今月の風景

2002年7月

乗鞍山頂

 

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標高3026メートル、乗鞍岳登頂成功!

2600メートルまで車で登ったので、かなりお手軽な登山ではあるのだが、
山の素人である私にとって、
自分が3026メートルの標高にいるという事実は、
夢のような出来事なのだ。

山頂から20メートル程降りてきたところで、
大きめの岩に腰掛けて、ホッと息をつく。
吹き渡る風が、汗ばんだシャツをあっという間に乾かしていく。
気温は20度を切っていると思うが、暑くもなく、寒くもなく、とても快適。
照りつける強い日射しと、吹き渡る涼風がバランスして、
どちらも心地よい。

高いと思っていた乗鞍スカイラインや位ヶ原が遙か下に見える。
空に浮かぶ天空の大地(と私が呼んでいる)、桔梗が原も遙か下。
素晴らしい風景だ。

登坂に疲れ果てて腰をおろしたのだが、
よく考えると、ここは現時点で日本一爽快な特等席ではないか。

3000メートルの高所で、快適にのんびり過ごす機会なんて、
この先2度と無いだろう。そう気づくと立ち去りがたくなり、
1時間ほど座って景色を見ていた。

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7月下旬の日曜日、午前3時半に川崎の自宅を出発。天気が良ければ乗鞍に向かうつもりだ。乗鞍スカイラインも県道84号乗鞍エコーラインも来年からは自家用車乗り入れ禁止。今年がラストランだ。走れるうちに走っておきたい。

4時半に相模湖インターから中央高速に乗る。天気は薄曇り。晴れろ晴れろと祈りながら西へ向かう。

午前6時に塩尻インター到着。山の方は曇に覆われている。またダメかぁーと思いつつ登っていくと・・・・・
青空が次第に広がってきた。

それにしてもやたらとバイク(銀マット装備)とオープンカーが多い。ラストランということでツーリストが集まってきているのだろう。

雲海の上に出た。真っ白な雲の上に鉢森山、蓼科、八ヶ岳といった2000メートル級の山々が浮かんでいる。あまりの美しさに呆然とするばかり。

なるほど、塩尻は雲の下。山など見えない訳だ。塩尻で雲を見て引き返さなくてヨカッターと心底思う。しかし、これほど山の上と下で天気が違うなんて・・・。

エコーラインは標高2700メートルの畳平まで登ることが出来る。が、畳平駐車場までもう少しというところで、渋滞に遭遇。朝の8時前だと言うのに、全く動く気配がない。やむを得ず引き返して、位ヶ原の路肩の広いところに車を止める。

快晴である。念願の3000メートル峰はすぐそこ。トレッキングシューズに履き替え、小型のリュックを背負って登り始める。大駐車場のある畳平からの道と違って、位ヶ原からの道程はちょっとハード。雪も少し残っていて、滑り落ちそうで少しドキドキ。果たして山頂までたどり着けるのだろうか。

火山らしく、大きいものから小さいものまで岩がごろごろ。今日はハイカットのトレッキングシューズを履いているからいいが、普通のスニーカーを履いていたら足首を捻挫してしまいそうだ。今回は忘れたが、ステッキも持ってくればよかったと思う。

肩の小屋で畳平から登ってきた大量の登山客と合流。賑やかです。家族連れも大勢いる。3000メートル級にしては極端に短時間で上れる山だが、道程は結構きつい。

だんだん高所感が高まってくる。

岩がゴロゴロ。足場がとても悪くて、一歩進むごとにふらついたり、すべったり。とても疲れる。50メートル進んでは休むの繰り返し。

山頂直下にある火口湖が見えてきた。遠く白山の山並みも見ることがきる。

登頂成功!

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