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パキスタン北・西部編
(2000.2.27-3.14)

[Gilgit] [Gulmit] [Karimabad] [Peshawar/Tahtibai] [Quetta] [Chaman]



2000.2.27-29 ついにパキスタンで(俺的に)一番の見所、風の谷のモチーフ、フンザの入り口。ウキウキワクワクだけど、ラワールピンディから長時間のバス移動でクタクタ。
 パキスタン北部は観光地だけど、冬はオフシーズンなのでツーリストは見当たらない。ホテルも簡単に値切れた。かなり、足下を見て、強気に値切ってしまったんだけど、夜はホテルの人に御飯をごちそうになってしまった。ハシシももらった。どうも、懲りてない。そのホテルは改修中。だから作業の人もいっぱい。その中の1人が日本語を話す。日本に勉強に来ていたと言う。日本人の彼女もいると言う。なんだか、いろいろ悩みを聞かされた。真面目な人だねぇ。彼のホテルにも行く約束をした。でも、行かなかった。ごめんなさい。遠いんだもん。
ギルギットの少年少女
 その宴には二人の韓国人もいた。K2峰の近くまで行ってきたらしい。でも、組み合わせは中年男性と若い20代半ばの男性。不思議な組み合わせだ。3人で刺身の話をした。食べたいねぇなんて話してたら、パキスタン人の一人が何の話だって聞いて来た。「raw fishの話だ。でも、君らには分からないよ。」って韓国人のおじさんが言ったら、そのパキスタン人怒り出しちゃって、「お前らに羊のうまさが分かる訳ない」。なんとか、3人でなだめたけど、そのパキスタン人おさまらなかったようです。
 街の郊外にある岩壁に彫られた仏陀を見に行く。スズキ(乗り合いタクシー)が通れば乗せてもらいたかったが、通らない。結局、行きも帰りも歩いた。合計10km。途中、地元の子供達と遊べて楽しかったけど。
*Madina Hotel 80Rs/約168円(1泊分/ツイン)
*ギルギット-グルミット 70Rs/約147円(ハイエース)
2000.2.29-3.2
フンザ川
 ホテルの人にバスターミナルまで送ってもらって、乗り合いのハイエースに乗り、さらに北を目指す。途中、カリマバードを横目に通り過ぎて、氷河があるというグルミット着。しかし、とにかくフンザの冬はオフシーズン。宿がない。どこも閉まってる。町中ではなく道沿いの、食堂も兼ねた宿屋を発見。施設の割に高い気がしたが、仕方がない、泊まることにした。荷を解いて、氷河を見に山登り。2時間も登ったけど、氷河らしきものが見つからない。人は全くいない。道なんてすでに無い。歩いていると岩と言っていいサイズの石がゴロゴロ落ちてくる。結局、びびって逃げ帰る。まじで落石で身動き取れなくなって、野垂れ死ぬ自分を想像しちゃったよ。
 町中に旅行者だれもいない、飲み水もない、寒い、つらい。翌日、カリマバードまで戻ろうとバスを待つが、シーズンオフのため、公共機関も間引きされて、早朝のみ。ヒッチハイクしようと粘ったが、結局もう1泊するはめになった。
 仕方なく、その日は隣村までハイキング。途中の道端で会った、ホテルを経営しているというパキスタン人と会話。
 パキ人「アメリカに行ったことあるか?」
 僕「LAだけなら。」
 パキ人「俺はこないだバカンスでニューヨークに行ってきた。」
 僕「・・・。」
観光業って儲かるようだ。彼とは、途中の村で別れた。
 僕の前を牛が歩いてる。歩く方向は同じどんどん標高の上がる北。僕が気になるらしく、しきりと振り返る。「オーイ、牛よ。君の進む先は、間違いなく食べ物も仲間もないぞ。いずれ、閉鎖された中国との国境だぞ、喰われちまうぞ。」彼は、身の危険を感じたのだろうか、一旦、道をそれて僕をやり過ごし、でも、北に向かって歩みを進めた。
 更に進むとフンザ川に吊り橋が掛かっている。渡ってみようと近くまで行く。しかし、かなり破損、風化が激しい。上空約5m、全長約150m、所々1mほどの隙間がある。10mは進んだろうか。びびって引き返した。
 風の谷のナウシカの舞台になったと言われている、フンザ。グルミットが最も風の谷っぽいと聞いたので、来た。でも、寒いばっか。
*Ever Hotel 150Rs/約330円(1泊分/ツイン)
*グルミット-カリマバード 30Rs/約66円(ハイエース)
2000.3.2-5
ガーネット発掘中
 なんとか早起きして、バス(ハイエース)に乗れた。ハイエースは、カリマバードのふもとを通り、途中下車。結構急な山道を登り、カリマバード着。うわさの「ハイダーイン」に行く。すると手を振る東洋人男性あり。ギルギットでいっしょだった韓国人だった。全くの偶然だったが、彼等二人は俺がここにくると思ってたらしい。グルミットは散々だったよ、などと話してたが、彼等は今日、出発。入れ代わりで北に向かうと言う。
 日本人7人と氷河を見に行くが、途中、ガーネットの原石を見つけてしまい、みんなで熱中。翌日は別のガーネット・ポイントの情報をゲットして、直行。そして、熱中。それ以外はトランプしかしなかった、素敵な日々。ここは風の谷、フンザ。景色良し。こんな寒いシーズン・オフに来るのは、風の谷に惹かれた日本人のみ(実際は、K2に行く韓国人に欧米人がひとり居た)。
*Haider Inn 30Rs/約66円(1泊分/ドミトリー)
*カリマバード-ギルギット 60Rs/約132円(ハイエース)
ガンダーラとは?・・・パキスタン北東部、ペシャワール付近の地域の古名。紀元前4世紀後半、アレキサンダー大王の東征でギリシャ文化の影響を受け、インドからの仏教の伝来により両者が融合。ギリシャ風の仏教芸術が2,3世紀を中心に栄えた。彫刻を主体とし仏像を初めて造り、インド・中央アジア・中国の仏教美術に大きな影響。健駄羅。乾陀羅。
2000.3.6-9
タフティバーイ
Tahtibai
2000.3.8
スリグラーマーケットのアフガン人たち
 Mさんとカリマバードからハイエースでギルギットに行き、夜行バスでラワールピンディへ。そこでMさんと別れ、ペシャワールに向かう。
 ペシャワールは、すぐそこアフガニスタン。アフガン人多い。治安が悪いと言われてるけど、いつも通りに気をつけてれば問題無し。
 バザールで、アフガニスタン人からアフガン・ナイフ買った。明日、アフガニスタンに戻るから今日しかチャンスはないと、吹っ掛けて来たけど、交渉してたら、どんどん値段が下がった。同宿の日本人の買った値段の半額になった。
 ここは、いままでと違った雰囲気。そして、ガンダーラがすぐそこ。シナモン入りの緑茶を良く飲む。飯屋の親爺に、日本ではお茶だけで良く飲むと教えたら、そうかミルクチャイはポピュラーじゃないのかって非常に喜ばれた。あと、ここはマサラ文化もあまりない。炒めた肉とかうまい。
 ガンダーラ仏跡に同宿の日本人と行く。でも彼は風邪気味。辛そうだ。でも、ごめん。正直に言うと、「だったら来るなよ」って思ってた。
 クエッタ行きの列車のチケットを購入した。でも、日本の運転免許証を見せての学割は効かなかった。同じ事をする日本人を散々見ているのか、駅員はろくに見てもくれない。
*ギルギット-ラワールピンディ 320Rs/約704円(バス)
*ラワールピンディ-ペシャワール 35Rs/約77円(バス)

