春のアルプス展望の旅

PART2

松本〜大町市〜八坂村

朝5時頃に健康ランドを出ると、空は雲に覆われていました。でも天気予報は晴れで降水確率は0パーセント。気を取り直して北へ向かいます。

県道51号線を北上していると雲の切れ間から青空が見えてきました。

大町博物館の脇を抜けて林道を駆け上がっていきます。
振りかえると・・・日の当たった峰が白く輝きだしています。いけるかも!

展望ポイント4 鷹狩山展望台(2日目)

山頂の標高は1100メートル程。さすがに外は風が強く寒いので展望台に待避。2階の展望室の鍵は・・・開いてました。ガラス張りの展望室を独り占め。ここで晴れてくるのを待つことにしました。

ガラス張りの展望室は風が吹き込むこともなく暖か。窓の外で展開するダイナミックな風景の観客は私一人だけです。アルプスの嶺が少しずつ輝きを増していきます。もしかしてココは現時点で日本一の特等席では!

 

しばらく待って屋上に上がります。展望台の屋上は4階建て位の高さになるでしょうか。

さあ、撮影開始!北の方から白馬岳、五竜岳、鹿島槍。

爺ヶ岳、岩小屋沢岳、鳴沢岳、赤沢岳・・・。

この正面の山並みをアルペンルートがトンネルで貫き、黒部ダムそして立山に通じているはず。いつか行ってみたいです。

この展望台は大町市の物では有りませんでした。大町市を一番よく見渡せるこの展望台は、実は西側の八坂村のものなのです。八坂村は5キロ四方程の山間の村で人口は1200人弱。今時こんな小さな村が残っているというのも驚きですが、そんな村にとってはこの展望台の維持だけでも大変そう。うむむ、鷹狩山スカイライン建設して有料道路にしたら?とか思ってしまう。まあ、採算はとれないでしょうけどね。多分。

青木湖

再び大町の街に下りてR148を北上していきます。青木湖の辺りは長野オリンピックを契機にバイパスが開通してトンネル化されていますが、ここは旧道を行きます。大糸線と湖を絡めた風景はとても美しいです。

R148の脇には青々とした水をたたえた青木湖が横たわっています。フォッサマグナ上の湖は地質学的に貴重で透明度も日本有数とか。

幹線道路沿いながら、青木湖はいつも落ち着いた静けさを保っているような気がします。その理由は、波が少なく、湖面が静まりかえっているからではないかと思います。

白馬ジャンプ台

さて白馬村にやって来ました。とりあえず向かったのが今や白馬村のシンボルとも言うべきジャンプ台。
長野オリンピックの興奮が蘇ってきます。競技期間中でなければ上まで登れるのですが(とてもとても恐いです、足がすくみ、下はまともに見れません)、この日は整備中とかで閉鎖されていました。残念。

有料ですがお勧めの場所です。

展望ポイント5 R406 嶺方峠 その1

アルプス展望を堪能し旅の目的は果たしました。とはいえ時刻は9時過ぎ。1日は始まったばかりです。ちょっと寄り道していこうということでR406に入り、鬼無里村方面に向かいました。

目的地は戸隠。あの戸隠の山並みに雪が残っていたら綺麗に違いない!そう思いませんか、皆さん!しかも、もう道路の雪は溶けているだろうし行けないって事は無いはず。

 

R406を登っていきます。木によっては新芽が吹き出して、春は間近といった雰囲気です。峠に到達して振り返ると。

今回のレポートに新たな展望ポイントが追加されました。まあ、この嶺方峠の展望は広く知られた存在な訳ですが、車を止めるところが僅かしかなく、過去に訪れたときには通過するしかなかったのです。写真を撮影したのは初めてで、当HPでも初掲載となりました。

峠を越えてR406を走ります。舗装してあるもののボコボコで路面状態はかなり悪く、道幅も狭くて2車線に微妙に足りません。白馬と長野を結ぶ国道ですが、オリンピックの恩恵は受けていない様子です。というか昔より悪化してるような気も。まあ、ボロい道もまた味がありますけどね(平行して走る県道33号線の方がオリンピック道路として整備されています。何も知らない県外ドライバーからすれば県道33を国道表示にして欲しいところです)

展望ポイント6 大望峠

鬼無里村からは県道36号線で戸隠に向かいます。道幅は1〜1.5車線と狭いうえ、見通しが悪く、道程はやたらと長い。カプチーノで通ったときも難渋した程です。
狭いつづら折りの県道で標高を上げていきます。車だとしんどいところ。ハンドル回す手が痛くなっちゃうかもしれないが、我慢してくださいね。お楽しみはもうすぐ。
峠は切り通しで越えてしまいます。そこで脇道を行くと広場があり、パッと視界が開けました。それも360度。

すっ、凄い!ここは空中庭園か?!

