とんだばやし混声合唱団
                                    
 
2005    ブナの森の葉隠れに 宴ほがい賑わしや     5月





よく歌い、よく ???! みなさん合宿お疲れさまでした。
4月29日〜30日
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jスカイ http://www.pat.hi-ho.ne.jp/tomikon/j/
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第10回定演 演奏曲にまつわる思い出
第10回定演 演奏曲にまつわるエピソード
第10回定演に寄せる私のおもい
 
【ベース 上 田 喜 一】  流浪の民
今回より団員の希望曲が登場、改革ですね。「流浪の民」は若かりし日の懐かしい曲です。顧みますと、クボタ入社直後に混声合唱団が発足。途中採用入社試験で一緒だった年長の人が、合唱団を起こすのでと誘ってくれました。驚いたことには、その人が指揮者だったのです。四工場が同時に発足させ、オールクボタ混声が結成されました。「流浪の民」や「美しく青きドナウ」を引っ提げて、職域コンクールに参加し、六年ほどやりましたか。合唱練習やキャンプ、私の知らなかった世界が開けた懐かしい日々でした。「流浪の民」は私のコーラスの源流です。
 
【ソプラノ 堀 野 美枝子】  こきりこ
第6回定演で歌わせていただいた民謡「こきりこ」は、今は亡き母が元気な頃に、民謡教室に通っていた時の大好きな曲でした。
その母が平成12年に入院していた時、病室で付き添いながら、小声で「こきりこ」を口ずさむとリズムをとりながら一緒にうれしそうに歌ってくれました。今回の定演でふたたびこの民謡を歌わせていただく事になり、母を思い出しながら、がんばって歌いたいと思っています。母との思い出の曲ありがとうございます。
【アルト 楢 崎 幸 子】   曲の思い出(第四回)
 平成9年3月より主人はガンにおかされて入院し、手術しました。平成11年5月3日天国へ行きました。主人は私がコーラスが大好きだと知っていて、いつも応援してくれていました。家で療養していた時も混声には行っておいでといってくれました。(息子を見てくれて)
 主人が亡くなったあと、しょんぼりして練習に行かなかった時、アルトの友人に「参加して歌っていた方がご主人は喜んでいるよ」と言ってくれて練習に行くようになり、第四回の定演に出ました。主人の写真をむねに歌いました。大地讃頌を歌った時むねがあつくなり、大粒の涙をポロポロ流して、他の人も泣き出して、たいへんでした。その時のことは忘れることができません。これからもいろいろあると思いますが、みんなで励ましあいながら続けていけたらいいのではないでしょうか。
 
 
【テノール 吉 田 克 三】    流浪の民
“流浪の民”は、今思い浮かべると昭和二十三年十月倉敷青陵高校の第一回演奏曲の最後の曲でした。それだけに最も印象の深い曲です。(当時大人の合唱団でも演奏会の定番でした。)私はこの曲のピアノ伴奏のあの短いイントロを聞くと、今でも何故か‘わくわく’してくるのです。この曲の中程にソロで歌う所がありますが、当時のソプラノのソリストは、(名前は忘れましたが)それはそれはとてもすごい美貌の、その上美しい声のお姉さんでした。アルトのそれは‥それなり‥のお姉さんでした。テノールのそれは、先輩の我等のエース石田さんでした。ベースのそれは先輩の長身の柚木さんでした。この曲は私を、倉敷青陵高校の一年生の私にしてくれます。
 この曲の歌詞に[なれし故郷を放たれて、夢に楽土を求めたり]と言う所がありますが、指導してくださった音楽の大西先生の提案で、この《放たれて》はどうしても《鼻垂れて》を連想してしまうので《放れきて》にしたのを思い出します。昭和二十三年の頃と言うと、戦後の国民の生活がまだ悲惨な状態の頃でした。今ではとても想像がつかないかも知れませんが、特に常時《鼻垂れた》子供が多かったのです。先生の説明を‘なるほど’と納得したのを覚えています。
 
