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ひさしぶりに温泉軍団4名が勢揃いした。今回は新庄駅を起点に、羽黒山・出羽三山神社→肘折温泉(泊)→天童・天童公園、ジャズ喫茶らぐたいむ→米沢・上杉神社→小野川温泉→蔵王温泉(泊)という山形県内を北部から南部までかなり広範囲に移動した2泊3日の行程であった。(温泉の評価は5点満点です。)
| 山形新幹線を降りた新庄駅ビル2階にある映画館ではスウィングガールズを上映していたぞ。 さすが山形が舞台の映画。応援ディスプレーがかわいらしいぞ。 |
肘折温泉(ひじおりおんせん)(4点)
| 共同浴場前にあった看板です |
| 肘折温泉の朝市(季節により違うが概ね6時前から7時30分頃まで) | これがドラクエ等でお馴染みの弟切草だ |
旅 館 名 松井旅館(996-0301山形県最上郡大蔵村大字南山491 TEL 0233-76-2016 FAX 0233-76-2018)
アクセス JR山形新幹線新庄駅より山交路線バス「肘折温泉行き」で約55分、新庄市街より国道47号、458号で約28km
浴 場 男女別内風呂各1、混浴内風呂1、混浴露天風呂1
泉 質 ナトリウム〜塩化物・炭酸水素塩温泉
コメント
肘折温泉は最上川の支流銅山川沿いにあるもうすぐ開湯1200年を迎えるという由緒正しき温泉である(くわしくは上の「肘折温泉」のはじまり」)を読んでね)。正直あまり有名ではないので秘湯の1軒屋かと思いきや、小規模ながら旅館が建ち並び温泉街を形成しているのには驚いた。旅館の数は銀山温泉よりも多いかもしれない。またここ肘折温泉は全国でも数少ない「国民保健温泉地」にも指定されているという湯治場なのである。僕らが泊まったのは松井旅館という老舗旅館。入り口を入ると「元医者」なる金看板も掲げてある、こちらも由緒を感じさせる旅館である。いかにも建て増し建て増しといった木造の旅館の3階の部屋の窓を開けると温泉街の細いメインストリートが一望できる。ここでは毎朝、朝市が開催されるのだ。このメインストリートは上の写真にあるとおり、かなり狭い通りなのだが、なんとここを普通の大きさのバスが通っているのである。バスが角を曲がる時は、人は店の中に避難する必要があった。
さい、松井旅館の温泉は内風呂が混浴1、男女別がそれぞれ1でそれから男女別の内風呂から外に出ると露天風呂になっている。こちらは混浴である。もちろん源泉かけ流し、ここの源泉は約90℃という高温のほぼ透明な温泉である。早速お風呂を堪能したのだが、湯温はかなり熱い。まあなんとか入れるが、人がいない時はがまんせずにホースの水を身体にかけながら入ったほうが健康にはよさそうだ(笑)。でも泉質はさすがで、あまり強くもなく何度入っても心地よさがあった。露天風呂は最近まで肘折温泉ではここにしかなかったものだが、湯温はちょうど良いものの、あまりを綺麗な感じではなく、景色が楽しめるわけでもないので混浴に期待するならともかく内風呂だけで十分である。ちなみにこの温泉街には公衆温泉が2箇所ある他、各旅館のお風呂が楽しめる「湯めぐり手形」(1,000円)も販売されている。公衆温泉の方は旅館でタダ券をもらえる。また湯めぐり手形は無制限に使用できるのではなく、使用回数は3回ということなので、あまり使っている人は見受けられなかった。そして僕らは松井旅館の内風呂で十分満足であった。
食事は、宴会場ではなく、空いている部屋に僕たちだけのお膳が据えられ、なんかVIP待遇だったが、料理はわりと質素。なぜかメインが大エビフライというのも場違いながらほほえましい。その他は山菜が主体の地元の料理でおいしかった。この旅館は湯治宿でもあるので自炊もできるし、オカズは出て、ご飯だけは1膳単位で別売りもしてくれる。僕らは9,000円程度の宿代だったが、湯治の場合だと半額以下で泊まれるのは嬉しい。
朝市は上流の農家が持ち寄ったきのこや山菜、野菜が主体で、なぜか魚まで売っていた。また、もうその時間からおみやげ物屋さんも全て空いており、店によって同じ物でも結構価格差があるのがおもしろかった。朝市で、玉こんにゃくとか甘酒とかすぐ食べられる物も売っていればと思ったがそういう物はなかったのがちょっと残念であった。
宿を出る時、宿のおかみさんたちが荷物を持って駐車場まで見送ってくれた。帰りの道順を心配してくれたのかもしれないが、この温かさがなんともいえない。新庄駅から約1時間の山間にある地味な湯治場だが、「心と体を癒すほんものの温泉」といううたい文句に嘘はなかった。(2004.10.23記)
