初夏の道東へ

〜5泊6日、道東いいとこどりで早回り〜

PART5 印象に残った道、印象に残った風景

過去3回の旅で、ロモの印象に残った道と風景をピックアップしてみました。

たった3回では、ベテランの方から見ればロモ全然行けて無いじゃんということになるでしょうけど、初めて北海道に行かれる方や、限られた日程で回ろうという方の参考になればいいな、という意図で作ってみました。

かなり個人的な趣向を反映したものですが、あいつは、あんなところが好きなんだなー、とか思いながら見ていただければと思います。

印象に残った道 BEST5!

1位 オロロンライン(道北)
断崖絶壁を行くR231、海沿いの丘陵地帯をアップダウンしながら進むR232、荒涼としたサロベツ原野の中を延々と走る道道106。

北上するにつれて集落は少なくなり、風景は次第に哀愁を帯びていく。

最果ての原野と、オホーツク海に浮かぶ美しい利尻富士のシルエットが印象的。

2位 R273 層雲峡〜三国峠〜糠平(道央)

北海道を代表する峠道だが、十年前はダートだったというだけあって、物流ルートからは外れている。R39との共用区間を過ぎるとガクッと交通量が減り、快適に走れる。

三国トンネルを抜けると眼下に雄大な樹海が広がり、感動的。樹海を渡る橋が、カッコイイ!

3位 道道123+142 北太平洋シーサイドライン(道東)

厚岸から霧多布までの道道123は、普通のワインディングだが、夏は霧が多い。霧と晴の境界が美しい。

霧多布を過ぎると、民家は稀にしか現れず、周囲の風景は一段と寂しくなり、最果ての旅情をたっぷりと味わえる。

牧場で遊ぶ馬を見てホッ。

4位 R336 黄金道路

襟裳岬へ向かう海沿いの道。その名の由来の通り黄金を投じる程お金を掛けて建設されたが、未だに崩落を繰り返す険しい道。

海沿いの区間が有名だが、十勝の丘陵地帯を走る交通量の少ない区間が、意外に良い。

5位 R334 知床横断道路(道東)

北海道には珍しい(もっとも北海道でも洞爺湖、支笏湖、ニセコetcの山道は本州風だが)山岳ワインディング。道、眺望ともに良し。

超人気観光道路だが、物流ルートから外れているのもいい。地図上では結構な長さがあるように見えるが、走ると短い印象がある。

印象に残った景色BEST5!

1位 美幌峠(道東)
美幌町から登っていくのがお勧め。峠を越えると視界が開け、北海道の自然の雄大さを実感出来る。
2位 宗谷丘陵+宗谷岬(道北)

宗谷岬に、特別なものは無い。最北の地まで走って来たという感慨が、旅の宝物となる。

宗谷丘陵に登ると、氷河によって形成された奇妙な地形が、地平線まで続いている。意外性のある景色がどこまでも続いているあたりに、北海道の雄大さを感じることが出来る。丘陵を走るワインディングもGOOD!

 

3位 釧路湿原(道東)

ダートの残る道道1060を走っていると、まるでサバンナに迷い込んだよう。コッタロ展望台や細岡展望台からは雄大な風景を望むことが出来る。いつまでも、このままの風景でいて欲しいと思わずにはいられない。

冬になったらタンチョウツルを見てみたい。

4位 霧多布〜根室半島〜納沙布岬(道東)

根室半島は、ただの小さな半島ではなかった。美しく穏やかな景色と、最果て感が同居する不思議な世界。納沙布岬は星の数ほどある岬の一つに過ぎないが、そこに至るまでの道程が美しい。霧多布から海沿いを走ってみて欲しい。カニも美味しいョ。

5位 三国峠(道央〜道東)

大雪山の東側を抜ける雄大な峠。北海道の国道NO1の高さを誇る。延々と続く樹海に、北海道の自然の深さを感じる。

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(追記 旅の日程と費用について)

日程:道内3泊、フェリー2泊の計6日間
費用:かかった費用はフェリー代2万円、ガソリン代9千円、食費4千円、宿泊代0円の計3万3千円

上記費用は、ほぼ最低限の費用と言っていいでしょう。オンシーズンはフェリーの値段も上がりますし、旅をしていると何かと費用がかさむものです。一般的に見れば、一週間の日程で、宿泊はキャンプ場としても、ほぼ7〜8万円位かかるのではないでしょうか。

バイクや車の故障など、突発的に出費が必要なことも考えられますので、予備費も用意しておくべきでしょう。私もさすがにその辺は考えていて、渡航する時、財布には2万円位しかありませんでしたが、緊急時に備えてクレジットカードは持参しました。

(夏休み中のフェリーのこと)

お盆休み中の北海道行きフェリーの予約をとるのは、至難の業の様です。首都圏から遠くて便数も多い八戸〜室蘭・苫小牧航路辺りの方が、もしかしたら多少は予約が取り易いかもしれません。

また、船内も大変混雑するようです。2等船室の場合は一人当りのスペースが肩幅位しか無いので、満員だと辛いものがあります(寝るところが無くなっちゃいます)。混雑期なら寝台の方がいいかもしれません。(逆に、空いている時は、2等船室にした方が広々として快適です)

(タイヤ交換のこと)

レポートの中では省略してしまいましたが、実は、道内でタイヤが丸坊主になってしまい、コードが露出してしまったので、やむなく予備の貯金をおろして、帯広のバイク屋でタイヤ交換をしています。タイヤ交換については、旅の費用というよりは、バイクの維持費ですので別会計にしています。安いのが取り柄のはずのIRCのバイアスタイヤ、リアのみで2万1600円もかかってしまいました。東京の用品店なら前後換えられる価格ですので、かなり凹みました。

北海道では距離を走るのと、バイク場合は普段より重い荷物を積載する関係か、リアタイヤの減りが早く感じられました。交換したくても、バイク用品店もほとんど無いので、サイズが少なく、交換費用も高くなりがちのようです。私の場合、ギリギリまで使って倹約するつもりが、旅先での交換ということになり、かえって高くついてしまいました。出発前に交換しておけばよかったです。なお、四輪の場合は、タイヤ量販店をたくさん見かけましたので、道内で交換しても問題はないでしょう。

(取り締まりのこと)

北海道では、車の性能に関係なく、アクセルさえ開ければ高速道路並みの速度で走れる道がほとんどです。だいたい通常80、街の前後70位で走っている車がほとんどですので、同様のペースで走るのがいいと思います。時々猛スピードで走っている車がいますが、仕事でノルマに追われて焦っているとか、納期が間に合わないで急いでいる車(トラック)だと思われます。出そうと思えば幾らでもスピードが出せる道ですので、後ろからそんな車が来たら、早めに発見して、安全なところでやり過ごすのが無難でしょう。

北海道で一日走っていると、かなりの確立でスピード違反の取締りを見かけます。レポにも書きましたが、美幌峠の西側では覆面パトカーに狙われてしまいました。セーフでしたが、これは観光客狙いですね。

漫然と走っていると、北海道旅行が非常に高くついてしまうかもしれません。街や集落の手前で必ず制限速度が60→50に落ちますが、その辺りで取締りをやっていることが多いようです。自分の場合は、街からちょっと離れて、でもまだ人家がポツポツあるような所にパトカーが潜んでいるのをよく見かけました。街の中でやっていたという話も聞きました。人が住んでいないような原野の真っ只中では、さすがに見かけませんでしたが、オロロンではヘリがいるとかいう話も・・・。

気をつけて、北海道旅行を楽しんで来てください。では!

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