声のレッスン(1)

03 1.前回のふりかえりと今回の目的を説明する。
1)「voice」を配布する。
2)テストの平均点とねらいを説明する。
20
2.テストの解答解説をする。 1)テストを返却する。
2)解答解説をする。
10 1.声とは何かを説明する。
1)『声とは何か』を配布する。
2)良い声と悪い声をあげさせる。
 良い声=力がある よく通る よく響く 明るい 柔らかい
 悪い声=小さい か細い こもる 暗い かたい
3)声の生まれる仕組みを説明する。
 1)呼吸=声の大小
 2)声帯振動=声の高低
 3)共鳴=口腔、鼻腔、咽頭
 4)調音=滑舌。
4)声の要素を考える。
 1)高低 2)強弱 3)長短 4)音色
20 2.3つの声について考える。
1)『3つの声』を配布する。
2)チェストボイス、ミドルボイス、ヘッドボイスを説明する。
3)CDを聞く。
4)ハミングレッスンを実演して説明する。
5)声帯レッスンを実演して説明する。
02
5.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。
 
 

生徒の評価と感想
                                           

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1)昔からいろいろな声を出すのが好きなので、今日からの授業はとても楽しんでやれそうな気がしました。どの高さでもきれいな響きを出せるよう頑張りたいです。2)声って意外に意識して出すといつもと違って変な感じだった。3)よい声の人は確かにうらやましいので、私もそういう声でしゃべれたらいいなと思います。4)本当に声の高さで響く所が変わって面白かった。5)振動を意識するとおおきな声が出る。6)いい声を出せたら楽しそう。7)声を出している時にいろいろな所を触ったら振動しているのがすごくよく分かった。呼吸数で声の大きさと関係しているのが不思議だなと思った。8)今まで声をこうやって出したことかなかったので体のいろいろなところで響くなんて知らなかった。9)もっと練習したら歌とかも上手くなりそうだと思った。9)私は通らない声で自分の声があまり好きじゃないので、これからの授業で自分の声を好きになれたらいいなと思います。10)人の体ってすごいなと思った。11)歌とかの声は息の使い方だと思う。上手い人は息が長いし、いろいろな色を持っている。歌ではカラオケの声の出し方と路上の人の出し方では全く違う。

発声は僕の最も苦手な分野です。声が通らなくて、話しかけても無視されたり、つらい思いをしてきました。劣等感に苛まれたこともあります。だからこそ、ちょっと勉強してみようと何冊か本を買って読みました。面白かったです。それを生徒に伝えたくて、「声のレッスン」を決行しました。生徒が乗ってくれるかとても不安でした。乗せるためには、教師が相当テンションを上げなければ、羞恥心を捨てなければなりません。だから、昨夜は9時に寝てコンディションを整えました。その甲斐あって、いい授業ができました。
   



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