人格形成のわーく まとめ

〜1年間の成長スケール〜

「自己形成のわーく」のまとめとして、最後の授業で「1年間の成長スケール」を書かせました。
下記の項目について、0〜10のスケールがあり、
この授業が始めまた時のスケールと、今のスケールを書かせました。
はじめた時のスケールは想像なので正確かどうか分かりません。ただ、今のスケールから逆算しているので、信憑性はあるとしましょう。
 データの「前」ははじめた時のスケールの平均、「後」は今のスケールの平均、「変化」は「後」から「前」を引いた数値です。
 
 結果を見ると、変化が最も大きかったのは、「5.人の話を聞き取れるようになった」でした。これは「話を組み立てるわーく」のセッションです。普段、CDを聞くときにメモを取りながら聞くと内容が把握しやすいことを学んでくれたと思います。
 次に大きかったのは「6.話をうまく組み立てられるようになった」でした。「前」の数値が最も低いことから考えると、生徒が苦手にしていて大きく伸びた部分です。これも「話を組み立てるわーく」です。普段、あまり組み立てないで思いついたまま喋ったりしていることが多いことを反映しています。これも、ちょっとしたスキルを身につければ、論理的な考え方や表現の仕方が身につくことを学んでくれたと思います。
 その他、「人の悩みを聴けるようになった」は「フレンド・サポートのわーく」、「7.人の話をうまく聞けるようになった」は「アクティブ・リスニングのわーく」の成果があったと思われます。
 逆に変化が少なかったのが「9.自分のストレスに気づけるようになった」です。生徒によっては「後」の方が数値が低い生徒もいました。これはストレスが少なくなったからか、大きくなりすぎたからか理由は特定できません。
 もともとスキルの高かったのが、「2.言葉が増えた」と「11.敬語をうまく話せるようになった」です。案外言葉を知っているのかもしれません。

 いずれにせよ、すべての生徒がこの授業を受けて成長したと感じてくれたことは、当初の目的が達成できてよかった。

 

変化
1.自分が理解できるようになった 3.2 6.8 3.6
2.言葉が増えた 4.6 7.0 2.4
3.人間関係について理解できるようになった 3.4 7.1 3.4
4.人と協力して取り組めるようになった 3.9 7.4 3.5
5.人の話を聞き取れ取れるようになった 3.3 7.5 4.3
6.話をうまく組み立てられるようになった 2.3 6.3 4.0
7.人の話をうまく聞けるようになった 3.8 7.5 3.7
8.自分のセールスポイントを見つけられるようになった 2.8 5.8 3.0
9.自分のストレスに気づけるようになった 3.7 5.6 1.5
10.自分をうまく主張できるようになった 3.5 6.6 2.8
11.敬語をうまく話せるようになった 4.5 6.4 1.9
12.人の悩みを聴けるようになった 3.8 7.5 3.8


系列1=授業前
系列2= 授業後
系列=変化



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