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この岩はいつか多くのことを語るだろう

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宮殿は、ほぼ長方形の建物です。その大きさは、東の正面幅26メートル、西の正面も26メートル、北14メートル、南12メートル。高さは場所によって異なりますが、8〜10メートル。屋上のテラスは長さ23メートル、幅4メートルということです。正直いうと
自分が想像していた《T.Vで見ただけの微かな記憶》よりは、かなり小さく感じました。それでもやはり、単独でこのようなものを、造ったという事実が、すごい!でしょう?

上の3枚の画像は最初に完成した東側のもの。

画像A: シュヴァルが一番はじめに手がけたのが、手前に草が生えている、ちょうど上の辺りの「生命の泉」と呼ばれている部分だったそうです。
画像B: 「3人の巨人」 見えにくいですが、巨人たちの脇の間に2匹のチーターとかわうその頭が突きだしている。シュヴァルは、足元の2人の女性像を「ミイラ」と呼び、巨人像全体を『少しエジプト風』だと述べ、自身の墓をも『エジプト風の墓』と名づけていたそうです。
画像C: 『いっさいに手を触れるな』と書かれたプレートの横には、空中庭園と人々を誘う螺旋階段になっています。

完成までに20年を費やした東の正面のディテールと建設過程を御覧になりたい方は こちらをクリックして下さい。

 


こちらは西側の画像。ヒンドゥー寺院、スイスのシャレー、ホワイトハウス、アルジェの四角い家、中世の城という5つの建物がある。

 

北側の正面図 

  南側の正面図 


私が訪れたとき、5〜8歳くらいの子供たちのいる家族が来ていましたが、その兄弟は迷路のようなこの宮殿に魅せられ、時の経つのも忘れ、無邪気に走りまわっていました。ふと、遠い昔に、近所の友達と、そこら中にあるわらや、木や石を集めて遊んだ基地作りを思い出していた。日が暮れるまで賢明に作った自分たちの城。あの時代の私たちには、その城はとても大切なものでした。翌日、隣町の悪ガキにバラバラに壊されようとも、また、違う場所を探し新たに作ったものでした。


 

シャンデリアのもとに
浮かび上がる亡霊たち

 

宮殿の内部の回廊

 

宮殿の内部は長さ20メートル、幅2メートルの回廊になっている。壁面と天井は、さまざまな浮き彫りに埋めつくされていた。この左の画像でもお分かりのように、宮殿は全体的にかなり老朽化していました。1971年に10年をかけて、歴史的建造物局の主任建築家ジャン=ピエール・ジューヴを中心としたメンバーによリ、国家予算を使い理想宮の大規模な修復工事が行なわれたそうですが、その後はどうなっているのか・・・完全崩壊した部分もかなりあるとのことでした。

フランスに行く機会のある方、ぜひ一度、自分の目でこの夢の宮殿を御覧になってみて下さい。

 

 

 

オートリーヴへのご案内

 

 


 

 

 

  誰もが理想と現実の間に生きていて、
  みな頭の中のキャンパスにそれぞれの夢を描いているだろう。
  それをカタチにすることは容易なことでないことも知っている。
  だがカタチにしょうと努力する人を何故か他人は否定したくなる。
  自分の現実を否定することヘの不安がそうさせるのか・・・
  一見、他人からは意味のないようなことに思えることが
  本人にはとても重要であったりもする。
  この世界のあらゆる物質の中で意味のないモノなど存在するのだろうか。
  少なくとも、たった一つのものがそのモノを必要とするならば、
  そこに存在の理由があリ、意味が生じているのではないだろうか。

 

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