組織構築のレッスン(3)

03 1.前回のふりかえりと、本時の目的を説明する。  1)「voice」を配布する。
2)前回は、自分の人間関係について考えた。
3)今回は、チームで取り組むプロジェクトについて、ミッションとメソッドを説明し、簡単な体験をする。
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2.「模擬店出店計画」のミッションについて説明する。
1)『模擬店出店計画ミッション』を配布する。
2)ミッションを説明する。
3)ミッションを実現するために考えなければならない、「ニーズ」と「ウォンツ」を説明する。
4)そのために必要な、「企画力」「技術力」「販売力」「広告力」 について説明する。.                     
15 3.論理的思考力について説明す る。       1)『論理的思考力』を配布する。
2)右脳と左脳の働きの違いを説明する。
1)まず、指を組んでみてください。
 右親指が上にくる人=情報のインプット(理解)は「左脳」。
 左親指が上にくる人=情報のインプット(理解)は「右脳」。
2)次に、腕を組んでみてください。
 右腕が上にくる人=情報のアウトプット(表現)は「左脳」。
 左腕が上にくる人=情報のアウトプット(表現)は「右脳」。
3)評価をする。
★右右=『感覚とイメージで突っ走る、天才肌タイプ』
●楽天的・マイペース・自分が好き
●感覚でとらえて感覚で伝えるので、本人には感覚で理解できていても、なかなか人に的確に伝わらないことが多い!?ただし右脳には優れた能力が潜んでいるので、天才肌が多いとか。。。
●押切もえ・インパルス(板倉俊之)・インパルス(堤下敦)・タモリ・飯島愛・出川哲郎・高田純次・新庄
★右左=『直感でとらえて論理的に表現、得する出世タイプ』
●個性豊か・負けず嫌い
●感覚でパッととらえて論理的に的確に伝えることができるので、得するタイプ!"出世タイプ" とも言われる。だがこのタイプの人は、 意外に少ないような。。。
●蛯原友里・梨花・田村淳(ロンドンブーツ)・光浦靖子・古舘伊知郎・羽生義治・関根勉
★左左=『論理力に優れた、賢く頼れる存在の先輩タイプ』
●社交的・おしゃべり
●論理的にとらえて論理的に伝えるので、本人もまわりのひとも、ものごとを的確に理解できる!ただし、堅い感じがしないでもないが。左脳左脳の人はイメージや感覚・感情を研ぎ澄ましてみるとよいでしょう。
●明石家さんま・所ジョージ・久本雅美・福澤朗・石原良純
★左右=『論理でとらえて感覚で表現する両刀使い、おちゃめタイプ●真面目・几帳面・努力家
●論理的にとらえて感覚で伝えるので、本人は的確に理解できていることでも人には理解してもらいにくいかも。でもいったん理解したことが右脳によって表現する際に天才的な発明にいたることもあったりして!? 頭の中では分かっているのになかなか人に伝わらないというあなた、ひょっとしてこのタイプではないでしょうか。
●宮本恒靖(サッカー日本代表)・和田アキ子・石原慎太郎・田中祐二(爆笑問題)・舛添要一(議員)
3)論理的な考え方のプロセスである、発散と収束について説明する。4)論理的な考えの仕組みである、データと論拠と主張について説明する。
5)帰納的思考と演繹的思考について説明する。
20 4.発散法と収束法を説明し、簡単な体験をする。  1)『発散法と収束法』を配布する。
2)10の手法を説明する。                    3)チームに分かれる。
4)用紙を配布し、5分間で、新聞紙のつかい方について、ブレーンストーミング法で発散する。
5)各チームの個数を発表させ、板書する。
6)出たアイデアの中から他のチームにはないと思われる面白いアイデアを3つ選ばせる。
7)発表させ、板書する。
05 5.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。

生徒の満足度&感想
10
 6 10  9  5  1  1  0  0  0  0  0
1)深く考えないと言われたら次々意見が出てきて面白かった。2)批判禁止とか自由でいいとか条件があったので、いっぱい意見が出せた。楽しかったです。3)一人だとなかなか出せない発想がたくさん出たので面白かった。まさに3人よれば何とやら(文殊の知恵)ですね。私にない発想が多くてさすがに天才肌だなぁと思う人がいた。4)最初は何個か意見が出たけれど、後半は全く出てきませんでした。直観はたまにしか働きませんでした。5)朝から頭の体操ができて楽しかったです。「あぁ」と思うのもあり「え?」と思うものもあり、2段組みで面白く学ぶことができました。6)最初聞いた時難しそうだなと思ったが、テーマがあると案外直ぐに出てきたので逆にビックリした。
ついにミッションが出ました。どんな店が出るか楽しみです。その楽しみを倍増するために、豊かな発散力とまとまった収束力を発揮してもらうために、いくつかの手法をマスターしてください。きっと将来も役立つはずです。チームにはいろいろなタイプが必要で、右脳型の発想力と、左脳型の論理力がうまくかみ合えば、すばらしい成果が出るでしょう。ブレーンストーミングは優れた発想法で、自由に、批判しないでというと、次々とアイデアが出るものです。逆に言えば、普段は自由ではなく批判されるので意見が出ないのでしょうか。       
    



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