文章表現のレッスン(3)

05 1.前回のふりかえりと今回のねらい。
1)前回のプレゼンの結果を配布する。
2)今回は、チームでした作業を個人でして、600字程度の論理的な文章(小論文)を書く。
3)3時間で完成するように指示する。
10 2.論理的な文章の書き方の説明をする。      1)『論理的な文章の書い方』『テーマ集』を配布する。
2)書き方の手順を説明する。
3)テーマを選ばせる。
4)データの集積のために、発散法の例示をする。
5)でーたのグループ化のために、収束法の例示をする。
6)『ピラミッドストラクチャー』を配布する。
7)書き方を説明する。
30 3.データ収集とグループ化をさせる。
1)白紙の用紙を配布する。
2)発散法によるデータ集めををさせる。
3)収束法によるグループ化をさせる。
 ・机間巡視をして、アドバイスをする。            
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4.ふりかえり  1)『ふりかえり』用紙を配布する。
2)今日の授業の満足度を10点満点で記入させる。
3)今日の授業の感想を書かせる。
4)回収する。
生徒の満足度と感想
10
 1  4 10  7  3  1  3  0  0  0  0
1)具体的なデータがなかなか書けなくて困りました。2)自分の興味のあることだから考え易かった。3)もっと頭を柔らかくしてそのテーマに関して何が起こるのか,何が原因なのか考えていきたいと思った。4)頭をフル回転させて考えました。頭の中でまとまらなくても書いていくとどんどん浮かんできたり、少しずつまとまって行ったりするので作業が大分進みました。1つのテーマからでもいろいろポイントが出てくるので、まとめるのが大変だけど、やりがいのある勉強だと思いました。5)思っていたより結構いろいろなものが思い浮かんでビックリした。6)普通にやった方が早いと思った。7)頭が回らなくて大変だった。最初から知っていることがいくらかでもないと、話を広げることができないので、もっといろいろ知ろうとすべきだと感じた。8)だんだんデータが出てくると、つながって行って文が書けそうな気がしました。9)考えれば考えるほど細かくなって、だんだん面白くなってきた。10)テーマを身近なものにしたので、普段自分がどんなふうにしているのか考えたら、たくさん連想して出すことができました。11)前にやった発想法を使うといろいろ言葉が出てきました。12)ちみちみと書いていくのでなんだかもどかしいです。でもこうしないと論理的な文章にならないんだなと思いました。いつもフィーリングで書いていたのかもしれません。13)一つ書いたらいろいろ思いついて、いっぱいデータを書くことができた。

チームでやっていたことを個人でする。当然、チームの方がアイデアが出る。でも、発想法なり収束法なりをマスターすれば、温泉のようにアイデアがわいてきます。それを実感してもらえれば成功です。普段小論文を書く時も、こんな手順でやると案外書けるものです。要するに料理は素材によって大半が決まるようなものです。新鮮な魚から作った刺身はおいしい。個人作業でしたが、よくやってくれました。                        



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