「間」の感覚
 
高階秀爾


一(1〜2)
 住居の構造や空間構成に見られる日本とヨーロッパの違いは、それぞれの日常の生活様式や行動規範に反映している。住居の問題に入る前に、自然に対する接し方の相違を考える。
 花の美を愛好することは日本も西洋も共通している。しかし、西洋は、切り花のように、外部から遮断された室内で花を鑑賞する。それに対して日本は、花見や紅葉狩りのように、自然の中に出かけていってその美しさを楽しむ。

二(3〜5)
 同じことが美術作品にも見られる。花の静物画において、生活空間を飾るという点では共通している。しかし、西洋は花瓶に生けられた花の絵である。それに対して日本は、池の燕子花、生け垣の朝顔、雨に打たれる百合のように、自然の中の花である。絵画ならばどんな状態の花でも描けるのに、このような違いが生じるのは、自然感情の違いがあるからである。西洋は、花を自然を切り離そうとする。それに対して日本は、自然と一体になって自然との結びつきを大切にする。
 風景画においても、旅行者たちの土産物として流通した点では共通している。しかし、西洋は、十七世紀のオランダでは、新しいとし風景として宮殿や教会堂や記念碑のように人工のモニュメントが中心に描かれた。それに対して日本は、広重の『名所江戸百景』の、亀戸の梅屋敷や藤棚、堀切の花菖蒲、千駄木の桜などのように、建造物ではなく自然の情景を描かされた。風景画においても日本人の目は自然に向けられていた。

三(6〜9)
 このような自然との結びつきは、建物においても見られる。日本の建築は、構造的に自然に向かって開かれ、建物の内部と外部が連続し、外部と内部の境界が曖昧で、軒下のような内部とも外部とも判断できない中間領域が生まれる。西洋のパルテノン神殿と日本の伊勢神宮は、柱を主要な支持材としてその上に横材を渡し三角形の切妻型の屋根をかけるという構造の基本は共通している。しかし、パルテノン神殿の屋根は建物の平面を覆うところで終わっているが、伊勢神宮の屋根は軒先がさらに大きく伸びて、軒下という空間が生じる。飴が多いから建物に飴がかからないようにするためであるが、軒下の空間は、家の中から見れば外部であり、外から見れば内部空間に付属する見える微妙な空間である。中間領域には、ぬれ縁や渡り廊下などがある。西洋建築は壁という強固な物理的遮蔽物によって内部と外部を明確に区分しているが、日本の建築は中間領域を媒介として内部は自然に外部へつながっている。

四(10〜11)
 日本の住居の空間構造は内部と外部が連続しているが、行動様式は内と外とを厳しく区別する。家の中に入るときには靴を脱ぐという習慣がある。室内用のスリッパも、板の間や廊下はよいが、畳の座敷に上がるときは脱がされる。また、便所には専用のスリッパがある。外、便所、板の間、畳という序列が暗黙裡にある。

五(12〜14)
 このような家の内と外、部屋の内と外の区別は、物理的というより、心理的なもの、意識の問題、価値観の問題である。
 西洋の教会や日本の神社は、聖なる空間を大切にする習慣があるという意味で共通している。しかし、西洋の教会は壁によって内外の区別がはっきりしており、壁の内部は聖なる場所、壁の外は俗世間ということが形の上でも明確である。それに対して日本の神社で聖なる空間を示すものは、鳥居である。鳥居は物理的には境界として役に立たないが、鳥居をくぐれば神の空間であるという意識の問題である。また、関守石も同じである。

