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パキスタン中部編
(2000.2.11-26)

[Lahore1.2.3.] [Lohri/Sakkar] [Larnaka/Moenjodaro] [Multan] [Rawarpindi/Taxira]



pakistanパキスタン=イスラム共和国/Islamic Republic of Pakistan
首都:イスラマバード/Islamabad 面積:約79.6万平方km(日本の約2.1倍)
人口:約1.3億人 (世界第7位) 外貨準備高:18億ドル(日本の約1/102)
言語ウルドゥー語(インド-ヨーロッパ語族インド語派に属する。文法構造はヒンディー語と同じ。表記はアラビア文字のナスターリク体を使用。)
人口密度:163人/平方km(日本の約1/2)
一人当たりの国民総生産:約460ドル(日本の約1/86)
宗教:イスラム教97%、ヒンドゥー教が少数
政体:共和制平均寿命:男60.60歳、女62.60歳
識字率:37.8%通貨:ルピー(1Rs=約2.2円)
民族:パンジャブ人53%、パシュトゥン人16%、シンド人13%、バルチ人4%
国防予算:58億ドル(一人当たり28ドル、日本の約1/8)
兵員:58.7万人(人口の4.5%、日本の約2.4倍)
 1947年イギリスから独立。カシミール帰属問題で47年に第一次パ印戦争(49年停戦)、65年に第二次(2週間後停戦)、71年にはバングラデシュ(東パキスタン)の独立に印度が介入して、第三次戦争勃発。今だ戦時状態。核保有。
(1995年資料)
2000.2.11-13
北東部、インド国境に近い都市。
ムガル帝国時代からパンジャブ地
方の中心都市。
ラホール行の列車内
 インド-パキスタンの国境越えは、バスの方がいいと聞かされてたが、列車を選択した。インド・アムリトサル発パキスタン・ラホール行の列車は、9:30am発車予定だったが、結局11:00am発。11:20am頃、国境の駅に到着。てっきり直通だと思っていたのだが、下ろされて出国審査。そのアムリトサルからの列車は折り返す。列車にはたいして人は乗っていなかったのに、この駅にはすごい人だかり。この列車、週1便だと聞いていたが、この人たちはどっからきたのだろう。12:00am頃、外国人用のカウンターで審査を済ませて(見たところ僕だけ)、フェンスの向こうへ。でも、他のインド人、パキスタン人は終わらない。そして、終わってもなかなか列車はこない。寒い。インド・ルピーをほとんど使い切ったので、チャイくらいしか飲めない。腹減った。結局、インド時間5:40pmに列車やってくる。20分くらい乗る。緩衝地帯の中、シーク教徒の軍人が馬に乗って、追ってくる。かっこいい。パキスタン時間5:30pm頃、パキスタン側に着く。外国人だから優先してくれたが、全員終わらないと、発車しない。結局、翌2:50am発車。ラホール3:20am着。なんと、たかが70kmに17時間かかった。泥棒宿の多い駅前に泊まりたくなかったが、こんな時間だし、寒かったので部屋を調べてからチェックイン。250ルピー。取りあえず、問題無し。翌朝、CITI BANKでお金をおろしてから、別のホテルに移動。そのまま、駅前で客引きに捕まる。100ルピーの安さに負けてチェックしてから決めた。2/13にイランVISAの仮申請をした。本当に仮申請だけしか出来ない。2/19にまた来るように言われる。果たして、入国の許可は下りるのだろうか。同宿のイギリス人(彼はなんとインド系!)曰く、「インシャラー」。
 ラホール駅前が泥棒宿の集まりだというのは、世界の旅行者の常識らしい。新たにやって来た、チェコ人女性はしきりに「大丈夫か?」と聞いてくる。分かるわけない。
 宿の親爺が、ガイドブックに載っていないHistorical Placeに連れていってくれると言うので、付いていく。まぁまぁだったが、結局、チップをくれということになる。80ルピーあげた。後日、「地球の歩き方・パキスタン99-00」を見る機会があった。載っていた。
 イランVISAの本申請まで日にちがあるので、モエンジョダロを見るため、パキスタン中部のローリーまでの列車のチケットを買った。パキスタンの素晴らしいシステムの一つに、外国人料金がある。外国人だと、インドや中国では10倍くらい余計に払わされるのだが、ここパキスタンではなんと25%割り引きなのだ。更に学生は50%割り引き。試しに「今、学生証はホテルだけど、僕は学生です」って言ってみたら、売ってくれました。すみません。嘘ついて。
 これから寒くなることを考え(Tシャツ以外には、綿の長そでシャツ、アクリルのセーター、ナイロンパーカーしかない)、バザールまで防寒着を買いに行った。200ルピー(約420円)までなら出そうと決めていた。古着屋で日本人のセンスでも着れそうなハーフコートの値段を聞いてみた。「80ルピー(約168円)」との答え。いきなり、希望価格を大幅に下回った。危うく言い値で買いそうになったけど、力を振り絞って「50ルピー」。結局、60ルピー(約126円)で落ち着いた。
*Hotel Sai 250Rs/約525円(1泊分/ツイン/2.11)
*Hotel Paras 100Rs/約220円(1泊分/ツイン/2.12-13)