 
【アルト 楠 本 智 恵 】   決して忘れない!
第1ステージの曲はどの曲も想い出深いものがありますが、とりわけ、私にとって忘れられないのは阪神大震災鎮魂組曲「1997年1月17日」です。
 当時次女夫婦も、神戸ポートアイランドに住んでおり、地震発生と同時に新聞記者の娘婿は車で家をとび出し、ポートアイランドの橋を渡った直後橋は壊れ、島は孤立してしました。幸い家はこわれず皆無事でしたが、電話不通!!何とか連絡がつき、壊れた岸壁から高速艇に乗り、3歳と1歳5ヶ月の子供達を連れて、着のみ着のままの姿で娘が関空に着いたのは、地震発生後3日を経た1月20日でした。
 第2回定演は、尊い命をうばわれた、第7章「私の息子」の上仲大志ちゃんと1ヶ月もちがわない孫の姿がダブリ湧れる涙をとめることが出来ませんでした。
 今回の「ボランティアがやってきた」と「わが街よ永遠に」の2曲は、復興にむけての力強さと希望に満ちた曲です。人々の温かさ、決してくじけることのない人間の素晴らしさを、この曲に託して歌い上げたいと思っています。
【アルト 梅 本  翠】    エピソードと私の思い
 視覚障害者に朗読(音声訳)ボランティアをしていますが、大阪府盲人福祉センターから製作を依頼されているテープには本や新聞記事などを読み録音します。そのテープに余白があるとき、とんだばやし混声定演の歌声を一部ダビングして、府下300人の視覚障害者に無料で発送し、聞いて頂いています。
 八尾市や枚方市のリスナーから次のような感想が寄せられました。童謡やホームソングメドレーを聞いてふるさとを思い出した。涙が出てきた。男性の歌声に魅力を感じた。混声の歌声を聞かせてもらって心安らいだ。嬉しかった。ありがとう。etc.
 とんだばやし混声の定演をすばるホールまで聞きにいらっしゃれない人々にも『癒し』となったことを知り、ささやかながら喜びを感じました。合唱団の一員として微力ながらもう少し頑張ってみようと思います。
 
 
【匿名希望】
第5回定演の「ぞうれっしゃがやってきた」を友人夫妻が聴きに来てくれた。友人の御主人と「ぞうれっしゃ‥」の園長さんが知り合いだったそうで「いま、園長さんは、‥」とたずねられ困った覚えがある。あの園長さん、その後どうされたのでしょうか?
 
 
※みなさんお忙しい中、作文ありがとうございます。まだまだ皆さんからの発信を待っています。
このコーナーは次回6月号で終了するため、最終の原稿締め切りを5月28日の強化練習時までといたします。
ご協力をお願いします。
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 これからの練習 
◎5月21日(土)  午後7時〜  リハーサル室
◎5月28日(土)  午後1時〜6時  PL小学校音楽室
【 ※ 強化練習として追加されました 】
◎6月 4日(土)  午後7時〜  リハーサル室
◎6月11日(土)  午後7時〜  リハーサル室(追加になっています、ご注意の程!!)
◎6月18日(土)  午後7時〜  リハーサル室
   ◎6月25日(土)  午後7時〜  リハーサル室
◎7月 2日(土)  ステージ・リハーサル すばるホール舞台
★7月 3日(日)  第10回 記念定期演奏会 すばるホール 
 
【パート練習】◆アルト 5月28日(土) 9:00〜12:00 すばるホール 美術室
◆男声  6月11日(土) 14:00〜17:00すばるホール 音楽練習室 
 
 歓迎! 入 団   おひさしぶりです!   S: 奥 田 和 代 さん (再入団)
               よろしくお願いします! T: 工 藤  定  さん (新入団)
 
◎定演会計より会費徴収のお知らせ
6月までの間に徴収します。一括払いで12,000円。分割払い3,000円×4回です。