今月の風景

2001年10月

尾瀬

柔らかい日差しの中、快い風に吹かれて、草原を歩いていく

 草紅葉に染まる秋の尾瀬

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行って来ました!あこがれの尾瀬へ。
混雑のひどさ、マイカー規制、オーバーユース、 いろいろな問題を考えて、あえて行かずにいたのですが、

9月中旬の土曜日、翌日の予想天気図を見ると、 秋の移動性高気圧が日本全体をすっぽりと覆っていて、 ひさびさに秋晴れの予感がします。さて、どこに行こう?

尾瀬も、今なら花の季節が終わり、 紅葉にはまだ早いオフシーズン。早朝なら人も少ないに違いありません。 よし!尾瀬に行こう!

例によって土曜日の夜にカプチーノで出発。早朝4時頃戸倉に入るつもりだったのですが、関越上里SAで爆睡してしまい、朝日に起こされたのが6時半。眠い目をこすりつつ関越を北上し、7時半に沼田ICを降りて国道120号の日光尾瀬方面へ。戸倉駐車場は満車で戸倉スキー場の駐車場に誘導され、車を止めたのは8時半。駐車料は1000円也。

トレッキングシューズに履き替え、フリースのジャケットを羽織り、小型のザックに防寒用のベスト、防水のウインドブレーカー、帽子、おにぎり、パン、お茶、非常食、デジカメをつめて、いざ出発。

(防寒、雨具を忘れずに!出発の時は晴れていても山の天気は変わりやすく、夏は夕立が多いそうです)

尾瀬戸倉スキー場のロッジで鳩待峠行きのバス、タクシー共通乗車券を900円で購入。混雑時は時刻表とは関係なく、来た順に客を乗せていって満員になると発車するようです。幸い空いていて、すぐに乗ることが出来ました。マイクロバスにゆられること20分程で鳩待峠に到着。

尾瀬はおおざっぱに言うと、2つのエリアに分かれています。西側には本州最大の湿原である尾瀬ヶ原、東側には尾瀬沼があります。さらに、西には至仏山、北側には燧ケ岳がそびえています。尾瀬沼と尾瀬ヶ原を両方を1日で回るのは無理。尾瀬は結構広いのです。今回は一泊する余裕が無かったので、西側の尾瀬ヶ原を歩いて回ることにしました。

鳩待峠からブナ、ミズナラ、カエデ、ダケカンバなどの森を下っていきます。9月ですが目映いばかりの鮮烈な緑に囲まれて、いい感じです。森の中を歩いているだけで幸せな気分。尾瀬っていいわあ!

・・・まだ尾瀬ヶ原に到達していませんでしたね。先はまだまだ。峠付近は石段になっていて、結構膝に負担がかかりそうです。しっかりしたトレッキングシューズを履いてきて良かった。

1時間程下ってきて、森を抜けると大草原が目の前に広がっていました。わあ!尾瀬だ。


燧ケ岳


至仏山

残念ながら花と緑の季節は終わり、一面に枯れ野が広がっていましたが、それもまたよし。その分人が少なくて、のんびりできます。池塘が青空を写してきれいです。

12時頃下田代に到着。尾瀬ヶ原の中心よりちょっと東よりの所まできました。帰りの時間を考えると、残念ながら今日はここまで。尾瀬ヶ原の北側を通って帰ることにしました。

メインルートを外れると人もまばら。誰もいない草原をてくてくと歩いていきます。やっぱ、こういう風景の中を歩いていると、旅しているって感じがします。


風に吹かれて、旅人が行く(笑)

だんだん胸が苦しくなってきました。えーと、ここの標高は1400メートル位だから高山病かな。周囲に人がいないのをいいことに、両手をいっぱい広げて、深呼吸しながら歩いていたら、苦しさが消えてきました。その後は両手をひろげて、吹き渡る風をいっぱい吸いながら歩くことにしました。体が浄化されていくよう。尾瀬の風は気持ちよかったです。
2時ごろ、メインストリートへ戻ってくると、鳩待峠へ帰る人がゾクゾクと集まってきました。尾瀬は登山系の人が多いせいか、広すぎてスケジュールがきつくなってしまうためか、みんな早歩き状態。登山系の人たちには早いほど偉いという風潮があるのかな?走り屋ならぬ歩き屋?

西日を受けて草紅葉が紅く輝き、きれいです。2,3日後の方が赤みが増してきれいかな?それにしても、のんびり歩く人が少ないのが不思議。

山の鼻を過ぎると、1時間ほど山の中の急な登り。6時間程歩いた後なので、結構しんどい。

鳩待峠に帰ってくると、バス待ちの長い行列が出来ていました。5時を過ぎると激寒。フリースにウインドブレーカーを羽織ってまだ寒い。尾瀬の最低気温は標高の割に低く、8月でも一桁。10月に入ると氷点下になってしまそうですから、防寒には注意する必要がありそうです。
帰りは120号から県道64号線に入り、花咲の湯という片品村営の大型日帰り温泉に入りました。豪華な施設にちょっとびっくり。

県道64は舗装2車線の結構いい道で、夕暮れの空いているワインディングをちょっとだけ楽しみつつ、走りながら1,2秒寝てしまいました。危険を感じて「道の駅川場」にて爆睡。日帰りの尾瀬はかなり無理があるみたいです。歩き回るので結構疲れるし。

PM11時頃に起きて、がらがらの関越を走り、深夜の帰宅となりました。

尾瀬、今度は花の季節に行きたいな!(でも激混みらしい)

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2001年9月:能登半島 2001年8月:雄国沼  

2001年7月:アルプス展望道路

2001年6月:玉原高原 2001年5月:西穂高岳
2001年4月:松本城 2001年2月:乗鞍 2001年1月:年賀状
2000年12月:高ボッチ高原 2000年11月:美ヶ原 2000年10月:照葉峡
2000年9月:龍飛崎 2000年8月:日本海 2000年7月:野反湖

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