*ラホール-ローリー 100Rs/約220円(夜行列車/2等座席)
 > > > > 2000.2.19-23,25-26
2000.2.14
パキスタン・ルピー紙幣
 ラホールからの夜行列車でローリー下車。駅前で朝飯を食べた後、オートリキシャでサッカルへ。このリキシャマンの英語のわからないことわからないこと。インダス川で写真を撮りたいから、適当な所を経由してサッカルのバスターミナルに行ってくれと伝えたいのだが、うまく通じない。仕方がないので、地図に載っていた大きな橋の名前を言って、連れていってもらった。そこでインダス川の写真を取ろうとしたら、警官に止められた。橋を撮るんだと勘違いしたようだが、とにかく彼も英語がわからない。いくら説明してもだめ。戦争している国はナーバスだ。しかも、こっそりオートリキシャの中から撮ろうとしたらリキシャマンにも止められた。でも、一枚撮った。しかもこのリキシャマン、なぜか、バスターミナルでなく、駅で降ろしやがって喧嘩。その後、警官に教えてもらって、バスターミナルに行こうとするが、この警官、勝手にまた別のリキシャを連れてきてくれた。折角だから乗る。さて支払い。細かいのがない。崩してくれる所を探す。ない。そしたらこのリキシャマン、俺が両替してくると500ルピー札を持っていった。帰ってこない。それを見ていた別のパキスタン人、あいつはもう戻ってこないぞ、と言う。本当に帰ってこない。インドだったらこんな油断はしなかったのに、パキスタン人はいい奴ばかりだったので、油断した。ラホールじゃ何度もチャイをごちそうになっていたから。全く、高くついた日だった。
*ローリー-サッカル 70Rs/約154円(オートリキシャ)
*サッカル-ラルナカ 25Rs/約55円(バス)
2000.2.14-16
モエンジョダロ
Moejodaro
2000.2.15
インダス川下流域にある、城塞と
市街地からなり,煉瓦を多用し計
画的に建設されている、インダス
文明の都市遺跡。
モエンジョダロ
 ラルナカのバスターミナルから町中まで結構距離がある。親切なパキスタン人の乗っているリキシャに便乗させてもらった。
 モエンジョダロに行った。外務省勧告「危険度3」だけど、やはり見たかった。でも、拍子抜けだ。全くのどかだ。意外にも欧米人の姿が全くない。こういう遺跡って欧米人、大好きそうなのに。でも、日本人には2人に会った。1人は入場してすぐに会った。もう一人は、博物館の中でパキスタン人学生の社会科見学の引率の先生が、「お前の友達がいるぞ」というので、外に出てみたら別の日本人が居た。ラルナカの町まではこの社会科見学の生徒さんたちのバスに便乗させてもらった。バスの屋根の上で彼等と話しをしたんだけど、町のビデオ屋さんにインド映画があるのに気が付いてたから、インド映画好き?って聞いたら、好きだと答える。確かにパキスタン映画はインド映画に比べると格段に劣る。同じような造りなだけに一層しょぼい。政治と娯楽は別物なんだと感じさせられた。途中、空港にも寄った。本当に社会科見学らしい。今までにも感じていたけど、日本でもそうだが、ここ南アジアでも本当にもてない。現地の皆さんにとって、南方系の東アジア顔の僕は、さほど珍しくないらしい。チベット系の人種が結構いるので、服装がどうも違うので外国人と思うだけらしく、インドでは特に遊びに来ている少し金持ちのネパール人に思われていた。この学生さん達といっしょにいる時もそう。彼等の注目の的は。色白の同行の日本人だ。彼等は、その日本人に住所を聞いたり、写真を撮ったりしている。さすがに正直、面白くない。
 2/15は171日目。ちょうど半分。
*ラルナカ-モエンジョダロ 14Rs/約30円(バス)
*Hotel Mehran 90Rs/約189円(1泊分/シングル with Bath)
2000.2.17-19
インダス川下流域にある、城塞と
北東部の古都。パンジャブ地方の
商業の中心。インドとアフガニス
タンとを結ぶ交通の要地。
聖廟シャールクネアラーム
 ラルナカからバスに乗って、再びサッカルへ。ラルナカのバスターミナルまではやっぱり親切なバスの運転手に町中からバスターミナルまで乗せてもらった。サッカルから更にバスでムルタンに行こうとバスを探す。そこら中の人に聞いて回ったら、ムルタン行きの直行バスはないから、乗り継いでいけと言う。そしたら、一人のパキスタン人のおじさんに一台のバスに乗せられて、車掌に頼んでくれた。そして、名前もわからない町で降ろされて、更にその車掌は、ムルタン行きのバスまで案内してくれた。感謝。でも、ムルタン到着は深夜2時。しかたなく、開いていたホテルに入った。200ルピー(約440円)もした。
 ムルタンは、うっとおしいパキスタン人がてんこ盛り。でも、チャイ、飯をごちそうになり、煙草、ミラーワークのボールペンを貰った。でも、うっとおしい。おかげで旧市街が満足に見られなかった。でも、偶像崇拝をしないイスラム教徒には珍しく、聖人をいろいろと祀ってあるので、その聖廟はいっぱい見れた。堪能した。
 ラホールには夜行バスで行くことにする。公共バスのラホール行きはチケット取れなかったけど、リキシャのおじさんが別のバスターミナルに連れて行ってくれて、大丈夫だった。
*ラルナカ-サッカル 25Rs/約55円(バス)
*サッカル-? 50Rs/約110円(バス)
*?-ムルタン 80Rs/約168円(バス)

