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甲山ハイキング
Mt. Kabuto Hiking
甲陽園から甲山へ
長年、関西に住んでいながら、阪急沿線のなかで唯一いままで乗ったことがなかったのが、甲陽園線でした。阪急神戸線の夙川から苦楽園を通って甲陽園までのわずか数キロほどの行程です。ワンマンの電車で単線ということで、のんびりと住宅地を抜けて、間もなく甲陽園に到着しました。

甲陽園のイメージは、高級住宅地という感じでしょうか。どことなく品の良さそうな方々が多いような気がします。駅前のコンビニで、多少の食料を買い込んでいざハイキングに出発です。

今回は、山道というよりも、車も通る普通の道がほとんどで、ハイキングと言うにはあまりふさわしくないかもしれません。道の両側には住宅が連なっています。しばらく山手に歩いていくと、高級感のある家々が左右に見えてきます。「住宅探訪」に出てきてもおかしくないよく手入れのされた家々は、日本の高級住宅地もなかなかすごいな〜!と感じます。

さて、そうこうするうちに最初の目的地、北山池に到着しました。


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2003.04.29
■神呪寺の三重搭
このお寺には展望台があり、ここから西宮市内を
見渡すことができます。関西学院大学から
大阪市内まで一望です。
■甲山への途上
JRA阪神競馬場です。
うっすらかすんでいますが、肉眼では大阪国際空港
に離発着する飛行機の様子なども見えました。
■手前に浄水場、右手に関西学院大学
このあたり一帯は文教地区で、関西学院大学の
ほか、一駅向こうには神戸女学院や聖和大学も
あります。
関西学院大学はヴォーリズ建築として有名です。
■甲山
甲を伏せたような山から、この名前が来たようですが
こんもりとしたよく目立つ山です。
高さは300mあまり。途中少し岩場がありますが、子ども
連れでも問題なく登れるでしょう!
■仁川百合野町付近
ちょうど写真の正面にこんもりとしている斜面がありますが、上の
浄水場のすぐ下から地すべりが発生しました。
阪神大震災の発生と同時に、仁川の右岸斜面幅100m、長さ100mに
わたり崩壊し、約10万平方メートルの土砂が仁川を埋め、家屋13戸を
押しつぶし、34名の尊い命が失われました。
ちょうど、その斜面の真上に「地すべり資料館」が建てられ、いまも
24時間体制で地下水の変化を検測しています。