*Tourist Inn 75Rs/約165円(1泊分/ドミトリー)
*ペシャワール-クエッタ 345Rs/約759円(列車/2等寝台)
2000.3.11-12
クエッタの町中
 アフガニスタンとパキスタンの国境付近は、パキスタン政府の管理出来ていないトライバルエリアなので、クエッタまでの列車は大きく迂回する。居合わせたパキスタン人にお茶や御飯を御馳走になりながら、車中2泊して到着する。また雰囲気が大きく違う。
 2度あることは3度有る。イラン・リアルを両替した。確認したつもりだが、1/3程抜かれてた。全くこいつらは、マジシャンだ。
*Muslim Hotel 70Rs/約154円(1泊分/シングル with Bath)
*クエッタ-チャマン 35Rs/約72円(列車/2等)
2000.3.12-13
地平線の辺りはアフガニスタン
 パキスタンから出るのが少々名残惜しくて、クエッタから列車の小旅行する。ここは、アフガン・ボーダー。
 大学教授と名乗るパキスタン人にお茶をごちそうになる。彼は「そんなに旅行してるなら、アフガニスタンに行くといい。大丈夫、危険じゃないよ。」と言う。ちょっとその気になる。その帰り、別のパキスタン人に家に呼ばれて、お茶をごちそうになる。そこでアフガン行きを相談する。そこの主人は「Taribane govement don't like to show their country....Woman...problem...Man..no problem」言葉の間の「....」に充分びびって、行くのは断念。
 翌日、バスでクエッタに戻る。しかし、途中の検問で、どうもアフガニスタン人に見えたらしく(現地の言葉も解さないし)バスから引きずり出されそうになった。でも、まわりが助けてくれて事なきを得る。説明しろと食って掛かろうとしたら、まわりに止められる。
 クエッタから夜行バスに乗ってイランの国境へ。昔、このルート通った鈴木さん曰く、地獄の暑さと悪路だから、列車じゃなく是非バスに乗れ!とのアドバイスをいただいていたのだが、せめてもの反抗(?)で夜行で行きました。
*ホテル 100Rs/約220円(1泊分/シングル with Bath)
*チャマン-クエッタ 35Rs/約72円(バス)
*クエッタ-タフタン 250Rs/約550円(バス)
パ キ ス タ ン で の 経 済 白 書
合計金額:14,122Rs (約31,068円)滞在日数:33日1日当たり:約941円
大きな出費:イランVISA (約5,912円)、盗まれた金 (1万円札1枚、100ドル札2枚)
パ キ ス タ ン で の 生 活 白 書
煙草:約21円 市内バス:約4円チャイ/Milk Tea:約7-12円
宿泊費 (33泊うち列車3泊、バス4泊):約110-440円 (平均219円)
感動したうまいモノ:ペシャワールのカラーヒ Internet/1hour:約86-129円
お薦めの場所:Hunza、Peshawarビール:-

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