伊豆半島に春を訪ねて


プロローグ

PART1 ★VTRで走る東伊豆 海沿いの道はやっぱり混んでいた★

PART2 ★ひさびさカプチーノ 伊豆スカイラインを快走して南伊豆を目指す★

PART3 ★春の陽気にはバイクで お勧めはやっぱり西伊豆走りまくり★

PART2 ★ ひさびさカプチーノ 伊豆スカイラインを快走して南伊豆を目指す ★
東伊豆は渋滞ばかりで全然走った気がしなかった。そこで、今回のテーマは渋滞回避。伊豆スカイラインを走り、冷川ICで下りてマイナーな県道で天城湯ヶ島に抜けるルートを通ってみた。休日昼間に小田原から伊豆南端に到達出来る最速ルートのハズ。

日が暮れてからのバイクの寒さに懲りたので、今回の旅の相棒は久々登場のカプチーノ。最近はもっぱら週末の買い物の足となっているので、たまには旅をさせてあげないと。

というわけで、まずは箱根越え。箱根峠を目指す道は次の4通り。
  • 箱根新道 最短距離だが低額有料
  • 国道1号(旧道) 無料だが遠回り
  • 旧東海道 狭い温泉街を通る
  • 箱根ターンパイク 通行料高い

いちばん味気ないうえに、開通してから大夫経つ古い山道+天下の国道1号バイパス(交通インフラの基礎の基礎)+トラック多い=有料というのが解せないが、箱根を単に通過するだけなら箱根新道が早い。200円を払って箱根新道を登り始める。

箱根の山は冬枯れていたが、日の光は山の地肌まで届き、落葉樹の森は明るい日溜まりになっていた。そんな森の中に寝ころんで昼寝したら気持ちよさそうだ、国道1号バイパスは味気ないなんてことは無かったな、などと思いつつ箱根峠に登ってくると、芦ノ湖の向こうに富士山がバーンとそびえてた。

伊豆スカイライン
箱根峠で左折して県道30号十国スカイラインへ。展望が開けた気持ちのよい道。空に浮かぶ富士山を見つけてカプチと記念撮影。

ちなみに、この下は函南原生林という東京近郊では希な原生林となっている。森の中でも車やバイクの走行音が聞こえてくるのが玉に傷だけど、手つかずの自然が残っていて遊歩道が整備され、ブナの巨木などがあります。

十国峠を越え、いよいよ伊豆スカイラインへ。稜線上を走るスカイラインは驚くほど見晴らしがよい。

伊豆の山並み、富士山、相模湾といった展望を右に左に眺めながら疾走。久々の伊豆スカイラインは記憶以上に爽快な道だ。

素晴らしいパノラマ風景に、走りたいような止まりたいような。

 

県道12号線〜県道59号線
伊豆スカイラインを冷川ICで下りて県道12号線に入る。

普通なら修善寺に向かうところだが、休日の修善寺は混んでいる。山の中をショートカットする県道59号線を通ってみよう。

ということでやって来た県道59号線、最初の内は2車線の程良い田舎道。交通量は少ない。ワサビ田を眺めながら次第に森の中へと入っていく。

ワサビ田を過ぎ、峠越え区間にはいると県道59号線は急に狭く、窮屈になる。快適なドライブコースとは言い難いが、抜け道として割り切れば使用価値はあるだろう。
国道414号線〜天城峠〜川津ループ橋
峠を下ると湯が島温泉の街中に出る。国道414号線と交わる交差点は信号すら無く、目立たない。帰りにこのルートを辿るのは困難かもしれない。

国道414号線は天城峠を貫く伊豆半島中央部のメインストリート。交通量は多いが、ココまで来ると流れはスムーズで、気持ちの良いワインディングが続く。

天城峠は旧道で越えてみた。狭く少し荒れたガタガタ道を越えていく。伊豆の踊子の世界。
天城トンネル。トンネル内擦れ違い不可なので観光シーズン休日は遠慮した方が良さそう。トンネル内も歩行者が多いのでトンネル入る前には一時停止し、前方の安全をよく確認してから入ろう。(目が暗さに慣れないと歩行者が見えないので危ない)

峠を過ぎて国道に合流。適度なワインディングが続く。途中に川津ループ橋があるが、それ程大規模な印象は受けない。

ループ橋を過ぎたところに川津七滝の入り口がある。ループ橋の真下と渓谷近くに町営の無料駐車場あり。渓流沿いに遊歩道が整備されている。観光バスが沢山来ていて観光客が溢れており、早々に退散する。観光地化が著しく、それほど趣のあるところでは無いというのが私の印象だった。

そして南伊豆へ →南伊豆観光のオフィシャルページ
川津桜で有名な川津町に通りかかる。2月中旬で桜祭り期間中で人出は多かったが、国道からざっと見たところ3分咲き位な感じ。見頃で無いのと、混雑しているので通過してしまった。でも山肌に咲く梅の花が春を感じさせてくれる。

海沿いの国道136号線に出て南下し、下田を過ぎて県道16号線に入る。海も爽快だが、山の方も常緑樹が生い茂り、暖かい地方であることを実感させてくれる。なかなかいいワインディングだ。交通量も少ない。
止まるのが惜しくて石廊崎を通り過ぎ、奥石廊崎(あいあい岬)までやって来た。東京から日帰り圏とは思えない断崖絶壁が続く。石廊崎より写真栄えのする風景かも。

引き返して石廊崎へ向かう。駐車場は無料だか、何となく寂れた感じだ、と思って歩いていくとジャングルパークが姿を現した。倒産したのだろう、閉園している。

(後で調べると2003年9月に閉園していた。ほんの半年前まで営業していたことになるのだが、訪れたときには既に廃墟の雰囲気を漂わせていた。人がいなくなった建物は何故か急速に荒れていく)

ジャングルパークはとても巨大な建物だった。駐車場から岬までの歩道に沿って巨大温室が数百メートルに渡って延々と続いている。まるでザウスの用だ。ガラス窓からのぞき込むと内部は熱帯植物が生い茂ってはち切れんばかり。中はまさにジャングルと化していた。日本最大級の廃墟だろう。解体するだけでも大変そうだ。どうするのか見当もつかない。

10分程歩くと海が見えてきた。石廊崎灯台の側を通り過ぎ、岬へと下りていく。視界がひらけて気分がよい。ここまで来るのは始めてだったが、意外にいいところです。かなり歩きますけどネ。
やってきました伊豆半島の最南端。アメリカが見えそうです。

東京から近いわりに最果て感があります。途中の崖っぷちに建つ石室神社が良かった。可愛い巫女さんがいました。
西伊豆は闇に消えて、時間切れ
車のところまで戻ってくると、もう夕方。夕日を眺めながら南伊豆を北上する。冬の日暮れは早く、しばらく走ると闇の中。

伊豆に来て温泉入らないのもいかがなものか?というわけでやって来たのが戸田の「壱の湯」という共同浴場。安いし夜遅くまでやっているし駐車場もあるしで入りやすい。何の特徴もない銭湯みたいな温泉だが、湯量が豊富で気軽に利用できるのは何よりありがたい。

 

場所は海沿いの県道17号から戸田峠に登る県道18に入って数百メートル。写真のように県道ぞいに櫓が建っています。共同浴場は地味なのに櫓は電飾が施してあって派手です。経営努力でしょうか。

日が暮れてしまい南伊豆は闇の中。伊豆スカと並ぶ伊豆のもう一つの爽快スカイラインである西伊豆スカイラインも訪れていない。これでは物足りない、という訳で伊豆の旅はPART3に続くのであった。

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