鴻門之会 沛公の危機 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 亜父 侍ス 黙然 若 寿 請ヒテ 坐 不者ンバ 且ニ 虜 則チ 諾 翼蔽
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 ヌ亜 父 者、范 増 也。
 ネ君 王 為 人 不 忍。
 ノ不−者、若 属 皆 且 為 所 虜。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.登場人物について理解する。
2.宴席の座席について理解する。
3.范増の合図の意図を理解する。
4.范増の合図を黙殺した項王の性格を理解する。
5.項伯が沛公を翼蔽した理由を理解する。
6.再読文字「且」に注意する。
7.受身の句法「為A所B」に注意する。
8.願望の句法「請」に注意する。
9.「以」の用法に注意する。
10.「スナハチ」の用法に注意する。










鴻門之会 樊會登場 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 於是 何如 今者 即チ 
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 ヌ臣請入与之同命。
 ネ交戟之衛士欲止不内
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.新たな登場人物を把握する。
2.張良と樊 の会話の緊迫感を理解する。
3.疑問の句法「何如」に注意する。










鴻門之会 壮士樊會 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 遂ニ 尽ク 何為スル 賜ふ 則チ 
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.樊 の様子を理解する。
2.項王の対応を理解する。
3.項王が樊 に巵酒や 肩を与えた理由を理解する。
4.樊 の対応を理解する。
5.疑問の句法「何為」に注意する。











鴻門之会 樊會の弁明 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 且ツ 安クンゾ 夫レ 虎狼 毫毛 敢ヘテ 故ニ 遣ハス 而モ 耳 窃カニ 須臾
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 ヌ殺人如不能挙刑人如恐不勝。
 ネ懐王与諸将約曰、
 ノ労苦而功高如。
 ハ未有封侯之賞。
 ヒ此亡秦之続耳。
 フ窃為大王不取也。
 ヘ項王未有以応、
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.項王が樊 に再び巵酒を与えた理由を理解する。
2.樊 の対応と性格を理解する。
3.樊 が秦王の例を挙げた意図を理解する。
4.沛公が咸陽に入る前後の様子を理解する。
5.樊 が指摘した項王の過ちを理解する。
6.沛公の功績を理解する。
7.項王の対応と性格を理解する。
8.抑揚の句法「Aスラ且ツB」に注意する。
9.反語の句法「安クンゾAンヤ」に注意する。
10.使役の句法「遣ハシテAヲBセシム」に注意する。
11.再読文字「未ダAズ」に注意する。










鴻門之会 沛公脱出 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 已ニ 使ム 今者 奈何 如今 方ニ 於テレ是ニ 遂ニ 乃チ 令ム 敢ヘテ
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 ヌ項王使都尉陳平召沛公。
 ネ今者出、未辞也。
 ノ乃令張良留謝。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.「奈何」と大切なことを部下に聞く沛公の性格を理解する。
2.「大行」「大礼」「細謹」「小譲」の比喩しているものを理解する。
3.「大行不顧細謹。大礼不辞小譲」と言った樊 の意図を理解する。
4.「細謹」「小譲」を気にする沛公の性格を理解する。
5.「刀俎」と「魚肉」の比喩を理解する。
6.沛公が部下の張良を留めて謝罪させた理由を理解する。
7.使役の句法「使・令」に注意する。
8.疑問の句法「奈何・何ヲカ」に注意する。
9.反語の句法「何ゾ」に注意する。
10.「乃」の使い方に注意する。










鴻門之会 張良の演説 学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 謹ミテ 足下 安クニカ 独リ   豎子
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 ヌ沛公不勝杯杓、不能辞。
 ネ謹使臣良奉白璧一双、再拝献大王足下、玉斗一双、再拝奉大将軍足下。
 ノ聞大王有意督過之脱身独去。
 ハ 、豎子不足与謀。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.張良の引き伸ばし作戦を理解する。
2.張良の沛公のために命を掛けた忠誠心を理解する。
3.項王と范増の沛公に対する考えの違いを理解する。
4.疑問の句法「安クニカA」に注意する。
4.使役の句法「使シムAヲシテBセ」に注意する。
5.詠嘆の句法「 」に注意する。
6.指示語の指示内容を注意する。










四面楚歌  学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
数重 乃チ 已ニ 則チ 虞 駿馬 騅 悲歌 慨 逝カ 奈何 若 莫
 遂ニ 尽ク 何為スル 賜ふ 則チ 
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。
 ヌ漢皆已得楚乎。
 ネ是何楚人之多也。
 ノ時不利兮騅不逝。
 ハ騅不逝兮可奈何。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.漢軍が四面で楚歌をした理由を理解する。
2.四面で楚歌するのを聞いた項王が「大驚」いた心情を理解する。
3.項王の漢詩の意味や心情を考える。
4.項王の漢詩を聞いた者たちの心情を理解する。










項王の最期  学習プリント

学習の準備
1.白文プリントに、句読点、返り点、送り仮名を付けなさい。
2.次の語の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
雖ドモ 亦 縦ヒ 見ン 嘗テ 賜ハン 乃チ 令メ 独リ 被ル 顧ミテ 故人
購フ 頭 自刎
3.白文プリントの右側に書き下し文を書きなさい。
 ヌ天之亡我、我何渡為。
 ネ縦彼不言籍独不愧於心乎。
 ノ乃令騎皆下馬歩行、持短兵接戦。
 ハ若非吾故人乎。
4.白文プリントの左側に訳を書きなさい。

学習のポイント
1.項王が烏江を渡ろうとした気持ちを理解する。
2.項王が笑った理由を理解する。
3.項王が烏江を渡らなかった理由を理解する。
4.騅を亭長に与えた項王の気持ちを理解する。
5.項王が呂馬童に声をかけ、呂馬童が顔をそむけた理由を理解する。
6.項王の最期を鑑賞する。
7.逆接の確定条件「雖ドモ」に注意する。
8.限定の句法「独リ」に注意する。
9.反語の句法「何ゾ」「何ノ」「独リA乎」に注意する。
10.仮定の句法「縦」に注意する。
11.使役の句法「令ム」に注意する。
12.詠嘆の句法「非ズA乎」に注意する。





















我何面目見之  学習プリント           

点検  月  日
学習の準備
1.次の漢字の読み方を現代仮名遣いで書け。

雖ドモ  亦タ  足ル  独リ  且ツ  縦ヒ  見ン  愧ヂ  嘗テ  賜ハン  乃チ  令メ  独リ  被ル  顧ミテ  若  非ズ  故人  購フ  頭  邑  自刎
2.左右2行ずつ空けて原文を写しなさい。
3.原文の右に書き下し文を書きなさい。特に、次の部分に注意しなさい。
 1)天之亡我、我何渡為。
 2)縦彼不言、籍独不愧於心乎。
 3)乃令騎皆下馬歩行、持短兵接戦。
 4)若非吾故人乎。
4.原文の左に現代語訳を書きなさい。

学習のポイント
1.項王が烏江を渡ろうとした気持ちを理解する。
2.項王が笑った理由を理解する。
3.項王が烏江を渡らなかった理由を理解する。
4.騅を亭長に与えた項王の気持ちを理解する。
5.項王が呂馬童に声をかけ、呂馬童が顔をそむけた理由を理解する。
6.項王の最期を鑑賞する。
7.逆接の確定条件「雖ドモ」に注意する。
8.限定の句法「独リ」に注意する。
9.反語の句法「何ゾ」「何ノ」「独リA乎」に注意する。
10.仮定の句法「縦」に注意する。
11.使役の句法「令ム」に注意する。
12.詠嘆の句法「非ズA乎」に注意する。