これは、Microsoft Windows .NET Server 2003 早期評価キットを自分の使用しているPCにインストールし、 使用したときの体験記、かつ健忘録です。
以前に行った、Windows 2000のときと同じようなものです。
ちなみに、Windows .NET Server 2003はWindows Server 2003と改名されています。
以下、Windows 2000をWin2kと、Windows .NET Server 2003をWin2k3と略記することにします。
1st primary IBM-DTLA-305030 C: 8GB OS WindowsMe E: 8GB App (Game) F: 8GB Data (My Document) G: 5GB Data (Archive) 1st secondary ST328040 D: 8GB OS Windows 2000 H:19GB Data (Movie)
インストールする前に、ハードディスクに空きを作っておく必要があります。 VMware4βを使用してみたところ、インストールするためには約1.6GBの容量が必要になりました。 Win2kをインストールしたときとは違い、Wik2k3はBIOSのアップデートなどは必要ないようです。
今回は、以前にMeがインストールされていたC:ドライブにインストールすることにしました。その際に、C:ドライブをいったんフォーマットしてから、インストールすることにしました。 C:ドライブにインストールしていたプログラムやデータは、一時的にほかのドライブにコピーして、インストールしたあとで戻すことにしました。
後は、ドライバをどうするかということが、最大の問題になりますが、 おそらくWDM対応のドライバが使えるだろうと思ったので、とりあえず、 それぞれのハードウェアのホームページから、最新版のWin2kやWinXP対応ドライバを ダウンロードすることをお薦めします。
それでは、そろそろインストールに取りかかるとしましょうか。
インストール作業は、とりあえずは簡単です。Win2kをインストールするのと、 ほぼ同じような作業が続きます。
まず、BIOSをCD-ROMから起動できるように設定しておきます。 起動して、最初にされる質問は、契約に同意することです。これは、Win2k3でも変わりませんね。 つぎに、パーティションの作成、削除、インストールドライブ選択を行います。 パーティションは変更せずに、そのままC:ドライブにインストールすることにしているので、 C:ドライブを選択します。 そして、ファイルシステムと初期化について質問されます。今回は、C:ドライブを完全に削除してから インストールすることにしていたので、NTFSでフォーマットの後インストールを選びました。
この入力が終わると、しばらく操作することはありません。 コーヒーでも入れながら、ゆっくりと待ちましょう。
何回か再起動された後、地域選択や日本語入力、ネットワークの設定などが質問されます。 いままで使用していたWin2kのプリンタサーバ、ファイルサーバ、ダイヤルアップルータと 同じことをやらせるつもりなので、これらの設定はWin2kと同じ設定にしました。
最後に、管理者のパスワードを設定して、インストール終了です。
とりあえず、Win2k3は起動しました。管理者でログインしてみると、スタートメニューが XP風なので、これを2k風に変更しました。どうも、XP風のスタートメニューはつかったことがないので。 とりあえずハードウェアをチェックしてみることにしました。すると、いくつかインストールされていない ハードウェアがありました。
この3つのドライバは、?マークが付いていました。 とりあえず、2000/XP対応のWDMドライバをインストールしてみると、 すんなり起動しました。BXF-56Kについては、win2k紀行でも書いたとおり、 標準のモデムもしくは、Win98用のinfファイルでドライバをインストール することができました。
さて、Win2k3はサーバ用のOSであるために、安定性を重視しています。 そのために、マルチメディア系のドライバ性能を落としてあります。 デスクトップマシンとして使う、主に、ゲームをするためには、 これらの性能を修正してやる必要があります。
まずは、サウンドです。ドライバをインストールしても、サウンドは鳴りません。 それは、Audioサービスが停止しているからなのですが、それを動かすために、 コントロールパネルのサウンドとマルチメディアから、サウンドを有効に設定 します。その後、再起動するかの問い合わせがあるので、再起動をします。 すると、差運動が鳴るようになりました。
Win2k3にはDirectXはインストールされていません。まず、これをインストール しましょう。MicrosoftのHPからインストーラをダウンロードして、インストール するだけです。これは、他のWin系OSと変わりません。
しかし、これだけではDirectXを使用するアプリ(主にゲーム)は起動しません。 それは、ハードウェアアクセラレータの設定が低いものに設定されている からです。これを、最大に変更します。
画面のプロパティから、設定タブを選択し、詳細ボタンを押します。 トラブルシューティングのハードウェアアクセラレータのトラックバーを 一番右に移動して、OKを押します。
作成者 : tatsumi-da
tatsumi-da@pat.hi-ho.ne.jp
最終更新日 : 2003-05-08 10:56:33