雲林院菩提講(大鏡) 学習プリント
 
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学習の準備
1.読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 雲林院 菩提講 詣で 侍り 翁 嫗 対面 黄泉路 給ひ 太政 大臣 蔵人
 小舎人 童 主 母后 御年 御名 元服 仕まつり 姓 仰せ 侍 老者
 講師 古 奉ら 気色 帝 政 
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 ○菩提講 詣づ ★侍り こよなし ★うたてげ いかで ★ばや 入道 ○黄泉路
 ★まかる かかれば ★おぼゆ 太政大臣 蔵人 小舎人(童) さても さらに
 ぞかし されば ★います ○主 しかしか 仕まつる ○きむぢ ★仰す ★やがて ★あさまし せち いで ○あざ笑ふ かくて ★さうざうし ○いざ給へ ○おはさふ さは ★奉る さるべき さしいらへ ★奥ゆかし ○そこら はかばかし ○あどうつ さりとも ★さかし ★召す ★奏す ★聞こし召す かしこし 気色だつ さすがに
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.登場人物を整理する。
2.会話の主を確認する。
3.世継の話したい気持ちを理解する。
4.二人の老人の年齢を推定する。
5.夏山繁樹の名前の由来を理解する。
6.世継が昔話をする設定と目的を理解する。
7.主語に注意して訳す。
8.敬語の種類・主体・対象を判断する。
9.「なり(る)」の識別をする。
10.「に」の識別をする。
11.「ぬ」の識別をする。
12.助動詞「る(らる)」の用法を識別する。
13.接続助詞「ば」の用法を識別する。
14.係り結びに注意する。











兼通の執念(大鏡) 学習プリント
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学習の準備
1.読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 御前 大将 大殿籠り 繕ひ 内裏 心憂く 臥し 装束 御前 憑つ 現し心 御冠 君達 障子 御座 失せ 帝 思し 除目 蔵人頭 大臣 宣旨 治部卿 異人
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 今は限り 先追ふ とぶらひ ★大殿籠る ひき繕ふ ★あさまし 心憂し ★をこがまし かかれば 安からず ★あやし ○装束 ○御前 現し心 召し寄す ○君達 さし出づ 内 つづらか ★まま つい居る ★召す 宣旨 ★ねたし
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.主な登場人物と関係を整理する。
2.会話の主を確認する。
3.兼通が兼家が来るという知らせを聞いてどのように思ったを理解する。
4.兼通が兼家が家の前を通りすぎたという知らせを聞いてどのように思ったを理解する。
5.兼通が内裏へ出仕する支度や様子をまとめる。
6.兼家が兼通の家の前を素通りして内裏へやってきた理由を理解する。
7.参内した兼通の形相を見た兼家や帝の様子をまとめる。
8.兼通の最後の除目の内容をまとめる。
9.兼通の執念に対する作者の感想をまとめる。
10.敬語の種類・主体・対象を判断する。特に、二方面の敬語や二重尊敬に注意する。
11.「に」の識別をする。
12.「なり(る)」の識別をする。
13.「ぬ」の識別をする。
14.接続助詞「ば」の用法を識別する。
15.係り結びに注意する。










肝だめし(大鏡)1(はじめ〜奏してけるかな」と思ふ) 学習プリント
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学習の準備
1.読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
 御時 五月 五月雨 帝 今宵 気色 往なむ 仰せ 君達 便なき 奏し
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 ★御時 下つ闇 五月雨 おどろおどろし ★さうざうし ★思しめす ○殿上 ★おはします ○遊び むつかしげ 人がち ★だに 往ぬ ★仰す ★まかる さらば 君達 便なし ★奏す
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.場面の時や様子を理解する。
2.登場人物と身分や関係を整理する。
3.主語に注意して訳す。
4.会話の主を確認する。
5.帝が肝だめしを提案した理由を理解する。
6.帝の性格を理解する。
7.帝が指定したそれぞれの行き場所を整理する。
8.肝だめしに対する君達の感想を理解する。
9.敬語の種類・主体・対象を判断する。
10.係り結びに注意する。
11.「む」の意味を識別する。



肝だめし(大鏡)2(また、承らせ〜笑はせたまふに) 学習プリント
                               点検  月  日 
学習の準備
1.読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
 承らせ 益なし 従者 吉上 賜べ 証 苦む 子 丑 術 砌 候はば
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 ★承る 殿ばら 益なし つゆ 従者 具す 候ふ ○吉上 ○滝口 ★賜ぶ ★はべり 苦む おはさうず ★さへ 念ず そのものともなし 術なし わななく ものもおぼえず
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.肝だめしをする三人の様子を比較する。
2.道長が自分の家来を連れて行かなかった理由を理解する。
3.道長が小刀を持って行った理由を理解する。
4.昔の時刻の表し方を理解する。
5.三人が出て行く場所を整理する。
6.道隆と道兼の肝だめしの様子を理解する。
7.それに対する帝の反応を理解する。
8.主語に注意して訳す。
9.敬語の種類・主体・対象を判断する。
10.助動詞「る(らる)」の意味を識別する。
11.「ぬ」の識別をする。
12.係り結びに注意する。



