御岳木曽路ツーリングガイド

御嶽山というと標高3000mを越える中部山岳地帯の独立峰。また、夏には大勢の信者が訪れる信仰の山でもあります。3000m級の独立した山というと、他には富士山と乗鞍岳くらいしか無い程のハイスペック。晴れれば期待に違わぬ雄姿を楽しむことが出来ます。でも、東京周辺の人にはあまり馴染みの無いところではないでしょうか。私も今年になって初めて御嶽周辺を訪れ、すっかり気に入ってしまいました。そんな訳で、御嶽周辺をちょこっとご案内させていただきます。

黒石林道は御嶽山へのメインルート。正面に御嶽山、背面に木曽駒を望む展望の良さが特徴。急坂を駆け上がって3000mの御嶽山頂に迫る。道沿いには御岳高原スキー場や銀河高原キャンプ場がある。夏の登山シーズンは混雑するが、普段は静か。

御岳高原より御岳スキー場と御岳山を望む。5月中頃まで御嶽山には雪が残り、新緑とのコントラストが美しい。

銀河村キャンプ場は広い駐車場と整備されたサイトを備えていますがオートキャンプ場ではないのが好感がもる。一人200円+持ち込みテント一張り1500円と一人モノにはちょっと高額。サイトは砂利が多いのが難点。きれいな星空が売り。

うしげの湯は黒石林道の道沿いにある日帰り専門の温泉。内湯と露天風呂があり、露天風呂は小さいが御嶽を正面に見る。飲用可でピリッとしたスポーツドリンクのジンジャーエール割のような味が美味しい?営業時間は11時〜20時、登山スキー時期は木曜休。駐車場も広いので、気軽に利用できる。

県道473号白崩林道。19号から県道20号に入って10分程走り、左折すると大滝村や御岳高原です。直進してそのまま御岳に登るのがこの道。
途中から1.5車線の細い道になり、林の中を2000m近くまで登っていく。

パノラマライン。白崩林道の途中の広い駐車場から県道20号に降りる道。道路地図にはまともに載ってませんが、一応パノラマラインという愛称もあるちゃんとした道です。

ピクニックに来ている人が多かった。上の方は日光いろは坂下りのような急なつづら折れ。道幅は1.5車線位。乗鞍の展望が見事。

ブルーラインは県道20号から御岳ロープウェイ駅へ登る道。高原の中をタイトコーナーやゆったりしたカーブや直線を織り交ぜながら登っていく。
道幅は2車線。御岳ロープウェイスキー場の中をあがっていくと上記白崩林道に接続している。

開田高原は御嶽山の北西側に広がる標高1300mの大地。日本のありふれた農村や観光地の景色とは一味違う、クリアーで落ち着いた開田村のたたずまいが印象的。シックな景観の秘密は観光看板を極力廃し、茶色を基調としたセンスの良い村の案内板に統一していること。蕎麦の産地としても有名。一服して蕎麦でも食すのが良い。新蕎麦は10〜11月頃からかな。

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日和田高原
御嶽山の北側にひろがる高原。訪れる人こそ少ないが、国道361号からチャオ御岳リゾートまでの県道は良く整備された2車線で、美しい白樺林や原生林の景観を楽しむことができる。

濁川温泉
御嶽山をはさんで御岳高原の反対側に位置し、日和田高原からは1車線の狭い山道を1時間程走ったところにある。日本一標高の高い温泉街という話。公共の露天風呂もあるが、湯船があまりにも広すぎて湯がぬるくなっていて、今一つだった。

木曽路案内

木曽路は全て山の中である(島崎藤村)。江戸時代。深い谷をはしる木曽路は旅情たっぷりの道だったはず。でも現在の19号線はトラック街道でそんな木曽路らしい雰囲気は薄れてしまっています。ちょっと脇道にそれて、木曽路らしい雰囲気を味わってみてはいかが?

馬篭宿

山の南斜面に開かれた中山道の宿場町。石畳の急坂の両側には宿場町の面影を残す木造の建物が並び、独特な雰囲気がある。車が入ってこないのでのんびり買い物や食事が出来る。駐車場は無料なので気軽に立ち寄って散策するのが楽しいところである。
町おこしとしてとりあえず成功したが、古い町並みを維持するのはかなり大変そう。来世紀まで維持できるだろうか?

馬篭宿から妻籠宿へ

写真左が遊歩道で、右が車道です。妻籠宿までは車で20分程。1.5〜2車線。遊歩道も平行して走っているので歩行者には注意されたし。

妻籠宿

中山道の宿場町の町並みが残る。本陣、馬屋、一般の家屋等が復元され、江戸時代にタイムスリップしたような感じ。宿場町の復元という点では馬篭以上に徹底している。車両は昼間通行止め。駐車場は大規模なものが3カ所位ありどこに止めても大差はない。駐車料は500円で、古い町並みの復元保存に使われるとのこと。

奈良井宿

かって木曽路最大の宿場町として栄えたという。現在も古い町並みが残り、観光客で賑わっている。電柱とかも撤去して宿場町の雰囲気を再現。車は一応ご遠慮くださいとのことだが、車両進入禁止にはなっていないのが観光地としてはいまいち。散策を楽しむところで車で見て回るところではない。生活とか宿泊客の便宜とかの問題もあるので仕方ないか。
入口の有料駐車場か少し遠いが道の駅に車を止めて歩いて散策するのがいい。

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