麦草峠〜高見石〜白駒池ツーリング&ハイキング

〜岩の上は日本トップクラスの展望所!〜

9月下旬、相互リンクサイトGallery MasのMasさんから白駒池の紅葉が凄くきれいだったという話を聞いて、国道299号線麦草峠に出かけてみました。本格的な紅葉シーズンを前にして、宿主としては一応紅葉のプレリサーチをしておかねばという気持ちあり、いわば業務の一環ざんす。そのはずだったのですが。(ただ国道299号線をバイクで走ってみたかっただけという話も・・・)

で、どうだったか?結果からお話すると、そういった当初の目的をすっかり忘れてしまうほど、もう、もう、もの凄い絶景が楽しめちゃったのですよ。当然、「今月の風景」コーナーに取上げるつもりだったのですが、いかんせん天候が悪くて、帰ってきてデジカメの画像をチェックしてみたのですが、写真写りがイマイチ。よって今回はツーレポのみです。

また、写真を撮りに行きたいと思います。ほぼ曇りで凄い絶景だったのですから、晴天だったら、どうなってしまうことやら。楽しみです。ふっふっふっ。近所だし。

国道299号線 麦草峠

ビーナスラインから別荘地を抜けて、国道299号線に向かいます。落葉している木もありますが、直射日光を浴びた緑はまだ鮮やかです。
国道299号線に出て登っていきます。標高2172メートルは国道第2位の高さですから、これでもか!って程カーブを重ねて登っていきます。
先日の天気予報では雨だったのですが、晴れてました。予報官の方には申し訳ないですけど、最近の天気はサイコロ振ったほうが確立高いかもです。
ちらほら紅葉が見られます。ビーナスラインと比べるとR299はカーブが凄くきついです。
2000メートル付近に日向木展望台があるのですが、残念ながら、雲で下界は見えませんでした。
高原風景になれば峠はすぐそこです。標高2100メートルとは思えない穏やかな景色が続きます。
標高2172メートルの麦草峠。その高さから想像するわりには、やはり穏やかで何も無い峠です。いま一つメジャーになりきれない理由は、この辺りにあるのでしょう。

でも、ちょっと歩けば、凄いんですよ。私も今日まで知らなかったんですけど。では、行ってみましょう。

峠から500メートル八千穂側に有料駐車場があります。料金は車500円、バイク100円です。全体にいつも静かなR299ですが、ここだけは賑わっています。土日は満車になることも多いようです。

無料駐車場は麦草ヒュッテより茅野側にありますが、30分くらい余分に歩かなければならないようです。

展望を求めて高見石へ

苔むした針葉樹林帯を歩いて歩いていきます。白駒池までは15分程。メジャー観光ルートになっていて、歩いている人の格好は街中と変りありません。登山者よりも、革靴の人とか、紙袋下げた人とかの方が多いです。えと、ここは標高2100メートル越えてるんですけど。いくらなんでも紙袋は無いと思いますが。

実は白駒池は過去にも訪問したことがあるのですが、その時の印象は、あまりパッとしないところだなというものでした。(白駒池ファンの方ごめんなさい)。標高が高い割に、山に囲まれていて展望がひらけず、周囲の森は針葉樹主体で、緑の鮮やかさとかにはちょっと欠けるかと。

せっかく高度2100メートルまで登ってきているのですから、八ヶ岳らしい高度感のある風景を堪能してみたいものです。本来ならニュウ〜中山峠〜天狗岳と八ヶ岳縦走すれば素晴らしいんでしょうけど、そこまで本格的な登山は遠慮したいですし。いつものようにお気楽登山で、なんとか楽しめないでしょうか・・・。

実はそんな思惑があって、昨晩、国土地理院の「うぉちず」なるサイトを覗いて見ました。ネーミングが庶民的でGOODです。まだ試験運用ですが、カラー版2万5千分の一地形図をWebで閲覧できます。

地図をよくよく眺めると、高見石という地名が目にとまりました。高見石という位ですから、展望が良いに違いありません。左の地図でいうと白駒池の左下になります。白駒池からは直線距離で600メートル程ですから、歩いてもたいしたことはなさそうです。隣に丸山というのもありますが、こちらはWebで調べる限り展望は利かないようです。
さて、遊歩道入口から10分程歩き、標識に従って高見石方面に右折しました。後で考えると、ここで右折して反時計回りのルートをとったのが良かったようです。わりと楽でした(山登りにしては、ですが)。