伝説の谷、大望峠。

地層がそのまま持ち上がったような(実際そうなんだろうけど)一種異様な戸隠連峰の山並みが間近に迫る。もう大迫力なのです。

視線を左に移すと、北アルプスの山並みが果てしなく広がっていて・・・世の中にここまで開放感のある峠が他にあるだろうか・・・。

展望ポイント7 戸隠 鏡池

さらに先へ進みます。谷を1つ渡ると戸隠バードラインに突き当たります。左折して百メートル程進んだところにあるのが戸隠神社の宝光社となります。

実は中学の林間学校がここだったのです。そういえば夜中に境内で肝試しをやったっけ。脅かされてびっくりしたペアの女の子がしがみついてきて(^_^)vラッキーなんてことも・・・いや肝試しはいいねえ・・・などと、ささやかな思い出に浸りつつ通り過ぎる。

 

20年以上昔の中学生の頃の記憶を頼りにして・・・おっ、有りましたよ宝光社から鏡池への道が。懐かしいなぁ。

(道はちょっと狭いです。どちらかというとハイキングコースなので気を付けてください。一応県道沿いに小さく道先案内板もでてます。でも車なら林道の逆側(中社の先の方)から入った方が楽かもしれません)

数分間バイクを走らせただけで、周囲は雪景色に変わっていきました。この先は鏡池しか有りません。もしかして除雪したての開通したてですか?!。

ひさしぶりの鏡池は雪に覆われていました。湖畔に向かって歩いていきます。新緑には未だ早いけど・・・こっこれは!美しいのでは?!

戸隠連峰は程良く雪が残り、その険しさを際だたせていました。春の日射しが湖畔の雪を少しずつ溶かしていきます。

湖畔はひっそりと静まりかえっていました。あまりの美しさと荘厳さに立ちつくす私。美しすぎです。

 

思い出の地、戸隠にもう一つ記憶を追加して、静かに去っていく私なのでした。

 

(ちなみに1週間後には湖面の氷は全て溶けたようです。新緑の季節になるまで景色は今一つかもしれません。でも水芭蕉はGW辺りが見頃かも。詳しくは戸隠村観光協会HPへ)

 

 

展望ポイント5 R406 嶺方峠 その2

来た道を戻り、R406で白馬に向かいます。再び嶺方峠です。トンネルの中から北アルプスの雪壁がドアップで迫ってきます。
トンネルを抜けるとアルプスを見ながら滑空していきます。新緑の季節ならもっと美しいはずです。(盛夏の頃は木の葉に視界が遮られてしまいがち)

展望ポイント8 松川橋

白馬村に戻ってきました。白馬村はどこでも展望ポイントになるわけですが、写真を撮るとなると電線が邪魔になることが多くて。その点、ここ松川橋なら心配なし。R148の橋なので場所は分かり易いし、後述するガーデンの湯やコンビニがたもとにあるので車も止めやすいです。

白馬塩の道温泉 ガーデンの湯

白馬村内には低料金の公衆温泉(営業時間はだいたい午後から)がいくつかあるのですが、判りにくいのと、シーズンによっては駐車場が有料になる可能性が有るので、今回はここを紹介します。

ガーデンの湯。白馬駅前からR148を1〜2キロ北進し、松川橋を渡ってすぐ左側、広い駐車場とコンビニが有ります。

ガラス張りの休憩室も広々としていい感じ。多分混雑期に合わせた広さなのでしょう。スキーシーズンや登山シーズンの連休は混むと思いますが、それ以外の日なら広々としていていいです。ドライブ&ツーリング中に一休みするには丁度いいと思います。私は畳の上で30分程仮眠してしまいました。

 

 

茶褐色のお湯もいい感じ。

ちなみに営業時間はAM10〜PM10(最終受付PM9:30)、料金は600円でした。

 

展望の旅も一区切り。後は地溝帯フォッサマグナの底を通って一気に日本海を目指します。

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