アサーション・トレーニング(5)
ストレス・マネジメントを考える。
自己表現をしなければならない時は、何かをしようとしてできなかったり、思いがけない問題がふりかかったりして、心がイライラすることがよくあります。こうした心のイライラの原因にストレスがあります。ストレスの仕組みを知っておくことは大切なことです。
1.ストレスの仕組みを知る。
1)「心のイライラに気づこう」を配布する。
2)ストレスマネジメントの必要性を説明する。
3)ストレスの種類を説明する。
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(1)「ストレッサー」に働きかける | |
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積極的、計画的に問題を解決する。 嫌だと言えるスキル、素直に謝るスキルなど、社会的スキルを獲得する。 家族、先生、友人、専門家など、他者の援助を求める。 我慢して、解決のチャンスを待つ。 趣味に没頭したり、楽しいことを想像したりして、現実から逃げる。 |
(2)「評価」に働きかける | |
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人から気持ちのいい、プラスのストロークをもらう。 不合理で頑固な思い込みを、合理的で柔軟な考え方に変える。 |
(3)「ストレス反応」に働きかける | |
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ぐっすり寝たり、好きなものを食べたり、趣味をしたり、気分転換をする。 腹式呼吸法などで体中に酸素を送り込み、落ち着いたゆったりした気分になる。 自律訓練法、漸進的弛緩法、動作法など、リラクセーションをする。 |
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