六(15〜17)
 目に見えない形で内外の区別が成立するためには、共通の理解を前提とする。その共通理解を持った集団や共同体が「身内」「仲間」であり,その外にいるものは「よそ者」である。「うち」の範囲は、家族、地域社会、職場の組織と広がっていく。つまり、「身内」とはある関係性の中で成立するものである。関係性は時によって変わるので、行動様式がわかりにくくなる。
 「うち」という言葉は、人間どうしの関係性、時間的広がり、空間的広がりにも用いられる。「人間」「空間」「時間」「世間」に「間」という文字を含んでいるのは、「間合い」を正しく見定めることが、日本人の行動様式の大きな原理であることを示している。この「間」の感覚が、日本人の住居の構造や空間様式、生活様式や行動規範を規定している。

 花の観賞や花の絵や風景画からわかるように、西洋は人間と自然を切り離すが、日本は自然と一体になる。
 それは建築にも見られ、西洋の建築は壁によって外部と内部を遮断するが、日本の建築の構造は自然に向かって開かれ、内部と外部が曖昧な中間領域が生じる。逆に、生活様式は外部と内部を厳格に区別する。その範囲は様々な関係性によって変わるし、関係性も場合によって変わる。内と外の問題は「間」の感覚であり、日本人の住居の構造や空間様式、生活様式や行動規範を規定している。


1.【指】学習プリントの漢字と語句を確認する。
 華麗  葬送  投機  屏風  襖  花瓶  生ける  百合  花菖蒲 遮蔽物  媒介  下駄  草履  慌て  荘厳
2.語句の意味を調べなさい。
投機 利益・幸運を得ようとしてする行為。
モニュメント 記念建造物。記念碑・記念像など。
媒介 両方の間に立って、なかだちをすること。
3.【指】形式段落に1〜17番号をつける。
4.【指】通読する。
5.【指】全体を段落分けをする。
 ・第一段落(はじめ〜一五五03)自然に対する接し方の相違
 ・第二段落(一五五04〜一五六14)美術作品(静物画・風景画)に見られる相違。
 ・第三段落(一五六15〜一六〇02)建築物の空間構造に見られる相違。
 ・第四段落(一六〇03〜一六一11)住居の行動様式に見られる相違。
 ・第五段落(一六一12〜一六二07)聖なる空間に見られる相違。
 ・第六段落(一六二08〜おわり)「身内」と「間」の感覚。
 
 
第一段落(はじめ〜一五五03)

1.【L1】何を比較しているか。
 ・日本とヨーロッパの住居の構造や空間構成の違い。
2.【L1】それを比較するために何について考えるのか。
 ・日常の生活様式や行動規範。
3.【L1】その例として、何を取り上げるのか。
 ・自然に対する接し方の相違。
 【注】住居の構造や空間構成の相違を考えるのに、自然に対する接し方の相違からアプローチする。
4.【L1】日本と西欧の自然に対する接し方の共通点として何を取り上げているか。
 ・花の美を愛好すること。
5.【L2】日本と西欧の相違点は。
 ・西欧
  ・切り花を鑑賞する。
  ・外部から遮断された室内で花を鑑賞する。
 ・日本
  ・花見や紅葉狩り。
  ・自然の中に出かけて行ってその美しさを楽しむ。
6.【L3】反証はできないか。
 ・日本にも昔からある生け花や盆栽はどうか。
7.指示語の指示内容の見つけ方について説明し、個々の指示語について考える。
 1)【L2】そこ(一五四09)=西欧世界。
 2)【L2】そうする(11)=自然の環境から切り離す。
 3)【L3】そのこと(一五五02)=西欧世界で愛好される花々は、いずれも自然の環境から切り離された切り花であること。
     【注】「自然の中に出かけていってその美しさを楽しむという習慣は見られないこと」という否定形では答えない。否定形はそれ以外のすべてを含むから。
8.接続詞について説明し、個々の接続詞について考える。
 1)【L2】だが(一五四09)
  ・逆接。
  ・西欧世界においても花を愛好する。
  ・そこで愛好される花は切り花である。
 
第二段落(一五五04〜一五六14)

