ファイル編成法
◆ファイル
ファイルはひとかたまりの情報を格納したもの
そのファイルを読む方法としては順次、直接アクセスがある。
・順次アクセス
ファイルのレコードを先頭から順に読み出したり、書き込むときは順に先頭から書き
込む。
・直接アクセス
必要なファイルのレコードを指定して読み込んだり、書き込んだりする
ファイルを補助記憶装置に格納する方法。下記の5つの方法がある。
◆順編成ファイル
一連のレコードを連続して格納,記録する。
順次アクセスが可能。 バッチ処理など大量
のデータを一括して処理するには向いている。
◆索引編成ファイル
キーによる索引(インデックス)をもった順編成ファイル。
索引情報を記録する索引域、レコードを記録する基本域、
追加によってあふれたレコ
ードを記録するあふれ域から構成されている。
◆直接編成ファイル
レコードの値からレコードの格納位置を算出する方式。
直接アドレス方式:キーの値をアドレスに使用
間接アドレス方式:
キーの値を変換(除算法など)してアドレスに使用
シノニムが発生する可能性がある。
◆区分編成ファイル
メンバ(順編成ファイル)と、各メンバの名前や記憶位置を管理する登録簿(ディレクトリ
)から構成されている。複数のプロフラムの登録簿(ライブラリ)として使用。定期的に再
編成をする必要がある。
◆VSAMファイル ( Virtual Storage Access
Method)
仮想記憶方式のOSで扱えるファイル。
順編成、直接編成、索引編成のすべての特徴
を備えている。
★★★宿題:二種向け・J検2級向け★(1999/12/6)
ファイル編成法の一つである索引編成ファイルの説明として,適切なものはど
れか。
ア 各レコードがもっているアドレスによって,レコードに直接アクセスでき
る。媒体の利用効率が悪くなることがある。
イ 物理的に書き込んだ順番にレコードを記録する。順次アクセスだけができ
る。
ウ メンバと呼ぶデータ領域と,メンバの情報を管理する登録簿域で構成す
る。プログラムの格納に適している。
エ レコードを記録する領域と,レコードのキー情報を記録する領域で構成す
る。
■解答■(宿題メールより)
二種午前平成11年秋問46
エ レコードを記録する領域と,レコードのキー情報を記録する領域で構成す
る。
>インデックス・シーケンシャル・ファイル(index
sequential file)
>レコードが記録されたデータ部と、各レコードにつけたキー番号の索引が記憶
>された索引部とで構成される。
>西東社「コンピュータ辞典」206Pより抜粋。
どうもありがとうございました。
> ア:直接編成ファイル
> イ:順編成ファイル
> ウ:区分編成ファイル
> エ:索引編成ファイル(正解)
>
> <索引編成ファイルの構造>
> −−−−−−−−
> |索引域 |−−→マスタ索引/シリンダ索引/トラック索引
> |−−−−−−|
> |基本データ域|
> |−−−−−−|
> |あふれ域 |
> −−−−−−−−
どうもありがとうございました。
>
私が入社当時から携わっていたオフコンでは、索引領域とデータ領域を
>
別々のファイルで領域を確保するという仕様がありました。
>
設計段階で、キーファイルの領域はどのくらいがいいか、計算のしかたが
> マニュアルを見てもまるで理解不能。
>
大ざっぱでセットアップして、後に客先より、オーバーフローしたぞという
>
電話がかかることもしょっちゅう、ほとんどはキーファイルのみの
> オーバーフローでした。
>
今でも忘れた頃に、そういう電話がかかってきます。
どうもありがとうございました。
> ・索引順次編成
>
乱処理と順次処理の両方を能率よく行えるファイル編成の一方式。
>
ファイル中のレコード内のある項目をキーとし、キーの指定によってアドレスを決
>
め、レコードを読み書きする。単に索引編成とも言う。
> (合格情報処理 5月号第2付録 p48より引用)
>
どうもありがとうございました。
★★★★宿題:高度共通・一種向け★(2000/1/21)
索引編成ファイルの説明として,正しいものはどれか。
ア あふれ域をもつことによって,ファイル全体を書き直すことなくデータを
追加できるが,処理時間を短縮するためには再編成が必要である。
イ データがキー順に記憶されているので,レコードの順次アクセスはできる
が,レコードキーを指定した特定レコードの直接アクセスはできない。
ウ 複数のメンバを一つのファイルにまとめ,ディレクトリによって個々の
メンバを管理する。メンバの更新を行うたびに再使用できない領域ができ
るので,メンバ領域の再編成が必要である。
エ レコードキーが異なるにもかかわらず,キー変更によって求めた格納アド
レスが同じになるシノニムが発生することがある。
■解答■(宿題メールより)
一種午前平成10年問41
ア あふれ域をもつことによって,ファイル全体を書き直すことなくデータを
追加できるが,処理時間を短縮するためには再編成が必要である。
>ア:索引編成(正解)
>イ:順編成
>ウ:区分編成
>エ:直接編成
どうもありがとうございました。順編成が「データがキー順に記憶されている」
は,微妙ですね。受付順位書き出しても,順編成と言われます。
>ア 正解 索引編成ファイル(indexed file)
>イ 順編成ファイル(sequential file)
>ウ 区分編成ファイル(partitioned organization file)
>エ 直接編成ファイル(direct file)
どうもありがとうございました。
>あふれ域
>基本データ域、索引域とともに索引順編成ファイルを構成する記憶装置上の
>領域。通常、データの記憶に用いる基本データ域からはみ出したレコードを
>記録するために用いる補助的記憶領域をいう。あふれ域のデータが多くなると
>能率が悪くなるので、再構成を行う。
>経林書房 藤本善弘編著 「第二種・シスアド情報処理辞典」62P
どうもありがとうございました。
> 以前に宿題メールで出ていたところ
> >http://etlab.mis.ous.ac.jp/computer99/i98n003/material3.html
どうもありがとうございました。
>http://etlab.mis.ous.ac.jp/computer99/i98n052/material4.html
どうもありがとうございました