社会人基礎力(3)


 最後の授業。もう一度社会人基礎力について考える。再度、『社会人基礎力チェック』をして、最初にした時と比べる。その後、最後の儀式で、色紙を持って回り、全員と握手をして、簡単なあいさつをして、一語ずつ書いてもらう。時間があれば、4人組で、1年間をふりかえる。
03 1.前回のふりかえりと、今日のプログラムを説明する。
1)「voice」を配布する。
2)前回は、貿易ゲームneoで、世の中の仕組みと自分たちの工夫につ  いて学んだ。
3)今回は、最後の授業なので、お別れのあいさつと1年間のふりかえ りをする。
4)宿題は、時間の最後に集める。                
10 2.社会人基礎力を振り返り、『社会人基礎力チェック』をする。   1)社会人基礎力を復習する。
 1)前に踏み出す力(アクション)
  主体性、働きかけ力、実行力
 2)考え抜く力(シンキング)
  課題発見力、計画力、創造力
 3)チームで働く力(チームワーク)
  発信力、傾聴力、柔軟力、状況把握力、規律力、ストレスコントロール力
2)『社会人基礎力チェック』を配布する。
3)回答させる。
4)集計させる。
5)最初のものと比較させる。
30 3.別れの一語を する。

1)色紙とサインペンを配る。
 ・サインペンは24色が2セットあるので、好きなものを選ばせる2)真ん中に、自分の好きな1文字と名前を書かせる。
3)別れの一語のやり方を説明する。
 ・色紙とサインペンを持って教室を歩き回る。
 ・相手を見つけて、握手をする。
 ・1年間の感想と別れの言葉を一言ずつ交わす。
 ・互いの色紙に、相手にふさわしいと思う一語(漢字でもよいし、単語でもよい)を書く。
 ・別れの言葉を言って別れる。
 ・これを全員とする。
05 5.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。

  

国語表現、最後の授業でした。最後にふさわしい授業をということで、まずは、今回のテーマである社会人基礎力のふりかえりをしました。1回目の授業でしたのと同じチェックシートを使って回答させ、1回目の数値との比較をしました。見て分かる成長です。
 そして、構成的グループエンカウンターでは定番の『別れの花束』をアレンジした、『別れの一字』をしました。何か一言と言うと、「ありがとう」とか「楽しかった」とかいうありふれた文字が並ぶ。でも、その人にふさわしい漢字ということになると、1年間のその人を思い浮かべる。すると、いろいろなエピソードを思い出したりする。もらう方も、自分がどのように見られていたのか、ストレートではなく、イメージとして受け止められる。生徒たちは、最初は少し遠慮がちでしたが、時間が経ち、色紙が埋まっていくに連れて活発に交流し合うようになりました。僕も参加しました。生徒たちから温かな字を沢山もらいました。



コメント

ホーム