ち抜けのところを5チームしか正解していないとのことで、かろうじて命拾い。去年までの形式(近畿地区から○チーム)だったら確実にここで落ちている。もしかしてこれは結構ツイているのかも、と思い、ここで結構開き直れたような気がする。次の「現在国鉄が全国に持っている土地の面積は琵琶湖より大きい。」では、何故か3人とも「これは最近、国鉄がたくさん土地を持っているという報道があったから、一見YESに思えるヒッカケや!」と、今思えばムチャな根拠でNOへ行き、どうにか正解。そして次の「日本で最初に近代式の水道が誕生したのは、水の都大阪である。」を聞いたとき、「ああ、神戸で負けたのムダやなかったなあ。」と思った。見事なまでに、「水の都」というキーワードが入っているではないか。確信をもってNOへ行き正解。この2問でごそっと減った。そして次の2問「トビウオのほかにトビイカもいる。」「ファーブルは植物記も書いている。」は、どちらもYESだからこそ問題にしたんだろう、と考えて正解。(特にファーブルの植物記は、どうやってNOって証明すんねん、ってところが、ウルトラで出題された「イエスタデイをヒットさせたビートルズ(ポール・マッカートニー?)は後にトゥモローという曲も作った」に似ている)この時点で、あと2つの椅子をめぐって4チームがなかなか別れない、という状態。そして次の問題、「正五角形のタイルで平面をすきまなく埋めることができる。」を聞いたときも、「あーあ、また別れへんわ。正五角形の1つの角108°は360°の約数やないねんから、できる訳ないやんけ。」と思ってゆっくり歩き出した(この時点でかなり疲れていたのもあるが)ところ、おや?YESに走っていくチームがいるではないか!僕らは小躍りしながら、制限時間ぎりぎりまで歩き、同じ東大寺チームとともにNOへダッシュした。やった!ついにYES・NOクイズを突破してしまった!・・・でも僕は正直、嬉しいもののあまり実感はなかったように思う。目の前の1問1問ずつを正解していったら、たまたま残っていた、という感じの方が強かった。