アサーション・トレーニング(13)
 
 アサーション・トレーニングのロールプレイテスト。
 
1.評価シートと、○×判定ボードを配布する。
 ・○×ボードは、100円ショップで買ったキティちゃんをデザインしたもの。
2.評価の観点を説明する。
3.くじ引きでシナリオを決める。
4.1分間考える。
5.2分間でロールプレイをする。
 ・聞いている人の3分の2が○ボードをあげれば、そこで終わる。
 ・あげなければ2分間継続する。
6.評価シートに点数を記入し、コメントを書く。
7.これを繰り返す。
10
理解ができたか
興味が持てたか
役に立ちそうか


生徒の感想
1)難しかったです。あとからこう言えばよかったと思ったりしました。▼2)みんなそれぞれ上手くやっていたと思う。もう一度やってみたい。▼3)ホンマ難しかった。意外と手強かった。▼4)思っていたよりもやりやすかったです。それに見ていてすごく面白かった。▼5)先生はしぶとくて大変だった。自分も相手を分かろうとしていなかったけど、相手も自分を分かろうとしてくれなかったから、上手くいかなかったんじゃないかなと思った。▼6)みんなのを見ていたらすごく面白かった。相手の気持ちを受け入れる人が上手く交渉できてきたように思った。▼7)自分の意見がなかなか通らなかったら、イライラしてきつい口調になってしまった。難しい。▼8)すごく面白かったです。状況を説明して相手の気持ちを考えつつ自己主張、とても難しいですね。▼9)なかなか難しかった。こっちがアサーティブで相手もアサーティブやったら決着がつかないなぁと思った。一歩引いてお願いするのが大変だと思った。▼10)みんなめっ茶面白かった。相手の気持ちを受け止めるのは難しいんやナァと思った。▼11)みんなのを見るのはめっ茶面白かった。先生は手強かった。▼12)めっ茶面白かった。人のを見ているのはよいけど、自分がやるのは嫌やなと思った。客観的にみているともっとこうしたらいいと分かった。

教師の感想
今日は9人の生徒の相手をした。できるだけアグレッシブに対応した。かなり手強かったと思う。アグレッシブに自己主張していても、相手がこちらの気持ちを共感してくれたりすると、勢いが鈍ってしまう。これがアサーティブの極意だろう。引けばつけ込まれると思って、自分の主張を繰り返すと、かえって時間がかかるし、成功する可能性は低い。2分間で相手を説得するのは難しいけれど、パターン通り、状況を確認して、相手の気持ちを受け入れる方が解決に近づく。急がば回れという諺通りである。キティちゃんの○×ボードも好評でした。こうしたちょっとした小道具がさらに雰囲気を盛り上げます。           



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