アサーション・トレーニング(11)
 
1.アサーションの練習をする。
 1)「上手な自己表現」と
「自己表現シナリオ」を配布する。
 2)次の時間に、くじでシナリオの中から一つ選んで、アサーションのロールプレイのテストをす  ることを予告する。相手は、先生が務める。
 3)この時間は、その練習をする。
 4)シナリオの中から選んで「上手な自己表現」に書き込む。
 5)4人組になり、相手を代えながら練習をする。
 
 ・自己表現役、相手役、観察役に分かれる。
  ・相手役は、最初はアグレッシブな対応をし、途中で納得すればアサーティブな対応に変える。  納得しなければ最後までアグレッシブでもかまわない。
  ・観察役は、2人の対応を観察する。
  ・最大制限時間は2分。
  ・1セッション終わる毎に、感想とアドバイスを話し合う。

10
理解ができたか
興味が持てたか
役に立ちそうか


生徒の感想
1)いろいろなパターンに対応できるように考えたけど難しかった。自分が明らかに悪い時とか許してもらえなかったら終わりだし、人を説得するのは難しい。▼2)今日はいろいろな場面設定を考えて話し合うのは楽しかった。実際にもありそうだし、自分と置き換えてみると負けてしまいそうだと思った。▼3)テスト不安ですが 頑張りたいと思います。「頼む」系は嫌です。▼4)どの例も難しそうだなと思った。怒るのがすごく嫌です。▼5)どれもありそうなシチュエーションで、とても難しい。直ぐ相手に負けそうです。▼6)テストは一番だけど頑張る。▼7)どれも難しいと思った。相手の欲求と自分の欲求を上手くかみ合わせることが難しい。▼8)すごく楽しかった。でもなかなか上手に頼めなかったし、テストがやばい。▼9)みんななりきっていて面白かった。次はテストなので緊張する。▼10)シナリオは難しかった。テスト難しそう。▼11)断り方も大変だと思った。▼12)どっちかがが折れないと終わらない。▼13)16パターンもあって対応できるか不安です。母を使って練習します。

教師の感想
ロールプレイのテスト勉強という変な授業でした。テストでは1シナリオしかできないので、いろいろな場面を実際に体験してもらうのは大切です。シナリオは知恵を絞りました。よくある、しかも、頼んだり断ったりする余地があったり、全く相手や自分が悪いだけでなく弁解の余地のあるパターンを考えました。ウケも少しねらいました。相手は私が務めます。生徒にとって高い壁になりたいと思っています。         



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