春の東北旅行 残雪と新緑の十和田・八甲田へ 〜2日目Part2〜


残雪の八甲田

奥入瀬に沿って下り、十和田湖温泉郷の交差点を左折、国道103号線に入りました。

国道103号線十和田ゴールドラインは八甲田の山塊の真ん中を通るスケールの大きな山岳国道です。日本有数の広大なブナの森を通り、八甲田山を目指します。

 


鮮烈な緑

国道103号線 蔦の森付近

新緑のブナ林の中を登っていく。それにしても、この新緑の勢いはなんなんだろう。東京近郊の森とは比較にならないほど。

標高が上がるにつれ季節は逆戻りしていく。道は急登坂つづら折れの恰好のワインディングだが、さすがに八甲田観光のメインルートなだけに交通量は多く、カプチーノらしい元気な走りを楽しめる状況ではない。(夏の観光シーズンは渋滞する)


残雪多い八甲田


ワインディングは渋滞気味

国道103号線 傘松峠付近

15分ほど登ると、凄まじい生命力を感じさせた新緑も姿を潜め、さらに登ると雪に覆われた世界へ。植生は亜寒帯へと変化していく。冬の八甲田の厳しさを感じさせる風景だ。

酸ヶ湯(すがゆ)温泉

100人風呂で有名な酸ヶ湯温泉。木造の大きな混浴(今はほぼ分浴)風呂と濃い硫黄泉が有名。かなり混雑している模様。以前入ったこともあるので、今日は止めておく。

城が倉大橋

酸ヶ湯温泉から少し下ってくると、ブナの新緑が再び増えてくる。残雪と新緑のコントラストが美しい。城が倉大橋はそんなブナの森を上空から見渡すことが出来る素晴らしい観察ポイントだ。

ブナは雪を吸い上げて緑の息吹に変えている。そう思わずにはいられない。

国道103号線 八甲田〜青森

八甲田から青森へ向けて下っていく。国道103号はブナ林を抜け、青森市内を見下ろして走る。ダイナミックで走りごたえのあるワインディングだ。

そのまま青森市内に抜けてもつまらないので、八甲田山の中腹を右回りに回っていく。


残雪と新緑のコントラストが美しい

初めての、県道40号、田代平、国道394号線・・・

県道40号線

県道40号線は八甲田山の北側を通る。走るのは今回が初めてだったのだが、ブナのトンネルを抜け、草原を駈け抜ける予想以上の素晴らしいワインディングロードだった。

 

田代平

県道40号線のハイライト、田代平。八甲田山の中腹に広大な草原がひろがっている。新緑のブナ林から雪に覆われた山頂まで、季節の変化を一望しながら草原でのんびり過ごす。


野営禁止ではない様だ。野営する?


広がりを感じさせる雄大な風景

国道394号線から眺める八甲田山と田代平。何もないただの道端からの眺めだが、東北地方きっての景勝地であることは間違いない。

谷地温泉

田代平から国道394号線を南下し、谷地温泉にやってきた。これで八甲田山を一周したことになる。
木造のひなびた建物はいかにも歴史のある湯治場といった風情だ。浴槽も大きくはないが、白濁した湯の感触は何者にも代え難い。
熱めの湯と温めの湯があり、交互に入っているうちに体が軽くなった。なんとか下北半島まで行けそうだ。


入浴料300円位だったと思うが
内容からすると安すぎる

国道394号線

再び田代平に戻って、国道394号線で下北半島の方に抜けることにした。高原を爽やかな風が吹く。

八甲田山の麓に牧場がひろがっている。参ったね、こんな美しいところがあるなんて、知らなかったョ。

しばらく北上すると道は下りに。名残惜しい。思わずUターンして、八甲田山を正面に眺めるドライブを楽しむ。国道394号線は走ってよし、眺めて良しのベストドライビングコースだった。今回の旅の最大の収穫!
薬研野営場にて
今回の旅の最終目的地は下北半島だ。出発時には半島を一周するつもりだったが下北半島って、と、とーにかく道程が長いのだ。腰痛の状態を考えると一周は無理。とりあえず癒しを求めて薬研温泉に向かう。

薬研野営場

薬研野営場にやってきた。ツーリストに人気のキャンプ場だ。森と渓流に囲まれ、温泉にも近い絶好のロケーション。しかし当日はゴールデンウィークということもあるのか宴会目的の集団キャンパーが多く、静かに森のキャンプを楽しむという訳にはいかなかった。

薬研野営場。管理人さんも常駐しているし、いいキャンプ場なんだが、いまひとつ落ち着けない。理由の一つがサイト内に車が入れるということ。テントの横を車が通るのは愉快ではない。とりあえずカプチーノをテント入り口の前に停めてガード。駐車スペースとキャンプサイトを分離するだけで、かなり快適安心なキャンプ場になるはず。大きなキャンプ場ではないので、車が入れなくても、それ程不便にはならないと思うのだが。
奥薬研温泉かっぱの湯

テントを張ったらまずは温泉だ。正直、湯船の底がコケでぬるぬるしているのは今一つ。人によってはイヤかも。でも、湯船には掛け流しの湯が満ちあふれていて、湯の鮮度は極上だ。小さいことは気にしないことにして、広い湯船で手足を伸ばす。相客は数名程だった。


道路から丸見え

奥薬研温泉かっぱの湯は無料の混浴露天風呂。混浴といっても、100メートル程離れた所に夫婦かっぱの湯という男女別の露天が出来たので、女性が入ってくることは無い。と思っていたのだが、出ていくときに二十歳前後の若い女の子2人組とすれ違った。少し暗くなるのを待って様子をうかがっている感じ。とりあえず入るな!と心の中で叫ぶ俺。

NEXT:蔦の森で

1日目へ2日目Part12日目Part23日目4日目

HOME / ツーリングレポート(地域別) / ツーリングレポート(掲載順)