春のアルプス展望の旅

PART3

姫川とR148を巡る旅
さて、後は山を突っ切って日本海に向かうだけです。R148は姫川に沿って下っていきます。
対岸に大崩落の後が見えます。崩落した土砂の上に木が生えているところを見ると、かなり古い崩落の様です。山ごと崩落し川をせき止めてしまう危険が姫川にはつきまといます。

日本全国いろいろな道を走って来ましたが、ここ姫川流域が交通路として日本一デインジャラスなエリアだと思います。というか人間の力ではコントロール出来なさそうな印象を最も受けるところです。山ごと崩れてきたらどうしようも有りません。

そんな姫川に沿って走るR148ですが、近年は積極的にトンネル化が計られてきました。走ると長大なトンネルの連続には圧倒されます。特に白馬から糸魚川に向かうと、まるで地底に潜っていくかのような不思議な感覚にとらわれます。
トンネルを避け、姫川を渡ってみました。橋の横には旧橋の主塔が残っていました。ボロボロで今にも崩れそうですが、建っているということはあの平成7年7月の豪雨で生き残ったということになります。凄いです。

姫川を挟んで大糸線と多分R148の旧道が通っています。旧道は今にも押しつぶされそうです。あれだけの土砂の圧力に耐えられそうには思えません。
ということで廃道かと思ったら通れました。補強されているようですが、ちょっと恐いです。
地底を通っているかと思われた新道は、旧道の頭上を走っていました。
新道から眺める旧道Part2です。

あ、あんな所をは、走っていたのか・・・。今見ると正気の沙汰とは思えない・・・と言っても過言ではない程ですが・・・。工事の苦労が忍ばれます、というより想像出来ないです。でも、そういえば昔はあんな道でした。

いや、今の道だってきわどい所を走っているはずですが、トンネルやらスノーシェードに覆われて気がついてないだけのような気も・・・。

山肌の下端がえぐり取られています。

この姫川渓谷はおそらく今が最も浸食と地形の改変の激しい時期に来ているのでしょう。こうやって地形が変わっていくんだなあと実感させられます。

豪雨災害で最も崩落の激しかった所です。最も崩れたのは写真左側だと思いますが、よく見ると写真右上辺りにも崩れそうな跡が有ります。この山が崩れたら人の手には負えそうもありません。

平成7年7月の豪雨災害は2年に渡る大糸線の運休や道路、線路、家屋、旅館流失など膨大な被害をもたらしました。でも人命被害はありませんでした。死者ゼロです。流域住民の方の知恵と危機管理が優れていたことを示しています。

しかし大糸線はあまりの崩壊ぶりに復旧無理かと思いましたが、開通させましたね。人の力も侮り難し。

そして日本海へ

ついに日本海までやって来ました。夕日を浴びてVTRが輝いています。日本海といえば夕日の名所。日没まで居たいところ名残惜しいですが・・・。
さあ!後は帰るだけです。海沿いを北上して・・・もう一度本州を横断すれば我が家です。川崎まで350キロ、頑張るぞ!

 

・・・上越〜R253〜六日市〜R17〜環八〜甲州街道、ALL下道使って、帰宅は0時過ぎとなりました。

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