1.【L4】美術作品の絵画のジャンルには何があるか。
 ・歴史画(宗教画)・人物画(肖像画)・風俗画・風景画・静物画
2.【L1】まず、美術作品の中の何を取り上げているか。
 ・静物画の中の花の絵。
 ・西欧=十七世紀のオランダの花の絵
 ・日本=琳派の草花図。
3.【L3】花と花の絵の違いは。
 ・絵の上ならどんな状態の花も描ける。
 【注】それだけに人間の行為が反映される。
4.【L1】花の静物画における日本と西欧の共通点は。
 ・生活空間を飾る点。
5.【L2】日本と西欧の相違点は。
 ・西欧
  ・花瓶に生けられたもの。
 ・日本
  ・池の中の燕子花、生け垣の朝顔、雨に打たれる百合。
  ・自然の中の花。
6.指示語について考える。
 1)【L1】その(一五五05)=十七世紀のオランダ。
 2)【L2】両者(09)=十七世紀のオランダの花の絵と日本の琳派の草花図。
 3)【L1】それ(11)=オランダの花の絵。
7.接続詞について考える。
 1)【L1】しかし(一五五10)
  ・逆接。
  ・生活空間を飾るという点では両者同じである。
  ・オランダの花の絵は花瓶に生けられている。
8.【L1】次に美術作品としてし何を取り上げているか。
 ・風景画。
 ・西欧=都市風景。観光客に人気のある都市の景観。
 ・日本=広重の『名所江戸百景』。
 【注】話題が、自然の花から住居に近づいている。
9.【L1】共通点は。
 ・旅行者たちの土産物。
10.【L2】相違点は。
 ・西欧
  ・宮殿、教会堂、記念碑。
  ・人口のモニュメント。
 ・日本
  ・梅屋敷や藤棚、花菖蒲、桜。
  ・建造物は主役として登場しない。
  ・自然の情景。
11.【L3】これらのか相違点から考えられる自然感情の違いとは。
 ・西欧は、自然を切り離した対象として扱い、支配しようとする。
 ・日本は、自然と一体になって自然との結びつきを大切にする。
12.指示語を考える。
 1)【L2】この傾向(一五六04)=十七世紀のオランダで新しいジャンルとして起こった都市風景を描く傾向。
 2)【L2】これ(08)=描かれる主題。
13.接続詞を考える。
 1)【L2】ところが(一五六10)
  ・逆接
  ・西欧の土産物としての風景画は人工のモニュメントが描かれている。
  ・日本の観光土産の広重の『江戸名所百景』は建造物は登場しない。
 
第三段落(一五六15〜一六〇02)

1.【L1】建築物について、西欧と日本の代表として何を取り上げているか。
 ・日本=伊勢神宮
 ・西欧=パルテノン神殿
2.【L1】共通点は。
 ・柱の上に三角形の屋根を乗せている。
3.【L1】相違点は。
 ・パルテノン神殿=屋根が建物の平面を覆うところで終わっている。
 ・伊勢神宮=軒先が大きく伸びている。
4.【L2】西欧の建築の構造の特徴は。
 ・壁という強固な物理的遮蔽物によって内部と外部を明確に区別する。
5.【L2】日本の建築の構造の特徴は。
 ・自然に向かって開かれている。
 ・内部と外部が連続している。
 ・内部と外部の境界があいまい。
 ・中間領域が生まれる。
 ・中間領域を媒介にして内部は自然に外部とつながっている。
6.【L1】中間領域にはどんな場所があるか。
 ・軒下、ぬれ縁、渡り廊下。
7.【L1】中間領域が微妙な点は。
 ・家の中から見れば、外部空間になる。
 ・外から見れば、内部空間になる。
8.指示語を考える。
 1)【L1】その(一五八02)=中間領域。
 2)【L2】そこ(07)=伊勢神宮とパルテノン神殿。
 3)【L1】このこと(10)=軒先が大きく伸びて軒下という空間が生まれること。
 4)【L1】このこと(12)=日本建築では軒先が大きく伸びて軒下という空間が生まれること。
 5)【L1】そのよう(12)=雨が多いという風土的特性。
 6)【L1】その(13)=軒下が内部か外部かという。
 7)【L1】それ(14)=軒下。
 8)【L1】そこ(14)=軒下。
 9)【L1】それ(一五九01)=軒下。
 10)【L3】このような(02)=見方によっては内部にもなり外部にもなる。
9.接続詞を考える。
 1)【L1】もちろん
  ・補足。
  ・外観上よく似た形状を見せている。
  ・素材やスケールの違いはある。
 2)【L1】したがって
  ・因果。
  ・構造は基本的に同じ。
  ・形状も似た物になる。
 3)【L1】だが
  ・逆接。
  ・形状も似た物になる。
  ・一つだけ大きな違いがある。第四段落(一六〇03〜一六一11)