鬱蒼と生い茂る森をかき分けて進んでいきます。という程大げさなものではなく、整備された遊歩道でした。勾配もそれほどきつくはありません。ゆっくり歩いていきます。
50分ほどで高見石小屋に到着しました。テラスがあって、なかなかお洒落な山小屋です。
小屋の脇にはこんな岩がごろごろ積んでありました。どうやらこの岩山を登っていくようです。今まで樹林帯の中を歩いてきただけに、意外な展開です。
岩だけの写真だと大きさが判らないと思うので、人が写っている写真を一枚。人の背の高さより大きい巨岩を一つ一つよじ登っていきます。ヨイショっと。
振り返ると、こんな感じ。

岩に取り付いている人はもう必死になって登ってますが、後ろの山小屋のテラスではのんびりと昼食をとっている人がいたりして、そのギャップがおかしいです。

ひたすら前を見てよじ登っていたのですが、ふと横を見ると、景色よさげです。
3分程よじ登ると、前方に山並みが見えてきました。こっ、これはなかなか。
おおっ!きれい!白駒池が姿を現しました。
各自、思い思いの岩に陣取って展望を楽しんでいるようです。
見下ろすと、下はこんな岩の崖です。危ないから気をつけて。しかし、いったい誰がこんな巨岩を積んだのでしょうか。
北横岳もこの通り。北八ヶ岳の美しい山と湖を堪能できます。
快晴なら浅間山がよく見えるらしいですが、残念ながら雲に阻まれて遠望はききませんでした。それでもこの景色ですから、快晴の日にはどうなっちゃうことやら。多分凄いんでしょうね。
おっさん、岩の上に仁王立ちして、下界を見下ろすぜ!って感じでしょうか。

えーと、実は、私が一番高いところにいるんですね。スミマセン。凄い絶景です。

9月下旬の標高2200メートルというと寒そうですが、日が当っているとポカポカ暖かくて、Yシャツ一枚で快適に過ごせました。岩の上に座って30分ほどボケーっとしてましたが、雲がどいてくれそうもないので降りることにしました。

こちらは白駒池へ直接下る道ですが、勾配はかなり急です。この道を登ってこなかったのは正解だったようです。

20分程下ると、白駒池のほとりに出ました。紅葉はもう少し先の様子です。
ドウダンツヅジ?キャンプ場の辺りだけ真っ赤に紅葉していました。湖面に映えて、なかなかフォトジェニックです。休日の早朝はカメラマンが大勢並んで凄いことになるらしいです。
駐車場まで戻って、国道299号線を引き返しました。

渋川温泉保科館

汗もかいたので、温泉言ってみたいですね。じゃあ、渋川温泉にでも行きますか。

右の写真は登ってくる時に撮影したものです。奥蓼科温泉郷または保科館の看板を目印に狭い舗装路に入ります。

3分程走ると山間に大型旅館が出現します。渋川温泉保科館です。
800円払って階段をひたすら下ります。

途中には懐かしいインベーダーゲームなんかもあったりして。

懐かしい25メータープールもあったりして。(温泉です)
懐かしい兜なんかもあったりして。
内湯です。茶褐色のお湯が気持ちいい!
露天も広くてきもちいい!

保科館は奥蓼科温泉郷の温泉としては、日帰り客の受入を積極的に行っているようです。お勧めです。(お盆休みの時など混雑時は入れない場合があります)

横谷観音と横谷峡

さて、渋川温泉保科館入口からR299を2,3分下ると横谷観音入口があります。交差点脇にある広めの駐車場と、横谷渓谷の道路標識が目印です。

(左の写真は、R299を登ってきた時に撮影したものです)

無料駐車場にバイクを置いて3分程歩くと・・。
見晴らしの良い広場に出ました。横谷観音があります。
崖っぷちに立って見下ろすと、おおっ、なかなか凄いです。横谷渓谷です。大滝が見えます。紅葉の名所として有名です。紅葉の見頃は10月半ば頃になるでしょうか、その頃訪ねてみたいです。
さらにR299を数分程下ると、横谷温泉郷があります。R299に面して無料駐車場、公衆トイレ、観光案内所、飲食店が数軒あります。
私のお勧めはピアカフェ186です。個人経営の小さな店ですが、庶民的な価格で、おいしくて、量も多めの嬉しいレストランです。ピザ1枚あるいはパスタ1枚だけでも十分お腹一杯になります。
それにしても、秋の天気は気まぐれです。女心と秋の空。前日の予報で晴れのときは雨だし、雨の時は晴れ。全部逆かと言えば、そうでもない。今の科学で秋雨前線の動きを予想するのは困難なようです。はて、明日はどうなることやら。
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