傾聴のレッスン(1)

20 1.前回のふりかえりと、本時の目的を説明する。  1)席替えをする。
2)小論文を返す。
3)簡単なコメントを付ける。
4)自己主張テストを返す。
5)正解を配布して補足する。
6)今回から、新たな傾聴のレッスンをすることを知らせる。
 今日は、言葉を使わない聴き方について体験から学ぶ。
20 2.かかわり行動を体験する
1)2人組になる。
2)肩たたきをする。交代してする。
 ・男女で抵抗のある場合は移動する。
3)背中の手当てをする。交代してする。
4)真正面、真横、斜め前、後ろ(交互に)に座り、感想を話し合う。
5)斜めに座り、離れたり近づいたりして、一番落ち着く距離を見つけ る。
6)言葉を使わず、身振り手振りでコミュニケーションをとる。
7)相手の身振り手振りを真似る。
8)感想を話し合う。
10 3.かかわり行動を理解する。   1)「かかわり行動」を配布する。
2)位置、距離、姿勢、目線、ペーシングについて説明する。
05 4.授業のふりかえりをする。
1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。

生徒の満足度&感想
10
 7  6 11  6  1  1  0  0  0  0  0
1)近いと緊張した。正面が相手の顔がよく見えたしよかった。2)その時その時の話す相手によって位置が変わると思った。言葉がないとコミュニケーションは難しいと思った。3)45〜120という距離は普段から意識せずに使っているなぁと感じた。4)人と喋っている時に無意識に距離を取っているのかよくわかった。5)人と話す時真正面は意外と話しにくいことが分かった。斜めはすごく話し易かった。6)相手への姿勢や態度などでどんな影響があるか相手がどんな感じを持つかわかった。7)一つの動作で態度が変わってしまうので気をつけたい。8)人が後にいると落ち着かなかった。お互いのいる位置で気分が少し変わった。9)相手のいる場所によってリラックスしたり緊張したり不思議だった。10)自分の真似をされるのは嫌だけど、するのは楽しい。11)距離や位置による微妙な違いによる安心感の違いや態度の雰囲気によって、何となく変わった来るものなんだなぁと体感できた。12)話を聞いてもらう時、真正面は苦手だった理由がわかりました。
最後のレッスンです。今日は体験をふんだんに取り入れました。肩たたきや気を送るワークはこの前の合宿で仕入れてきたものです。人を指一本で持ち上げるワークは、気の集中が足らず失敗しました。それでも、生徒はリラックスしてくれたと思います。その後は、ノンバーバルなコミュニケーションについて体験してもらいました。座る位置、座る距離、身振りだけのコミュニケーョン、身振りを合わせるミラーリングなど、いろいろやって貰いました。体を動かすワークは、生徒が動いてくれるかどうかで成否が決まります。その意味で、生徒がよく協力してくれました。                                          



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