肝だめし(大鏡)3(入道殿はいと〜申ししかし) 学習プリント
                               点検  月  日 
学習の準備
1.読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
 高御座 異殿 蔵人 侍めり
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 ★奉る ○高御座 つれなし ★あさまし ★ののしる ★つとめて 蔵人 けざやか
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.道長が帰ってきた時の様子を理解する。
2.道長が削り取った物は何であったか、なぜ削り取ったかを理解する。
3.道長に対する他の殿たちの反応を理解する。
4.翌朝、帝がした行為とその目的を理解する。
5.三人が出て行く場所を整理する。
6.主語に注意して訳す。
7.敬語の種類・主体・対象を判断する。
8.助動詞「る(らる)」の意味を識別する。
9.係り結びと結びの省略に注意する。










政敵の競射(大鏡) 学習プリント
                               点検  月  日 
学習の準備
1.読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 世間 公 公事 帥殿 饗応 下掾@后 中心 臆す 大臣 片方
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書、★重要。
 ★ばかり 安からず ○天道 さりながら いささか ○逼気 公ざま ○公事作法 所置く ぞかし 遊ばす 饗応す ○下掾@さらば ものを ものかは ○わななく だに ○無辺世界 もてはやす な〜そ
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.主な登場人物と身分関係を整理する。
2.会話の主を確認する。
3.道長の伊周の下位にいる気持ちと行動を理解する。
4.天の神の道長に対する評価を理解する。
5.道隆は道長が来たことをどのように思っているか理解する。
6.道長を先に射させた理由を理解する。
7.道隆が延長させた理由を理解する。
8.道長の矢にこめた願いを理解する。
9.道長の性格を理解する。
10.伊周の性格を理解する。
11.伊周の失敗を見た道隆の気持ちを理解する。
12.二方面の敬語や二重尊敬に注意する。
11.「に」「なり(る)」「ぬ」の識別をする。
12.「す・さす」「べし」「る・らる」の用法に注意する。
13.接続助詞「ば」の用法を識別する。
14.係り結びに注意する。










姉詮子の推挙(大鏡) 学習プリント
                               点検  月  日 
学習の準備
1.読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 女院 入道 帥殿 懇ろ 本意 理 大臣 宣旨 侍り 否び 便なし 御局 御殿
2.3行ずつあけて本文をノートに写しなさい。
3.次の語句を古語辞典で調べなさい。○教科書。
 取りわく うとうとし もてなす 懇ろ 時めく ゆかり 明け暮れ さらに 本意なし 理 ○しらす 渋る とみに いとほし あながち 否ぶ 便なし 言ひなす ○夜の御殿 つやめく ながら ともかくも 思し置く
4.訳を本文の左に書きなさい。

学習のポイント
1.主な登場人物と身分関係や利害関係を整理する。
2.主語や会話の主を確認する。
3.次の関白に関して、帝と詮子の思惑の違いを理解する。
4.帝が伊周を推す理由を理解する。
5.帝が道長が関白になることを嫌った理由を理解する。
6.詮子の考えている「道理のままの御事」を理解する。
7.道長と伊周の過去の因縁を理解する。
8.道長を関白にしないことが帝の不都合になる理由を理解する。
9.詮子は最終的にどのような行動に出たかを理解する。
10.宣旨の結果について作者のコメントを理解する。
11.関白になってからの道長の詮子に対する対応を理解する。
12.二方面の敬語や二重尊敬に注意する。
11.「に」「なり」「し」「ぬ」の識別をする。
12.「む」「る・らる」「べし」の用法に注意する。
13.反語の係助詞や、結びの省略に注意する。
























花山天皇の出家  学習プリント
                                点検  月  日
学習の準備
1.本文をノートに写しなさい。その際、右1行左2行空けておきなさい。
2.単語に分けなさい。
3.本文の右に、用言は───線を引き、行・活用の種類・活用形を書きなさい。助動詞 は、───を引き、意味・基本形・活用形を書きなさい。
4.読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
帝  皇子  丙戌  出家  御年  御局  小戸  顕証  神璽  春宮
成就  破り残し  御髪  大臣  案内  
5.次の語句の意味を古語辞典で調べなさい。
 あさまし 出家 局 顕証 さわがす 手づから しか(副詞) さやけし 成就
 さはり そら泣き 案内
6.本文の左に現代語訳を書きなさい。

学習のポイント
1.登場人物とその立場を理解する。
2.会話の主を理解する。
3.指示語の指示内容を理解する。
4.花山院の会話にこめられた心情を理解する。
5.粟田殿の策略を理解する。
6.干支や内裏の中の配置などの古典常識を理解する。
7.敬語の種類・主体・対象を理解する。






















花山天皇の出家  学習プリント
                                点検  月  日
学習の準備
1.本文を4行ずつ空けてノートに写しなさい。
2.次の漢字の読み方を現代仮名遣いで書きなさい。

御局  小戸  顕証  神璽  帝  春宮  出家  成就  破り残し 障り 土御門  率て  奏す  装束  内裏  御髪  大臣  案内  
3.次の語句の意味を古語辞典で調べなさい。
 局 顕証 さわがす 手づから しか(副詞) さやけし 成就 障り おびただし 装束 案内
4.本文の左に現代語訳を書きなさい。

学習のポイント
1.登場人物とその立場を理解する。
2.会話の主を理解する。
3.出家をためらう花山院の心理と行動を理解する。
4.花山院の出家を勧める粟田殿の事情と会話の内容と行動を理解する。
5.花山寺に着いてからの粟田殿の行動を理解する。
6.謀られたことに気づいた花山院の心理を理解する。
7.東三条殿の深謀遠慮について理解する。
8.干支や内裏の中の配置などの古典常識を理解する。
9.指示語の指示内容を理解する。
10.敬語の種類・主体・対象を理解する。