蜻蛉日記 嘆きつつひとり寝る夜 学習プリント

学習の準備
1.次の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 九月 文 十月 三夜 内裏 暁方 門 憂し 理 真木
2.次の語句の意味を調べなさい。
 手まさぐり あさまし だに(副助詞) つごもり つれなし 気色あり 夕さりつ方 見する さればよ 心憂し ものす つとめて なほ(〜ず) ひきつくろふ 移ろふ とみ さても ことなしぶ つつ いとどし 心づきなし
3.訳を本文プリントの左側に書きなさい。

学習のポイント
1.『蜻蛉日記』の概要と、当時の結婚の形態を理解する。
2.登場人物と主語を把握する。
3.兼家の行動と、それに対する作者の感情を理解する。
4.省略部分を補って理解する。
5.「疑はし」の歌を読む動機と修辞を理解する。
6.明け方に兼家が作者の家を訪れた時の作者の気持ちと行動、その後の作者の気持ちと 行動を理解する。
7.「嘆きつつ」の歌の修辞と体裁を理解する。
8.兼家の返事と返歌の内容を理解する。
9.助動詞「む」「けり」の意味に注意する。
10.接続助詞「に」「を」「つつ」の意味に注意する。


町の小路の女  学習プリント
                                点検  月  日
学習の準備
1.次の漢字の読み方を現代仮名遣いで書きなさい。
 九月  遣る  文   十月  三夜  気色  内裏  心憂し  寝る 真木
2.次の語句の意味を古語辞典で調べなさい。
 手まさぐり あさまし 文 つれなし 夕さりつかた さればよ ものす つとめて ことわり げに さても あやし いとどし 心づきなし
3.本文のプリントの、右に文法事項、左に現代語訳を書きなさい。

学習のポイント
1.『蜻蛉日記』の概要と、当時の結婚の形態を理解する。
2.登場人物と主語を把握する。
3.他の女の手紙を見つけた作者の気持ちと対応を理解する。
4.「疑はし」の歌に込められた作者の気持ち、修辞法を理解する。
5.十月の下旬に三日間兼家が訪れなかった時の言い訳を理解する。
6.兼家が宮中に出かけた時の作者の対応と気持ちを理解する。
7.二、三日後の明け方、兼家が訪れた時の作者の対応を理解する。
8.「嘆きつつ」の歌に込められた作者の気持ち、修辞法、移ろひたる菊を刺した理由を 理解する。
9.「げにやげに」の歌に込められた兼家の気持ち、修辞法を理解する。
10.その後の兼家の行動と、作者の気持ちを理解する。
11.全体を通じて、作者の立場と気持ちを、兼家の性格、当時の結婚の形態を理解する。
12.推量の助動詞に注意する。
13.接続助詞、係助詞に注意する。


和泉式部日記 夢よりもはかなき世の中を 学習プリント

学習の準備
1.次の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 四月 築土 透垣 小舎人童 帥宮 橘 香 気色 文 賜ふ
2.次の語句の意味を調べなさい。
 ことに 眺む つつまし 見る あて けけし け近し かたはらいたし なにかは  あだあだし 聞こゆ はかなし けしきばむ ゆめ 好きがまし
3.訳を本文プリントの左側に書きなさい。

学習のポイント
1.『和泉式部日記』の内容と特徴を理解する。
2.登場人物の関係を整理する。
3.会話文と会話文中の会話文の主体に注意する。
4.四月であるのに嘆きながら暮らしている私の心情を理解する。
5.「遠ざかる昔の名残」とは何か理解する。
6.小舎人童が訪問しなかった理由と、帥宮に仕えるいきさつを理解する。
7.私の帥宮に対する評価を理解する。
8.小舎人童の帥宮に対する評価を理解する。
9.小舎人童が私を訪れた用件を理解する。
10.橘の花の意味を理解する。
11.「薫る香に」を詠むまでのいきさつと、歌の比喩や心情を理解する。
12.小舎人童を待ち受ける帥宮の様子を理解する。
13.帥宮の返歌の比喩と心情を理解する。
14.助動詞「けり」「す」「る」「む」「べし」の意味に注意する。
15.「に」「なり」「ぬ」「なむ」の識別に注意する。
16.係り結びに注意する。
17.敬語、特に会話文中の会話の主体と対象と、謙譲の「たまふ」に注意する。


紫式部日記 和泉式部という人こそ 学習プリント

学習の準備
1.次の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 才 理 折節 真名 艶
2.次の語句の意味を調べなさい。
 けしからず うちとく はかなし にほひ 理る いでや 筋 恥ずかし わたり やむごとなし ゆゑゆゑし ややもせば えもいはず よしばむ いとほし したり顔 さばかり さかしだつ 真名 うたてし すごし すずろ さるまじ あだ
3.訳を本文プリントの左側に書きなさい。

学習のポイント
1.作者の批評の対象になった人物を理解する。
2.和泉式部に対する批評とその背景にある理由を理解する。
3.赤染衛門に対する批評とその背景にある理由を理解する。
4.腰折れの歌についての記述の意味を理解する。
5.清少納言に対する批評とその背景にある理由を理解する。
6.「に」「ぬ」の識別に注意する。
7.係り結びに注意する。


とはずがたり 後深草院の御葬送 学習プリント

学習の準備
1.次の読み方を歴史的仮名遣いで書きなさい。
 奉行 棺 御格子 御簾 直衣 慌てて 履く 大路 簾垂 御幸 寅 煙
2.次の語句の意味を調べなさい。
 のどまる ゆかり 思ひやる さりぬべき かづく 日暮らし 参る やらむ やはら
 おぼゆ やがて 御幸 
3.訳を本文プリントの左側に書きなさい。

学習のポイント
1.作者と後深草院との関係を理解する。
2.作者のなんとかして院の棺を見ようとする行動と気持ちを理解する。
3.作者が御葬送を追いかける行動と気持ちを理解する。
4.作者の院の火葬を煙を見た時の気持ちを理解する。
5.助動詞「べし」の用法に注意する。
6.「ぬ」「に」「を」の識別に注意する。
7.係り結びに注意する。
8.敬語の種類と主体と対象に注意する。