1.指示語を考える。
 1)【L1】それ(一六〇04)=内部と外部が連続している空間に住んでいること。
 2)【L2】この(09)=家に入るときは靴を脱ぐ。
 3)【L1】それ(11)=西欧社会でも家に帰れば上履きに履き替えること。
 4)【L1】このこと(一六一01)=空間構造はつながっているように見えながら、行動様式は内と外は明確に区別されていること。
 5)【L1】それ(06)=便所には別の専用スリッパがあり、履き替えること。
 6)【L3】このような(09)=家の中に入るときは靴を脱ぐ、畳の座敷に上がるときはスリッパを脱ぐ、便所に入るときは専用のスリッパを掃く。
2.接続詞を考える。
 1)【L1】ところが(一六〇03)
  ・逆接
  ・日本の建築では、内部は自然に外部につながっている。
  ・住まい方において、内と外を厳しく区別する。
 2)【L1】もちろん(10)
  ・補足。
  ・日本は家の中に入るとき靴を脱ぐ。
  ・西欧社会でも、家に帰ると内履きに履き替える。
 3)【L1】だが(13)
  ・逆接
  ・西欧では、客が靴のまま家に入っても怪しまない。
  ・日本では、お客に対して靴を脱ぐことを当然のこととして要求する。
 4)【L1】だが(一六一03)
  ・逆接。
  ・客に対して室内用スリッパを提供する。
  ・畳の座敷に上がるときに再び脱がされる。
 5)【L2】あるいは(05)
  ・並列。
  ・畳の座敷に上がるときに再び脱がされる。
  ・便所には専用のスリッパがあり、履き替える。
 6)【L1】つまり(10)
  ・換言
  ・心理的なもの
  ・意識の問題、価値観の問題。
3.【L2】内部と外部が連続している、内と外を厳しく区別するを一言で言い換えると。
 ・空間構造と行動様式。
 【注】第一段落の評論の目的に帰る。
4.【L1】行動様式の原因は。
 ・心理的なもの、意識の問題、価値観の問題。
 【注】次の段落で心理的なものを考える。
 
第五段落(一六一12〜一六二07)

1.【L1】何を問題にしているか。
 ・聖なる空間。
2.【L1】西欧と日本の聖なる空間の例は。
 ・西欧=教会堂。
 ・日本=神社。
3.【L1】共通点は。
 ・聖なる空間を大切にする習慣があって、立派な建物が建てられる。
4.【L1】相違点は。
 ・西欧の教会=壁によって内外の区別がはっきりしている。
 ・日本の神社=物理的には境界として役に立たない鳥居がある。
5.【L1】なぜ、鳥居が境界になり得るのか。
 ・鳥居をくぐれば神の空間であるという意識があるから。
6.【L1】同じようなものは。
 ・関守石。
7.【L2】鳥居や関守石は何の例として挙げているか。
 ・生活様式が心理的なもの、意識の問題である。
8.指示語を考える。
 1)【L1】これ(一六二03)=十文字に縄をかけた小さな石。
9.接続語を考える。
 1)【L2】だが(一六一13)
  ・逆接。
  ・西欧も日本も聖なる空間を大切にし立派な建物を建てる。
  ・西欧の境界は壁によって内外が明確であるが、日本の鳥居は内外が明確でない。
 2)【L1】つまり(16)
  ・換言。
  ・鳥居は物理的には役に立たない。
  ・意識の問題である。
 3)【L1】だが(一六二05)
  ・逆接。
  ・立ち入り禁止のしるしである。
  ・物理的には何の障害にもならない。
 
