社会人基礎力(2)


 情報カード式グループワーク「バスは待ってくれない」を実施して、その中での自分の社会強い基礎力に気づく。
02 1.前回のふりか えりをする。
1)Voiceを配布して、前回の満足度、コメントをふりかえる。   
03 2.社会人基礎力の3つの分野と12の力を復習する。
3.本日の目的を 説明する。
1)1)前に踏み出す力(アクション)
  主体性、働きかけ力、実行力
 2)考え抜く力(シンキング)
  課題発見力、計画力、創造力
 3)チームで働く力(チームワーク)
  発信力、傾聴力、柔軟力、状況把握力、規律力、ストレスコントロール力
1)前回はチェックで社会人基礎力を測定したが、今回はゲームを通して測定する。
25 4.「バスはまってくれない」を 実習する。
1)5〜6人組になるようにグループを座席で指定する。
2)『バスは待ってくれない』を配布する。
3)やり方、課題、ルールを説明する。
4)制限時間20分で実施する。
5)早く終わったグループは静かに待つ。
 ・できなくても時間が来れば打ち切る。
6)正解を板書する。
 ・ポストが2つあることに誰が気づくか。
15 5.実習をふりかえる。
1)『バスは待ってくれない〜ふりかえり〜』を配布する。
2)各自で記入する。
 ・個人の社会人基礎力を評価する。
 ・グループでその力を発揮した人をピックアップする。
3)グループで交流する。
 ・グループで力を発揮した人について合意を形成する。
 ・感想などを話し合う。
05 5.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。

生徒の満足度&感想

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ヌこんな授業もあるのだなぁと思った。みんなが口頭で伝えた情報を地図に表すのは意外に難しかった。ネあまり普段交流のない人とこうやって一緒にやっていくのは楽しかったけど、とても緊張した。ノ全員が聞く時は聞く、しゃべる時はしゃべる、それで一緒に考えてチームワークはバッチリでした。ハ最初は何からすればいいのか分かりませんでしたが、みんなが1つのポイントから一つずつ情報を出し合って少しずつ地図が出来上がっていきました。ヒみんなで協力してやるのはすごく楽しいし、団結力も深まってすごくよかったです。フでもポストが2つあることに気がつかなかったし、班のみんなもポストには注目していなくて、創造力がなかったんだなと思った。楽しかったからイライラしませんでした。ヘ進んで課題に取り組むことができ、意見をみんなと交換して、答を導くことには励めたと思う。ホ問題を解決していくにはどんどん意見を出していくことが必要なんだなと思いました。そして、それぞれが自分の役割を持って果たすことが大切だと分かりました。マ必要な情報とそうでない情報を識別するのが大変だと思いました。ミ国語表現の授業は思っていたのと違ってみんなと話し合ったりするので苦手だなと思いました。ムみんなでワイワイしゃべりながら意見を一つにまとめていくのがすごく楽しくて、これはこの授業でしか味わえないので、この授業をとってよかったです。メふりかえりシートを書いていると自分の足りない所がハッキリ出たのでよくわかった。モやっぱり一人一人の果たす役割の違いを実感した。ヤ1人じゃできないことも3人よれば何とかで色々なことができるんです。ユ昔は初めて行く所はこれぐらい情報がなっかたんですね。今はグーグルでもヤフーでも要求にあった地図を提供してくれますが、今そのありがたさに気づきました。電車賃も計算してくれるし。でも、こうやってワイワイやるのも楽しかったです。わからなくて楽しい。ヨ初めてのメンバーということもあって、「どこから書いていくか」「どれを中心に考えるか」がまとまらなくて少し困ったけど、それはそれでいい経験になった。メンバーの半分以上が自分の意見を主張するタイプだったので、それで困ったり悩んだり逆に思い切って決定できたり。なるべく誰も不快な思いをしないようにと考え過ぎると、逆に自分が少し疲れてしまうかなぁとも思ったけれども、ある程度の信頼感やチームワークがあれば楽しめる。

2回目の授業。いきなり切り札を出しました。このゲームは簡単そうで難しい。教師がやっても答が出ない。ちょっと発想を変えると見えてくる、絶妙の難しさです。生徒はあきらめることなく一生懸命取り組みました。主体性や実行力はバッチリです。あと、創造力があれば解決したのに。それをつけていくのもこれからの授業の目標の一つです。「わからなくて楽しい」これが勉強の神髄です。生徒たちはいい気づきをしてくれます。



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