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財務諸表と財務分析


◆貸借対照表
  企業の一時点の財政状態をしめす表。
  ・資産=負債+資本

流動資産 流動負債
固定資産 固定負債
 資本

  ・流動資産:1年以内に現金化される資産
  ・固定資産:1年超あるいは現金化外の資産
  ・流動負債:1年以内の負債
  ・固定負債:1年超の負債
  ・資本:企業の財産、資本金と資本剰余金、利益剰余金とからなる。

◆損益計算書
 企業の一定期間の成績をしめす表。
 売上高、売上原価、販売費及び一般管理費、営業外収益、営業外費用
 特別利益、特別損失からなる
 
 ・利益の種類
  営業粗利益=売上高−売上原価
  営業利益=営業粗利益−販売費及び一般管理費
  経常利益=営業利益+営業外収益−営業外費用
  税引前利益=経常利益+特別利益−特別損失

◆財務分析

  ・流動比率=(流動資産÷流動負債)×100
    支払能力の判定
  ・当座比率=(当座資産÷流動負債)×100
    即座の支払能力の判定
  ・固定比率=(固定資産÷自己資本)×100
    長期の支配能力
  ・自己資本比率=(自己資本÷総資本)×100
    企業の安全度をあらわす
  ・総資本回転率=(売上高÷総資本)×100
    総資本が有効に利用されているかを表す
  ・総資本利益率=(利益÷総資本)×100
    総資本に対し利益がどれだけ実現されたかをあらわす
  ・損益分岐点=固定費÷(1−変動比率)*
    利益がゼロになる売上高
    *変動費÷売上高


★★★宿題:二種向け★(1999/12/21)

 期末の決算において,表の損益計算書が得られた。当期の営業利益は何百万円
か。
            単位 百万円

項目 金額
売上高 1,500
売上原価 1,000
販売費及び一般管理費   200
営業外収益    40
営業外費用    30


 ア 270

 イ 300  営業利益

 ウ 310  経常利益

 エ 500  営業粗利益


■解答■(宿題メールより)
  二種午前平成11年秋問65

>営業利益 = 売上高 - (売上原価 + 販売費及び一般管理費)
>= 1500 - (1000+200) = 300

 どうもありがとうございました。

>  System Administrator Network 1日1テーマ 1999.08.27
http://www.kobe-catv.ne.jp/~san/990827.htm より
>
> > 企業の本業から生じた利益のことで、売上高から「売上原価」と人件費・
> > 広告費等などの「販売費及び一般管理費」を差し引いて求める。
>
>  1,500(売上高)−1,000(売上原価)−200(販売費及び一般管理費) = 300

 どうもありがとうございました。

>参考URL(以前、宿題メールの回答にどなたかが掲載していたURLです)
>http://job.rnet.or.jp/BI/ac/s4-3.html

 どうもありがとうございました。


★★★宿題:二種向け★(2000/5/16)(2000/8/2)


 損益計算書から算出した各項目が表の値のとき,損益分岐点は何千円か。

  単位 千円

項 目 金 額
売上高 1,000
変動費 800
固定費 100
利 益 100

 ア 500

 イ 700

 ウ 800

 エ 900


(解答例)

損益分岐点:損益が0になる時の売上高
損益分岐点 = 固定費 ÷ (1 - (変動費÷売上高))
                  = 100÷ (1- (800 ÷ 1000))
       = 100 ÷ 0.2 = 500

■解答■(宿題メールより)
  二種午前平成12年春問69

> 損益計算書:一定の収益と費用を明らかにし、企業の営業成績を
> 集計する。企業の儲けだかの状況がわかる。
>
> 損益分岐点:損益分岐点は売上高と費用が等しく、利益も損失も
> 生じない境界となる売上高のことである。

 どうもありがとうございました。

>損益分岐点 = 固定費 / ( 1 - ( 変動費 / 売上高 )
>100 / ( 1 - ( 800 - 1,000 ) = 500

 どうもありがとうございました。

> 損益分岐点=売上高と費用(固定費+変動費)が一致する点。
>
>           固定費
> 損益分岐点=-------------
>        1−変動費率
>
>           変動費      800
> 変動費率=------------- =-----------=0.8
>           売上高              1000
>
> よって、
>            100
> 損益分岐点=------------=500
>                         1-0.8
>
> 正解はア 500

 どうもありがとうございました。



★★★宿題:二種(基本情報技術者)向け★(2000/8/3)

 表のような装置について,定率法で減価償却を行う場合,3 年目の減価償却費
の金額は約何万円か。

┌――――――――┬―――┐
│取得価額(万円)│1,000 │
├――――――――┼―――┤
│耐用年数(年) │  5 │
├――――――――┼―――┤
│残存価額(%) │  10 │
├――――――――┼―――┤
│償却率     │0.369 │
└――――――――┴―――┘

 ア 132

 イ 147

 ウ 180

 エ 332


(解答例)

減価償却費
 有形固定資産の場合、取得の年に1回に費用に計上しないで、使用期間中に取得費を按分すること。按分費用は個人は定額法、企業は定率法で計算。

1,000×0.369=369 ← 1年目の償却費 
(1,000-369)×0.369=232.839 ← 2年目の償却費
(1,000-369-232.839)×0.369=146.921409≒147 ← 3年目の償却費


■解答■(宿題メールより)
  二種午前平成12年春問70

> 昨日も同じような分野の問題だったのですが、簿記の問題は「高度共通」には
> 出題されないんでしょうか?

 一種には,午前の選択にでます。テクニカル系を除いて高度は,簿記の知識は
必須です。

> こんな感じでしょうか、数値はおおよそです。
> ┏━┳━━━┳━━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┓
> ┃ ┃  A ┃  B  ┃ C  ┃ D  ┃ E  ┃ F  ┃ G  ┃ H  ┃
> ┣━╋━━━┿━━━━┿━━━┿━━━┿━━━┿━━━┿━━━┿━━━┥
> ┃1 ┃   │取得原価│1 年目│2 年目│3 年目│4 年目│5 年目│   │
> ┣━╂───┼────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
> ┃2 ┃償却額│1000  │ 369 │ 234 │ 147 │  93 │  58 │   │
> ┃ ┃   │    │   │   │   │   │   │   │
> ┣━╂───┼────┼───┼───┼───┼───┼───┼───┤
> ┃3 ┃未償却│1000  │ 631 │ 398 │ 251 │ 156 │ 100 │   │
> ┃ ┃残高 │    │   │   │   │   │   │   │
> ┗━┸───┴────┴───┴───┴───┴───┴───┴───┘

 どうもありがとうございました。

> 1年目:1000 * 0.369 = 369
> 2年目:(1000 - 369) * 0.369 = 232.839
> 3年目:(1000 - 369 - 232.839) * 0.369 = 146.921
> http://www.res.otaru-uc.ac.jp/~makio/chp12/SLD12/tsld013.htm

 どうもありがとうございました。

>減価償却
>    建物、備品といった固定資産は、長期使用している間に次第に価値が
>    減ってくる。
>    他方、使用することによって毎日利益が生じる。
>    決算時にこれらの固定資産の使用による価格低下分は、費用として
>    計上するとともに、固定資産からその分を減少させることが必要になる。
>    これを減価償却とよび、その費用とされる分を減価償却費という。
>
>定率法
>    毎期一定率で償却する。
>    進行につれ毎期償却額が減少する。
>      償却額 = 帳簿価額 * 定率
>      定率 = 1 - n√残存価額 / 取得価額  ( n = 耐用年数 )
>
>参考:「情報化社会と表現能力の総合研究」p.120

 どうもありがとうございました。