*Hotel Mov 200Rs/約440円(1泊分/ツイン with Bath/2.17)
*Hotel Guild 80Rs/約176円(1泊分/ツイン with Bath/2.18-19)

*ムルタン-ラホール 135Rs/約283円(バス)
2000.2.19-23
バードシャヒー・モスク
 2/19にイラン大使館に行って、やっと本申請が出来た。指定の銀行に行って、手数料を入金した(2750ルピー/約5,775円)。2/23にまた来るように言われる。で、映画見たり、町歩きで時間を潰して、やっと2/23にゲット。
 金盗まれた。100ドル札3枚、50ドル札6枚、10,000円1枚。パキスタンに入ってどうも緩みがち。モエンジョダロでめいっぱい緊張した分、更に弛んでる。どこで盗まれたのだろう。2/11に確認して、何となく2/21にマネーベルトを見たら、ない。どこで盗まれたのかさっぱり分からない。ラルナカのホテルか、このホテルか、サッカルでも500ルピーを持ち逃げされ、パキスタン人はいい人が多いが、やはり、油断してはイカン。 2度あることは3度有るというので、改めて、気を引き締めなければ。これによって、スケジュールの変更を要す。多分、中東を削るかな。
 パキスタンの映画を何本か見た。つまらない。やはり、インドと宗教は違うものの、文化は近いので、同じような作りなんだけど、それだけにインド映画のエンターテイメント性に大きく見劣りしてしまう。でも、それ以上に演出、構成に大きな問題があるように思う。BGMのフェードアウトが雑だし、主人公のヒゲが、次の瞬間にボンっと濃くなっていたり、ひどいもんだ。本当にパキスタン人がインド映画を好むのが良く分かる。
*Hotel Paras 100Rs/約220円(1泊分/ツイン)
*ラホール-ラワールピンディ 150Rs/約315円(バス)
 > > > > 2000.2.11-13,25-26
2000.2.23-25
タキシラ
Rawarpindi
2000.2.24
タキシラの少年少女 [1024*768]
 ラワールピンディーの宿の近くで、中国・ウイグル料理を食べる。うまい。でも、噂のシュークリームはたいしたことない。
 タキシラはガンダーラ遺跡の一つ。でも、ガンダーラってとにかく、夏目雅子の西遊記のイメージが強くて、でかいお釈迦様が頭にあるから、なんか違うんだよねぇ。ま、よくよく考えたら、でかい仏像ってアフガニスタンのバーミアンだよね。
 ホテルの張り紙で、ラホールのホテル街の盗みの手口をみた。まさに俺のケースが当てはまる。
*Populer Inn 125Rs/約275円(1泊分/ツイン)
*ラワールピンディ-タキシラ 23Rs/約48円(ハイエース)
*タキシラ-ラワールピンディ 10Rs/約21円(バス)
*ラワールピンディ-ラホール 100Rs/約210円(マイクロ・バス)
2000.2.25-26

[映画のポスター]
 あわててラホールに戻る。安いマイクロバスに乗ったが、きついこときついこと。腰が痛い。
 まず、例のホテルに戻る。交渉。まず、ホテルのマネジャーと話をする。そうしたら、ホテルのオーナーってのが出てくる。金をこのホテルでなくした事を伝える。
*Queen's Hotel 150Rs/約330円(1泊分/ツイン with Bath)
*ラホール-ラワールピンディ 150Rs/約315円(バス)
*ラワールピンディ-ギルギット 320Rs/約672円(バス)

 > > > > 2000.2.11-13,19-23

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