![]() らぐたいむの入り口 肘折温泉から米沢へ向かう途中、天童に寄ることにした。天童にも市街地の真ん中に天童温泉というなかなかの温泉があるのだが、今回は人間将棋の会場で有名な天童公園へ立ち寄ることにしたのだ。天童公園は市内を見渡す小高い舞鶴山の中腹にある。だだっ広い公園にぽつんと人間将棋の将棋盤があり、階段型の観客席と将棋の駒のモニュメントがあるだけで平日のためかひとっこひとりいなかったが、花壇はサルビアはじめ綺麗な花が咲き誇っていた。舞鶴山の展望台で僕が探したのは次なる目標、僕が最近HPで知り合った「らぐたいむ」というジャズ喫茶の場所である。広い通りに面しているのでだいたいの位置がわかり、早速行ってみることにした。まだ11時前ということで、誰もいないだろうが、店の前で写真でも撮ってこようと思ったのだ。 めざすラグタイムはコンビニの近くのビルの2階にあり、すぐにわかった。連れを車に置いて早速2階にあがっていくとなんと店の入り口が少々開いているではないか。どうやら開店前のお店の掃除をしているようだ。折角来たので僕はずかずかと店に入って声をかけた。事前に山形行きを書き込みしていたので天野ママはすぐに僕のことをわかってくれて、開店前だというのに僕らを入れてくれた。そしてすぐそばの自宅からマスターを電話で呼んでくれたのであった。コーヒーを飲みながら天野マスターから僕の持っていないジョージアダムスの貴重なアルバムや山形でライブしたときにサインしてもらったというレコードを見せてもらった。なんでもジョージアダムスの元奥様は日本人の方だそうで彼の最期は彼女が見とったのだという、帰り際に彼女から送られたというジョージの写真を焼いたものをいただいてえらく感激したのであった。同行者もおり旅の途中だったので、すぐにおいとましたのだが、また機会があればゆっくりおじゃましたいお店であった。 らぐたいむを営む天野さんご夫妻です。横濱JPでもお世話になりました。 ジャズ喫茶らぐたいむのHPはこちらです。 JAZZ喫茶 らぐたいむ |
小野川温泉(4点)
露天風呂名 小野川温泉 露天小町の湯(山形県米沢市小野川町)
アクセス 山形新幹線米沢駅から車で約20分
浴場 男女別浴場(露天風呂)各1
泉質 含硫黄〜ナトリウム・カルシウム〜塩化物泉
その他 無料(午前6時〜午後6時、火曜定休)
コメント
小野川温泉は米沢市中心部からほど近い温泉地で、今から1,200年前に小野小町が旅の疲れを癒したのが起源と伝えられる温泉である。今回は肘折温泉からわざわざ南下して、米沢までやってきて小野川温泉街からちょっとはずれたところにある無料の露天風呂に入った。このあたりは初夏にホタルが鑑賞できるスポットでもあるのだ。「露天小町の湯」は板塀で囲まれた中にある男女別の石組みの露天風呂である。こちらももちろん源泉かけ流しだ。小野川温泉はラジウム含有量が日本一といわれた名湯であり、しかも源泉の温度は約80℃という高温。だからというわけでもないが、この露天風呂の熱さも尋常なものではなかった(笑)。露天風呂というのは外気の関係もあり大抵はぬるめなのが相場なのであるが、自然の温泉だから温度調節機能などもちろんないのだ。そこが天然かけ流し温泉の醍醐味だと思わなければならない。僕らが入っていくと年輩のおじさんと若者が入っていたのだが、ほとんど湯船のはしに腰掛けているだけで一向にお湯に入ろうとしていなかったのはそんな訳なのであった。ここには脱衣場も洗面器すら据えられていたが、もちろんさし水などというものは存在しない。でも僕らは果敢に温泉に入っていくのである。入ってしまえば、熱いがいい温泉だった。ほのかに硫化水素の匂いがするものの、ほとんど透明のひの温泉が無料で入れるのは太っ腹である。悪い気がしたので風呂を出てから入り口近くの茶屋で1本100円の玉コンニャクをみんなで食べた。風呂にいた年輩のおじさんのおくさんたちが涼んでおり、彼女たちは熱すぎて湯に入れなかったとのこと。まあ無理矢理入って倒れられても困るしおばさん軍団にしては賢明な選択である。小野川温泉の「湯めぐり手形」は独楽の形をしており、後で無料で色づけもできるというアイディア物だが宿泊客限定なのはちょっと寂しい。ほかにもこの温泉では、たとえこんな露天風呂前にでもラーメンなどを出前してくれる「どこでも出前」などというのもある。米沢近郊の静かな温泉場であり、結構穴場だと思う。(2004.10.23記)
蔵王温泉(4点)
旅館名 某会社の保養所(山形県山形市)
アクセス JR山形駅から車で約40分、上山市街から約15km
浴場 男女別浴場(内風呂)各1
泉質 酸性・含硫黄〜アルミニウム〜硫酸塩・塩化物温泉
コメント
米沢からふたたび北上した僕らは一路蔵王温泉へ。ここは冬はスキーのメッカとなるが、標高920mに湧く温泉も「奥州三高湯」に数えられる名湯。硫化水素臭もいかにも温泉という感じを醸し出す美人の湯である。つてあって某会社の保養所でにを解く。早速内風呂へ。こちらももちろん源泉かけ流し。源泉は51.8℃ということだが、こちらの湯もなかなかの熱さである。地熱がたまたまそんな状態なのかもしれないが、ここには困った時のホース水もあったので、まあ安心して湯船につかることができた。どこの会社も福利厚生施設を見直している昨今、この保養所も来年にはもうなくなっているとのこと。つくづく昔のサラリーマンは良かったものだと同行の先輩に愚痴を言っても仕方がない。おいしく量の多い料理にも舌鼓をうって満足。欲を言えばきりがないが翌日の天気が大雨だったので、大露天風呂に行きたかったが断念。仙台経由で帰途についたのであった。ちなみに蔵王温泉の湯めぐり手形はこけしの形をしているのだ。(2004.10.23記)
秘湯ミシュラン2003
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秘湯ミシュラン1999
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