アサーション・トレーニング(1)
自己主張をするもとになる自分の欲求不満に対応する傾向を考える。
1.後期は、まず「アサーション・トレーニングのわーく」から入ることを説明する。【提言】
2.アサーション・トレーニングとは自分の意志をうまく表現することであることを説明する。
3.「欲求不満耐性テスト」をする。
1)絵と記入用紙を配布する。
2)1〜8の絵を見て、右側の子どもになったつもりで、子どものセリフを記入用紙に書く。
3)判定プリントを配布する。
4)2人組になる。
5)判定表を見て、その人が書いたセリフが、A〜C、1〜3のどれに当たるかを判定していく。
・初めは時間がかかるが、なれてくると速くなる。
・どうしても分からないものは教師がサポートする。
6)集計する。
7)「欲求不満耐性テスト解説」を配布する。
・自分の傾向を知る。
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理解ができたか |
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興味が持てたか |
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役に立ちそうか |
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生徒の感想
1)かわりづらかったです。一応結果は出たので、これを参考にして問題解決型になろうと思う。▼2)全然意味がわからなかったけど、私はためらい型っぽい感じがしました。あと他人に責任があるらしいです。無責任な人間だなぁ。自己防衛をあんまりしなかったから、あんまり何も考えていないのかも。うーん。難しいです。でもそんなこともないと思うけどナァ。▼3)一番最初に子どもの言う言葉を考えるのが面白かった。自分で解決するというのが多かった。考えてみればそうなのかもしれない。▼4)自分はためらい型で、なかったことにする傾向があるみたいです。確かに、笑って許してもうおうとするところがあるので、あっているかなぁとも思いました。逆に問題解決しようとしていないところは、今後改善の余地があると思いました。▼5)最初はどの分類に当てはまるかよく分からなかったけど、やってみると、私はその場に留まることなく、なんとなく問題解決してみようとしていることがかりました。そして、自分のせいであっても、他人のせいであっても、誰のせいでもないように、紛らわせているのかなぁと思った。▼6)自分責任があるというのが一番多いと予想していたけど、逆に、それが一番低くて意外だった。問題解決はあまりしていないと思った。▼7)計算が面倒くさかった。あやふやにしたがる性格。▼8)他人のせいにしてまう傾向があった。▼9)楽しかった。私は自分の責任があると思っているらしい。▼10)最初はよく分からなかったけど、やり方が分かったらスムーズにできるようになった。何となく当たっているような気もする。▼11)自分について知ることができた。▼12)計算が面倒くさかった。誰も責任がないが多かった。
教師の感想
後期最初の授業。アサーション・トレーニングの導入として、「PFスタディ」の抜粋をやってみた。質問紙テストでなく、投影テストなので、判定が難しいが、その分、深いところの自分が見えてきたりする。自己表現するときに、自分の物事の受け止め方を知っておくことは有効である。ただ、実習なれしたのか、授業に緊張感がなく、ややダレ気味になっていることが気にはなる。
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