九州最南端への旅
真冬の鹿児島〜川崎・バイクで自走・Part3


桜島を眺めながら

神川キャンプ場で寝不足の朝を迎えた。

すぐ側を通る国道は結構通行量が多く、一晩中うるさかったのだ。ここから佐多岬まで、小さな町しか無いはずなのだが?日が沈む時間が遅いので、九州人は宵っ張りなのだろう。お勧めのキャンプ場とは言い難い。志布志の西側にいくつかキャンプ場があるので、そちらに行けば良かったかな?

9時頃出発して桜島に向かう。北上するにつれ天気が悪化、雨がポツポツ降ってきた。桜島も上半分は雲の中。もう一泊して桜島周辺を観光していきたいところだけど。

 

熔岩原を貫く桜島の道。大自然の驚異だ。そういえば、修学旅行でこんな景色を見たような気がする。

雨の方は本降りとなっていた。景色はよく見えそうにも無いし、桜島一周は次の機会にしよう。

 

どうやって帰ろう
天気予報を調べると、熊本、福岡は雨、宮崎は晴れ。晴れてる方に行きたい所だが、さて、どうやって帰ろうか。
候補1:鹿児島から全て高速道路を使用する。

走行距離:約1380km
費用:約2万1650円(自動二輪および軽乗用車)

・・・果たして冬場の高速を1300キロも走りきれるのか?イヤ、無理そう。熊本も雨のようだし、中国道は寒そうだし、雪も心配

候補2:大分県から山口県の徳山までスオーナダフェリーを使う。山口から山陽自動車道に乗って東へ。

桜島〜国東半島(約350km)+スオーナダフェリー+徳山東IC〜東京(916km)
走行距離:約1300km
費用:高速代1万5000円+フェリー代

中国自動車道より山陽自動車道の方が暖かそう。スオーナダフェリーは24時間運行先着順なので、乗れないということも無いだろう。もし別府温泉を楽しんでから帰るなら、このプランになるのだが。

候補3:四国経由で帰る

桜島〜臼杵約250km+宇和島フェリー+松山徳島道約250km+和歌山〜東京約600km
走行距離:約1100km
費用:?

寒さのネックは名阪国道だけ。走行距離は一番少ないし、フェリーの船中で休憩出来るのもいい。フェリーは24時間運行なので、昼便は混んでいるが、夜間や早朝なら空いているハズ。


結局、このルートで帰る事にしました

宮崎まで来ると快晴だった。暖かいし、フェニックスが立ち並ぶ一ッ葉道路は通行量も少なく、快適。この道が川崎まで続いていたらどんなにいいだろう。

と思うが、国道10号に合流すると、あとは正月だけに渋滞のオンパレード。止まっている車の脇をトコトコとゆっくり走り抜けて北上する。

宮崎県というと青島や日向岬が有名だが、楽しみは次の機会に取っておこう。

道として面白かったのが国道10号線の北川〜弥生。宮崎県と大分県の県境付近だった。深い森の中、日豊本線と絡みながら、せせらぎ沿いに走る。10号という古い国道の割に交通量が少なく、ほぼ単独行で景色とワインディングを堪能出来た。通行量が少ないのは、平行して走る国道326号線の整備が進んでいるからだと思われる。
18時頃、佐伯市の道の駅やよいに到着。駐輪場会ったでスキー帰りのライダーに話を聞くと、中国自動車道は雪があるかも?とのことで、四国に渡ることを決意する。道の駅の温泉に入ろうとするが、なんとなくつまらなそうで中止。

本匠村の牧山の湯を訪ねる。最近出来たと思われる地味な公共の湯だが、相客も2,3人と空いているし、無色透明な湯の感じも柔らかで、期待しないで行けば悪くない。

日程が許せば別府温泉巡りに行きたい所だが、楽しみは次の機会に(自分の旅は次の機会に楽しみをとっておくものばかりだが)

19:30頃、臼杵(うすきと読むそうです)のフェリー乗り場に到着。出航1時間前の段階でも並んでいる車は数台と、帰省ラッシュの影響は特に無い模様。

2時間程爆睡しているうちに愛媛県八幡浜に上陸。


宇和島運輸フェリー 寝心地良し

松山自動車道で四国を横断し、徳島を目指す。

高速は少し高い所を走るので、瀬戸内の夜景がずっと見えていて、とてもきれいだった。瀬戸内ということもあって寒さも程ほど。途中、濃霧に巻かれて時速60キロ位しか出せない所もあり、結構時間がかかってしまった。

道後温泉も、さぬきうどんも次の機会の楽しみにして、すっ飛ばし、徳島へやって来た。出航10分前に駆け込み、南海フェリーの腹の中へ。客は少なく、ガラガラに空いていて快眠。


南海フェリーも寝心地よし

早朝に本州上陸。後は、沢山の自動車道を乗り継いでいくだけ。今回は西名阪と繋がった伊勢湾自動車道を利用してみた。湾岸の風は強いが、それを除けば快適。まだ、東名とは繋がっていないが、工事はかなり進んでいる様で、もう少しで完成しそう。完成すると名古屋市内を渋滞の心配なくショートカット出来るので、三重、奈良、紀伊半島方面へは、かなりの時間短縮となるだろう。(現在は東名と伊勢湾岸道は繋がっています)

東名は延々と渋滞していた。疲れ果てて御殿場に到着。御殿場の温泉で長旅の疲れを癒す。

川崎帰着は夜の8時頃。鹿児島を出た時は、果たして帰ってこれるか心配だったが、それ程きつくは無かった。一番きつかったのは、行きも帰りも東名高速の混雑だった。

というわけで、今回の旅は終わりです。大隅半島は良かったのですが、せっかく九州まで行ったのだから、もっと色々見て回りたかったというのが正直なところです。
阿蘇、別府、霧島、桜島etc。
次の九州旅行に向けて楽しみがまたまた増えてしまった、冬のロングツーリングでした。

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