フレンド・サポートのわーく(5)
ベーシック・スキルの演習とロールプレイ
 
1.ベーシック・スキルの理解を確かめる。
 1)「ベーシック・スキルの演習2」を配布する。
 2)2人組になって、プリントを読んでロールプレイをする。
 3)相談して解答する。
 4)正解と解説をする。
 
2.ロールプレイをする。  
 1)円座になる。
 2)カウンセラー役とクライエント役を募る。
 3)クライエント役は、相談してもよい悩みを決める。
  ・あまり深刻な悩みは相談しない。
 4)3分間でロールプレイをする。
 5)全員で振り返る。
 6)役割を代えてロールプレイを繰り返す。
10
理解ができたか
興味が持てたか
役に立ちそうか


生徒の感想
1)悩みはいろいろあるんだなと思った日でした。似たような悩みの人もいれば、人生いろいろあるなと思いました。▼2)聞き上手な人は基本話をよく聞くんだなと思った。たまに返しの質問をして話が広がっていくのでよかった。▼3)クライエント本人でない人の相談もクライエント本人の悩みとしてカウンセリングするっいうのはすごく勉強になった。▼4)結構重い内容だったけど、しっかり聞いてもらえて嬉しかったし、もやもやがなくなった気がする。うなずきが心強かった。▼5)話す時の雰囲気作りも大切だなと思いました。やっぱりカウンセリングの目的は話を広げて思いや考えを引き出して上げて最後は自分で考えられるようにもっていってあげることかなと思いました。▼6)改めて難しいなと思いました。話を聞くのは一番いいことだけど、答えを必要として解決を求める人もいるわけだから、やっぱ難しい。▼7)私は絶対に聞ける人になれないと思った。絶対に自分の意見を挟んでしまいそうになるし、今までのことが思い当たって直そうと思えてきた。私が相談した時は、気持ちがすっきりした。▼8)感情を移入し過ぎて「私だったら〜」と口を出すのも、相手にとっては押しつけになってしまう。やっぱりクライエント自身に答えがあるから、聞いてあげることを大切にしていきたい。いにゅうしす▼9)私はカウンセラーに向いていないんじゃないかと思った。カウンセラーの立場に立ったら絶対安易に励ましたり確信をもってないのに答えを出してしまいそうだからです。▼10)言う側より聞く側の方が絶対難しいし、どこまで聞いていいのか分からないと思いました。話が深刻になればなればなるだけ返す言葉に困ってしまうと思う。▼11)話を聞いてもらうことが多いから、自分がどうしたらスッキリするかをどう対応してもらったら落ち着くかを考えてカウンセラーをしてみた。いつもはしゃべりっぱなしのことが多いから新鮮だったし、クライエントがさらけ出してくれたら嬉しかった。▼12)相談された内容について、誰にどこに焦点を当てるかを見極めることが大切だと思った。自分の中に眠っていることを分かってあげることは大切なんだと思った。▼13)聞くの難しい。何を言ったら相手がどう思うのか気になるし一つ一つ言葉を気にしてしまう。

教師の感想
ロールプレイの第2回。見違えるほどうまくなりました。生徒の力は凄いものです。話すのを我慢して耐えて聞く。その難しい体験をしつつ、うまくこなしています。カウンセラー役もそうだが、クライエント役も臆することなくやってくれる。これもすごいことです。互いの信頼感があればこそできるものです。                              



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