意外に良かった小豆島&冬の四国 Part2 2005.2下旬訪問 2005.3.4UP

県道26号線 小豆島北岸を行く

晴れた!テントを撤収して走り出す。県道26号線は海沿いを走る道ながら、集落を抜けるとグンと高度を上げる。
キャンプした吉田の集落を見下ろす。山と海に挟まれた小さな漁村だ。写真右上にダムがあるのが目を引く。海とダムがこれだけ接近しているのも珍しい。山の際が海まで迫るという、小豆島の地形を象徴しているようだ。

ちなみにキャンプ場は写真中央の砂浜の後方にあり、吉田温泉はダムの直ぐ下に位置している。

反時計周りに島を一周してみることにした。アップダウンを繰り返しながら北岸を快適に走る。景色も良くて楽しい。

小豆島札所巡り、第七十二番奥の院 「笠が岳」
島の西まで来て、ふと、山の中腹にお堂が建っているのが目に入った。

小豆島には八十八箇所霊場巡りがある。景色に引かれて、札所の一つを訪問してみた。訪れたのは「七十二番札所 奥の院 笠が滝」。さあ、修行するのだ!!
とりあえず、入口の駐車場にバイクを止めて、上を見上げる。えーと、階段は?

ここは修行の場である。階段など無いのだ!
という訳なのか、階段は無かった。どうやら、この鎖を伝って攀じ登れということらしい。俄然、闘志が湧いてきた?
崖の中腹に洞窟があった。ここを通ってお参りするらしい。行ってみよう!

「幸せくぐり」である。多分、確実に抜けなくなると思われるので、遠慮した。洞窟の奥にご本尊があったので、参拝させていただく。
とりあえず本堂?まで辿り着いた。これで終点かと思いきや。

建物の脇を見ると、足場が打ち込んである。ココを登れということか!?
本堂の屋根を越え、さらに鎖を伝って登っていく。岩場は濡れていて滑りやすい。

下を見下ろすと・・・おおっ、これはなかなか。
数分で山頂に辿り着く。古ぼけたお堂や石造や、緑に囲まれた参堂があって、いい感じ。それに、瀬戸内の見晴らしも良い。
札所巡りが出来て、緑が綺麗で、景色が良くて、アドベンチャー気分?も味わえる、なかなか良いところだった。ちなみに、午後2時以降は危険なので登頂禁止とのこと。

国道436号線

今度は島の南岸を回る。のどかだ。思わず「みさき〜巡りの〜、バスは〜走る〜」って、歌っちゃうよ(古い、というか自分はそこまで古い世代ではない、たまたま知っているだけである、念のため)
道のお勧めは、島の東岸である。青い海と戯れるワインディングがいい。

日本のエーゲ海?
こんなところで、夏休みを過ごすのも楽しそう。

二十四の瞳 岬の分教場

小豆島が有名になったのは壷井栄の「二十四の瞳」が発表され、映画化されてからである。それ以降、舞台となった小豆島には大勢の観光客が訪れるようになった。
リアス式の海岸を辿って、島の中心部から離れた岬の分教場を訪ねた。この校舎は明治35年に建てられ、昭和46年まで苗羽小学校田浦分校として使われていたという。廃校後も保存され、築100年を越えた。入場料200円を払って、中へ入ってみることにした。

教室を覗いてみよう・・・。
うわぁ〜、懐かしい。この時代に生きたわけではないが、何故かそう感じるのだ。ここだけは、あの時のまま・・・。(あの時って何だ?)
壁には小学生の絵が貼られ、教卓や先生の机やオルガンもそのまま残る。さっきまで授業が行われていたかのようだ。黒板にはチョークで昭和46年に書かれたお別れのメッセージが残っていた。

まるでタイムスリップしてきたかのように、校舎の中だけ、別の時間が流れていた。何故か涙がボロボロこぼれる。
・・・これだけ何かを感じさせる建物は、はじめてです。教室が3つだけの、ほんの小さな古ぼけた校舎なんですが。
保存されていて良かった。この校舎は、あの頃の風景を、ずっと未来に伝えてくれるのだろう。

皆さんも、ぜひ訪れてみてください。泣けます。

雪の小豆島スカイライン

もう一度、山の方を走ってみることにした。昨晩の雪は除雪されていた。
小豆島では、島の真中の尾根筋にドライブウェイが走っていて、ご機嫌なツーリングが楽しめるのがいい。
岬の分教場は、右の写真のちょうど中央付近にあるはず。

寒霞渓にやってきた。天気が悪いのが少々残念。
尾根道を走り抜けて、降りてくると銚子渓である。大きな島ではないが、風景の変化が楽しい道だ。

四国へのフェリー

町へ降りて買い物をしてみた。島内には中規模のスーパー数軒、ホムセ、コンビニから百円ショップまであり、食料品の物価も一般的な地方都市レベルで、つまり東京より安い位だった。

小豆島もほぼ走り尽くした。さあ、四国へ渡ろう!

香川県高松へのフェリーは島の西側の土庄港、中央の池田港、東側の真壁港より出ている。3路線とも料金はほとんど同じ。今回は池田港よりフェリーに乗ることにした。

船内は結構豪華。最前列のシートは新幹線のシートを流用したようだ。リクライニングするので熟睡出来たのが嬉しい。船内各所に鉄道の意匠がみられたので、造船会社は列車も作っているところなのだろう。

小豆島国際フェリー池田〜高松 所要約60分
バイク750cc未満:1270円(自動車4m未満:3970円)
フェリーについては小豆島観光協会のサイトをどうぞ

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