フレンド・サポートのわーく(8)
問題解決のブリーフ・カウンセリングの基本を実習をする。
1.解決社長
1)「解決社長」を配布する。
2)やり方を説明する。
3)3人組になる。4人組も可。
4)社長を交替してする。
2.ブリーフ・カウンセリングの実習
1)3人組になる。
2)相談役・援助役・観察役を決める。
3)3分間でロールプレイをする。
4)「ブリーフ・カウンセリングの演習」1)〜6)について、
援助役は、かかわり行動やかかわり 技法(「うなづき」「あいづち」「はげまし」「繰り返し」「言い換え」)を使いながら、プリントの質問をする。
相談者は、プリントに書いた答えを答える。新たに思いついた答えを答えてもよい。
5)7)「要約」について、援助者がまとめる。
6)「ブリーフ・カウンセリングの演習」8)9)について、
援助役は、かかわり行動やかかわり 技法(「うなづき」「あいづち」「はげまし」「繰り返し」「言い換え」)を使いながら、プリントの質問をする。
相談者は、プリントに書いた答えを答える。新たに思いついた答えを答えてもよい。
7)解決方法を考える。
援助者は、情報提供や自己開示をしてもよい。
8)1回終わるごとに振り返る。
9)役割を代えてする。
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10 |
9 |
8 |
7 |
6 |
5 |
4 |
3 |
2 |
1 |
理解ができたか |
2 |
4 |
3 |
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興味が持てたか |
5 |
3 |
1 |
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役に立ちそうか |
6 |
2 |
1 |
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生徒の感想
1)次の質問をする内容が決まっていたから解決方法に近づきやすかった。楽しくおしゃべりできた感じだった。▼2)「解決社長」は社長が何を言えばいいのか分からなくて難しかったけど、面白かった。▼3)将来解決社長のようなことがあったら面白いだろうなと思ったり。今日はずーんとならなくて楽しい感じでよかったです。気持ちがちょっと緩くて優しい気持ちになった。▼4)クライアントのポジティブな面が見えて、答えを導きやすかった。話しやすい雰囲気になった。▼5)明るく気軽に話したり聞いたりできた。そういう雰囲気の方が話す方も話しやすいと思う。▼6)実際やってみると印象が違うので、ものすごく楽しかった。いい状態を話してもらえて時、話した時がカウンセラーとクライエイトの距離が一気に縮まった気がして、そこから悩みの核心部分を話しやすくなりました。▼7)「解決社長」が難しかった。でも社長をしている時みたいに何でもポジティブに考えたら毎日楽しめそうだなと思った。人の悩みを聞いていると、アドバイスとかもらえて考えが変わってよかった。▼8)「解決社長」は楽しかった。ポジティブに考えることと、聞いてもらったって共感してもらう度にどん底から拾い上げてもらえた気がする。聞いてもらってよかった。▼9)「解決社長」は難しかった。人に相談すると安心感が出てきて、状況は変わらないのに気持ちは楽になった。共感してもらうのは単純に嬉しいしよかった。
教師の感想
「解決社長」はインプロのプログラムです。いかにアドリブが効くか。ブリーフで言えば、「リフレーミング」の練習です。咄嗟にいいアイデアを思いつくには、いつもポジティブにものを考えていることが大切です。ブリーフでは、書いただけでもかなり効果があったのに、聞いてもらうと共感が深まり、さらに問題解決が促進されたようだ。解決志向なので、明るく、楽しいカウンセリングになります。
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