第六段落(一六二08〜おわり)

1.【説】鳥居や関守石など目に見えない内外の区別が成立するには、共通の理解が必要である。
2.【L1】その共通の理解を持った集団、共同体を何と言うか。その外にいる者は。
 ・身内。仲間。
 ・よそ者。
3.【L2】身内の範囲は。
 ・家族、地域社会、職場の組織。
4.【L1】身内が成立する条件は。
 ・ある関係性の中で成立する。
5.【L1】なぜ、身内という概念が分かりにくいのか。
 ・関係性は時によって変わるから。
6.【L2】どのような関係性があるか。
 ・空間的な内部。
 ・人間同士の関係性。
  「身内」
 ・時間の広がり。
  「朝のうち」
7.【L1】住居の空間についてはどうか。
 ・同じ部屋が、外から見れば客間、夜になれば寝室になる。
8.【L1】関係性の広がりを何と言うか。
 ・「間」。
9.【L1】それぞれの広がりを「間」で表現すると。
 ・空間の広がり=広間、客間。空間。
 ・時間の広がり=昼間、晴れ間。
 ・人間関係の広がり=仲間。人間。世間。
10.【L1】「間合い」とは何か。
 ・日本人の行動様式の原理。
11.【L1】間合いの計測に失敗するとどうなるか。
 ・間が悪い、間違い。
12.【L1】結論は。
 ・「間」の感覚は日本人の美意識や倫理と深く結びつき、「間」の感覚の本質と構造を解明することが日本文化の解明の鍵になる。
13.指示語を考える。
 1)【L3】このように(一六二08)=鳥居が聖なる空間の境界を示したり、関守石が立入禁止のしるしになること。
 2)【L2】その(10)=共通の理解を持った集団や共同体。
 3)【L1】それ(12)=身内。
 4)【L1】そのこと(14)=身内はある関係性の中で成立すること。
 5)【L1】そのような(一六三07)=人間や時間との関係で意味を変える。
 6)【L1】そのような(11)=人間や時間との関係で意味を変える。
 7)【L1】その(12)=間合い。
 8)【L1】それ(15)=「間」の感覚。
14.接続詞を考える。
 1)【L1】つまり
  ・換言。
  ・そのような関係性。
  ・間合い。


























「間」の感覚 学習プリント   組  番 氏名
 
学習の準備
1.読み方を書きなさい。

 華麗  葬送  投機  屏風  襖  花瓶  生ける  百合  花菖蒲 遮蔽物  媒介  下駄  草履  慌て  荘厳

2.語句の意味を調べなさい。
投機
モニュメント
媒介


学習のポイント
1.住居の構造や空間構成に見られる日本とヨーロッパの違いは、何に反映しているか理 解する。
2.花を愛好することの、西洋と日本の共通点と相違点を理解する。
3.花の静物画の、西洋と日本の共通点と相違点を理解する。
4.風景画の、西洋と日本の共通点と相違点を理解する。
5.日本の建築の構造、中間領域の特徴を理解する。
6.建築物の、西洋と日本の共通点と相違点を理解する。
7.日本の住居の行動様式の特徴を理解する。
8.日本の内と外の区別の心理的な特徴を理解する。
9.聖なる空間の、西洋と日本の共通点と相違点を理解する。
10.日本人の「うち」意識を成立と問題点を理解する。
11.「間」の感覚と住居の構造や住まい方の関係を理解する。